ビデオリサーチインタラクティブ、2006年度のインターネット広告出稿動向調査結果を発表
2006年度(4月~3月)のインターネット広告出稿の動向をまとめました
2006年度下半期は、「輸送機器・自動車」「コンピュータ・OA機器」の出稿量が伸張。
一方、「水産・食品・飲料」「金融・保険業」の出稿量は減少傾向に。
インターネット利用状況を調査している株式会社ビデオリサーチインタラクティブ(本社:東京都千代田区、社長:荻野欣之(おぎのよしゆき))は、2006年度(2006年4月~2007年3月)のインターネット広告出稿の動向をまとめました。
主なポイントは次の通りです。なお、データの詳細につきましては弊社ホームページ(下記URL)をご参照下さいますようお願いいたします。
(URL:http://www.videoi.co.jp/release/20070611.html)
データは、当社のインターネット広告データベースサービス「Web Ads Report Advance」(※)をもとにまとめたものです。
<主なポイント>
●2006年度に出稿されたバナー広告の推定インプレッション総数は、約369億インプレッション。
上半期・下半期とも推定インプレッション総数は180億台であり、大きな変動はなかった。
●2006年度の業種別(大分類)シェアは、「IT業種」が34.3%、「製造業」が20.2%で、両業種が全体の過半
数を占める。
2006年度シェア5%以上の業種別(中分類含む)に、下半期の出稿量増減をみると、
・対上半期比120%以上の業種:「輸送機器・自動車」「コンピュータ・OA機器」「その他のサービス計」
・対上半期比80%未満の業種:「水産・食品・飲料」「金融・保険業」
となっている。
●商品種類別の2006年度出稿量をみると、「人材派遣・人材斡旋会社」が約28億インプレッションで最も多く、「オークション」「航空」「普通自動車」「コンピューター機器」がそれに続く。
●なお、「Web Ads Report Advance」において、2006年度にデータベース化したバナー広告の総数は、広告主数が計2,436社、銘柄数が計4,932銘柄、素材数が計33,539件にのぼる。
注)ここまでの数値はすべて、自宅内PCインターネット利用者による推定値
(※)◆『Web Ads Report Advance』の概要
■調査対象ページ(注)
主要メディアサイト89サイト/201ページ(2007年3月末時点)
■調査方法
調査対象ページに対して、毎日1時間ごとに最大10回ブラウジングし、出稿広告素材(バナー広告/テキスト広告)を取得し、データベース化
■推定インプレッション数算出方法
取得した広告素材の出現確率と、インターネット・オーディエンス・データ『Web Report』の当該ページ推定PVを掛け合わせて算出
■主なメニュー
・広告主別/銘柄別/素材別の推定インプレッション数集計機能
・広告主別/銘柄別/素材別の推定広告費換算機能
・調査対象ページ別の出稿広告主名/銘柄名/素材の検索・集計など
■提供方法
ASP形式にてWeb上で提供
(注)2007年4月1日より、調査対象ページを下記のように大幅増加しています。
1)主要メディアサイト89サイト/約450ページにて調査実施
2)主要ポータルサイトニュース記事中面を月間延べ2万ページ以上で調査実施
◆ビデオリサーチインタラクティブ
ビデオリサーチインタラクティブはインターネットオーディエンス測定事業、インターネット広告の第三者配信事業を中核に調査事業全般を展開しております。
インターネットオーディエンス測定事業の中心は「Web Report」というインターネットオーディエンスデータの提供です。日本のテレビ視聴率を提供しているビデオリサーチのノウハウを継承し、日本のインターネット利用動向情報を2000年からご提供しております。
*詳細は添付資料をご参照ください。