森永乳業、ヒト試験でアロエベラゲルの血糖値改善と体脂肪量減少作用など研究成果を発表
<速報> 森永乳業株式会社 食品基盤研究所より
アロエベラゲルの血糖値改善および体脂肪量の減少作用に関するヒト試験結果について
第41回日本成人病(生活習慣病)学術集会(2007年1月13~14日)発表内容のご報告
森永乳業はこのたび血糖値の高めの方[※1]のアロエベラゲル摂取による空腹時血糖値、糖化ヘモグロビン値[※2]の改善および体脂肪量減少作用をヒト試験により明らかにしました。この研究結果を2007年1月13日~14日に開催される「第41回日本成人病(生活習慣病)学術集会」(日本都市センター会館[東京都千代田区])で発表いたします。
アロエベラゲルは、アロエベラの食用として認められている葉肉部分で、アロエヨーグルトなどの食品素材として広く利用されています。なお、アロエベラゲルの血糖値、糖化ヘモグロビン値の改善作用については第40回日本成人病(生活習慣病)学術集会(2006年1月14日~15日)にて糖尿病モデル動物での試験および血糖値の高めの方を対象としたヒト試験(パイロット試験)を発表しております。また、日本肥満学会(2007年10月27日~28日)にて肥満動物モデルでの内臓脂肪減少作用を発表しております。
今回は、血糖値の高めの方を対象としたヒトでのアロエベラゲル摂取による空腹時血糖値、糖化ヘモグロビン値の改善および体脂肪量減少作用について、プラセボを対照とした3用量並行群間比較試験により検討しました。
※1.血糖値の高めの方とは?
糖尿病学会の基準により、空腹時血糖値が境界型(110mg/dL~125mg/dL)である方。
※2.糖化ヘモグルビン値とは?
赤血球中のヘモグロビンのうち、グルコースと結合しているヘモグロビンの占める割合を示します。直近1~2ヶ月の血糖値の状態を示す値で、食事や運動によって簡単に変動しないため、血糖値のコントロール状況をはかるのに有効な指標の一つとされています。ヘモグロビンA1cともよばれており、この数値が高いと体内での血糖値のコントロールが不十分な状態にあるといえます
【 第41回日本成人病(生活習慣病)学術集会発表予定内容 】
添付資料をご参照ください。