インサイトテクノロジー、情報漏洩監視システム「PISO Ver3.1」を発表
Microsoft(R) SQL Server(TM)の監査を強化する「PISO(TM) Ver3.1」を発表
~マルチ・データベース対応への第一弾~
株式会社インサイトテクノロジー(本社:東京都 渋谷区、代表取締役社長:石井 洋一、以下:インサイトテクノロジー)は、Microsoft(R) SQL Server(TM)の監査を強化する「PISO(TM) Ver3.1」を2007年3月23日より出荷します。
「PISO(TM)」は2004年にデータベースセキュリティ市場に投入し、国内で約100社350ライセンスの出荷を達成しました。「PISO(TM) Ver3.1」では、多くのお客様からの要望が強い「Microsoft(R) SQL Server(TM)」を、監査対象データベースに追加しました。これにより、Oracle Database、Microsoft(R) SQL Server(TM)が混在する企業のデータベース環境を統合して監査することが可能になりました。
「PISO(TM) Ver3.1」は、Microsoft(R) SQL Server(TM)から監査ログを取得する際に課題となる、パフォーマンス劣化を自動制御する機能を実装しました。Microsoft(R) SQL Server(TM)から監査ログを取得する場合、Microsoft(R) SQL Server(TM)のProfiler機能を必須とします。しかし、Profiler機能を無制御で利用すると、パフォーマンスを劣化させる可能性があります。「PISO(TM) Ver3.1」は、Profiler機能によって、パフォーマンスに影響を及ぼす状態を事前に検知し、自動抑制することが可能になりました。また、Microsoft(R) SQL Server(TM)が提供する内部ファンクションを使用し、監査ログをメモリ上から取り出し、監査ログ管理サーバにHTTP転送することで、パフォーマンス劣化を軽減しています。
PISO(TM)は、マルチ・データベース対応に向けて対応プラットフォームを随時追加する予定です。
■Microsoft(R) SQL Server(TM)環境で利用できるPISO(TM)の機能
●監査ログの記録
-データベースへ与える負荷を最小限にして監査ログを記録
・Profiler設定機能
・パフォーマンスに応じたProfilerの自動調整機能
●不正アクセスのリアルタイム監視
-定義したアクセスルール違反をリアルタイムに検知
●監査ログの追跡
-監査ログを任意の条件で抽出し、時間帯、処理件数、データベースユーザごとに追跡
●監査ログの分析・レポート
-監査ログを多角的に分析し、監査レポートを作成
■Microsoft(R) SQL Server(TM) 稼働環境
●OS
・Microsoft(R) Windows Server(TM) 2000 Standard/Enterprise Edition Service Pack4以降
・Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 Standard/Enterprise Edition Service Pack1以降
●Database
・Microsoft(R) SQL Server(TM) 2000 Standard Edition Service Pack2以降
・Microsoft(R) SQL Server(TM) 2000 Enterprise Edition Service Pack2以降
*「PISO(TM)」とは
「PISO(TM)」は、情報資産の安全性を確保するための情報漏洩監視システムです。データベースへのアクセスを記録し、不正アクセスを警告することで生まれる抑止力が、企業の情報資産を守ります。また、監査証跡となるアクセスログを迅速に追跡できるため、情報が安全に扱われていることを証明し、万が一、情報漏洩が発生した場合でも、早期に証拠を特定することができます。
PISO(TM)の詳細は http://www.insight-tec.com/products/service_piso.html からご覧頂けます。
*株式会社インサイトテクノロジーについて
Oracleデータベースのプロフェッショナル集団として1995年7月7日に設立。Oracleの運用管理ツール「Performance Insight(R)」や、Oracle情報漏えい監視システム「PISO(TM)」の開発・販売を始め、Oracleのパフォーマンスチューニングや、データベース設計から運用まで一貫したコンサルテーションを国内外に提供しています。