テルテン、企業サイトや個人ブログ上の画像・テキストなど不正使用を保護するサービスを開始
企業サイト、個人ブログの著作権保護ソリューションを提供
画像・テキスト・フラッシュなど全コンテンツをページ単位で保護
― ベータ版を3月末にサービス開始 本サービス提供は5月から -
デジタル著作権保護技術のテルテン株式会社(本社;東京都千代田区、代表取締役:滝澤 伸行)は、企業サイトや個人ブログ上の画像、テキスト、フラッシュやシステム管理側ページに至るまでインターネット上のコンテンツを不正使用から保護できるサービスを2007年5月から開始します。本サービスはページ単位での利用が可能で、個人に対しては無料、企業サイトに対しては1ページ月額500円(税別)で提供します。まずは、3月末からβ版を配布します。
これまでインターネットセキュリティーは、ウィルス、スパムメール、フィッシングなど「受け手としてのセキュリティー」に特化されてきましたが、ここ数年のブログ、SNSの台頭で個人も情報発信者となりうる環境が整い「発信者としてのセキュリティー」環境が求められています。しかしながら現状では、個人の発信する画像、テキストを無断転用などから保護する環境は整っておらず、小学校教諭による死亡児童画像の悪用や、病気児童の募金サイトからの画像流出、悪用などの事件も起きています。
本サービスは、企業、個人が安全に情報を発信できる環境をホームページ1ページ単位で設定できるシステムとなっており、具体的にはホームページ作成言語HTML内に独自のJAVAスクリプトを設定するだけで利用できます。本サービスを利用することにより閲覧者はページの閲覧以外の行為、つまりページ印刷、画像テキストのコピーペースト、ソースの閲覧、プリントスクリーン、保存機能を実行することができなくなります。また、企業においては個人情報の流出のほとんどが従業員等関係者の不正が原因とされており、インターネット上で稼動しているシステムの管理者側のセキュリティー環境整備の手段としても有効です。
テルテンが本年1月26日に発売を開始した「WebShell(ウェブシェル)」はマイクロソフト社の最新テクノロジー「ActiveX」を基に開発し、インターネット上のコンテンツ、プログラムの保護を可能としました。「WebShell」はサーバ単位での導入でしたが、今回はこの技術を応用したサービスとなります。
本サービスの概要は以下のとおり。
●機能
・クリップボードコピー防止(ブラウザ上のテキストおよび画像を保護)
・画面キャプチャー防止(同上)
・キャッシュ上の保護(テンポラリーインターネットファイルを保護)
・印刷、ソースの表示、画像、テキストの保存を防止
●設定方法
WebページのHTMLタグにActiveXコントロールを呼び出すJavaスクリプト構文を加筆
●対応ブラウザ:IE5.5以上
非営利目的の個人に対しては無料で提供し、法人に対しては1ページ月額500円(税別)で提供し、10ページ以上、6ヶ月からの利用となり、その後は3ヶ月単位で継続して利用できます。初年度の目標は1億円です。