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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'02.23.Sun
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2007'04.04.Wed

アンリツ、計画測定エディタ機能搭載のレポート作成ソフト「MX900000A」を開発

光パルス試験からレポート作成までを単純化
レポート作成ソフトウェアMX900000A


 アンリツ株式会社(社長:戸田博道)は、光ファイバの施工・保守用光パルス試験器であるアクセスマスタMT908xシリーズに対応したレポート作成ソフトウェアMX900000Aを開発。
 MX900000AはWindowsXP、Windows2000搭載のPC上で動作するソフトウェアです。業界で初めて、「計画測定エディタ機能」を搭載。最大1500心(※1)の光ファイバ測定条件(心線名、測定距離レンジ、測定波長など)の事前設定が行え、測定計画ファイルを作成できます。このファイルをアクセスマスタに読み込むことで、アクセスマスタの画面に事前に設定した光ファイバの心線名を一覧で表示。測定したい光ファイバの心線名を選択するだけで、光ファイバの施工・保守時に実施される光パルス試験が行えます。さらに、MX900000Aを実装したPCに測定完了後の計画ファイルを読み込むだけで、試験データの抽出が可能。波形解析や工事証明に必要なレポートが自動で作成できます。
 MX900000Aとアクセスマスタを併用することで、従来、測定現場で光ファイバごとに行われていた測定条件設定やレポート作成時の手入力が不要となり、光ファイバの施工・保守作業の効率化に貢献いたします。

アクセスマスタMT908xシリーズ
 光ファイバの施工・保守用ハンドヘルド測定器。2.2kgの小型筐体に、OTDR(※2)、OPM(※3)、LS(※4)、VLS(※5)(オプション)、IP試験機能(オプション)を搭載し、光ファイバの施工、保守業務に必要な測定が1台で可能。特に、OTDRは1m以下(フレネル)短デッドゾーン(※6)を達成しており、近距離光ファイバの障害解析に最適です。アクセスマスタは、MT9080Aシリーズ、MT9081Aシリーズ、MT9082Aシリーズから構成されます。

[開発の背景]
 2006年9月末で700万件契約を超えたFTTHサービス(総務省発表)は、2007年度中に1000万件に達する勢いで拡大しています。企業、SOHO、一般家庭など様々な場所で光ファイバによる情報通信ネットワークが利用されている今日、光ファイバの施工、保守作業は増大の一途をたどり、一日で測定される光ファイバの数は、数十から時には100心以上にも及んでいます。
 光ファイバの施工・保守業務では光パルス試験器による波形解析が必須ですが、これまでは測定対象の光ファイバごとに、心線名や測定距離レンジ、測定波長など各種条件を現場で設定することが必要でした。
 また、測定結果のレポート作成も手作業で行わなければならず、光ファイバの施工・保守に必要な一連の作業を効率化できるソリューションが強く求められていました。
 そこでアンリツは、業界で初めて、最大1500心の光ファイバの心線名、測定距離レンジ、測定波長など各種測定条件をPC上で事前に設定することができるレポート作成ソフトウェアMX90000Aを開発いたしました。MX900000Aで作成した測定計画ファイルをアクセスマスタに読み込むことで、アクセスマスタの画面に事前に設定した心線名を一覧で表示。測定したい心線名を選択するだけで、光パルス試験が行えます。さらに、MX900000Aを実装したPCに測定完了後の計画ファイルを読み込むだけで、試験データの抽出が可能。波形解析や工事証明に必要なレポートが自動で作成できます。

[製品概要]
 レポート作成ソフトウェアMX900000Aは、WindowsXP、Windows2000搭載のPC上で動作するソフトウェアです。計画測定エディタ機能を搭載しており、これまで測定現場で行われていた光ファイバごとの心線名、測定距離レンジ、測定波長など各種測定条件設定がPC上で可能。最大1500心の光ファイバの測定計画が事前に作成できます。MX900000Aで作成した測定計画ファイルをアクセスマスタMT908xシリーズに読み込むと、アクセスマスタの画面に事前に設定した光ファイバの心線名が一覧で表示されます。表示された心線名の中から測定したい光ファイバの心線名を選択するだけで、光パルス試験が行えます。さらに、MX900000Aを実装したPCに測定完了後の計画ファイルを読み込むだけで、試験データの抽出が可能。波形解析や工事証明に必要なレポートが自動で作成できます。

[主な特長]
■計画測定エディタ機能搭載―最大1500心の光ファイバの測定条件設定が可能―
 光ファイバの測定条件(心線名、距離レンジ、測定波長など)をPC上で設定できる「計画測定エディタ機能」を搭載。最大1500心の光ファイバの測定条件設定が可能です。これにより、測定現場での煩雑な設定が不要となり、測定条件の誤設定を軽減できます。

■レポート作成ウィザード
 光パルス試験データを読み込んでレポートを作成します。対話形式により、初心者でも簡単にレポートを作成することができます。

■コメントエディタ
 複数の光パルス試験データの一括編集が可能。編集作業を効率化できます。

■ファイル検索
 測定条件や担当作業者名などの条件で測定ファイルを検索することが可能。解析したいファイルを簡単に見つけることができ、波形解析作業が効率良く行えます。

■最大16波形の同時表示が可能。
 最大16波形を同時に表示。波形の比較ができ、多心ファイバの評価や経時変化による光ファイバの異常個所の分析が行えます。

[対象市場・用途]
□光回線工事業者、光回線保守業者、FTTHサービスプロバイダによる光ファイバの施工・保守

[営業情報]
□販売開始 :平成19年4月5日
□販売台数 :2007年度500台(初年度1年間、国内のみ)
□価格    :レポート作成ソフトウェアMX900000A 10万円

         <アクセスマスタMT9082Aシリーズ 代表モデル>
          アクセスマスタMT9082A-053:90万円


[用語解説]

(※1) 心
 光ファイバの単位。

(※2) OTDR:光パルス試験器
 レーザ光を使って敷設した光ファイバの特性(ファイバ長、損失、接続個所の位置)を測定することができます。

(※3) OPM
 Optical Power Meter。光のパワーや損失を測定します。

(※4) LS
 Light Source。光ファイバケーブルの損失を測定するための光源。

(※5) VLS
 Visual Light Source。光ファイバケーブルの目視による心線対象に使用します。

(※6) デッドゾーン(フレネル)
 OTDRの分解能を評価する尺度の一つ。コネクタ接続など、反射性の接続個所2個所が分離できる最小の単位。デッドゾーンが短いほど、光ファイバの接続位置評価に有効です。

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