タツタ電線、光ファイバー加工部品の生産・開発設備を増強
光ファイバ加工部品の生産・開発設備増強について
タツタ電線(株)(本社:大阪府東大阪市)は、市場の拡大するオプトエレクトロニクス分野での事業の強化を図るため、福知山工場において、光ファイバ加工部品の生産・開発設備の増強に着手しました。詳細は下記のとおりであります。
記
1.オプトエレクトロニクス分野での事業拡大の考え方
ファイバ型のカプラ、コンバイナー、FBG(ファイバブラッググレーティング)、ポラライザーなど、可視光域を含む波長帯域を対象とする特殊な光ファイバ加工製品群をタイムリーに市場投入することにより、これまでの通信市場にとどまらず、RGB 合波など各種新規用途の立ち上がりが期待されているオプトエレクトロニクス分野での事業拡大を目指している。
2.生産・開発設備増強の狙い
オプトエレクトロニクス分野では、ますます光ファイバ加工部品への期待が高まるとともに、高機能化、高信頼性確保、開発・量産化のスピードアップ等の要求が強くなってきている。当社ではこれに対応するため、光ファイバ加工部品専用工場を新設するとともに、開発設備、測定・評価機器などの整備充実を図り、市場の要求、スピードに対応できる光ファイバ加工製品群の生産開発体制を整える。
3.具体的な生産・開発設備増強の内容
1)設備投資の内容福知山工場内での、光ファイバ加工部品専用工場の新設と、各種光ファイバ加工設備、測定・評価機器類の段階的な導入。
2)投資額市場の成長にあわせ、今後約3年間で総額約10億円の投資を計画している。今回はその第一期分として約3億円を投資する。
3)生産能力代表的な製品換算で年間約10万個の生産能力。(第一期計画)
4)稼動時期本年10月に本格稼動の予定
以 上