東芝、携帯機器向け16GB組み込み型NAND型フラッシュメモリーを製品化
携帯機器向け大容量組み込み型NAND型フラッシュメモリの製品化について
― 業界最大16ギガバイト、制御機能付き ―
当社は、携帯電話やビデオカメラなどの携帯機器向けに、大容量16ギガバイトの組み込み型NAND型フラッシュメモリを製品化し、本年第2四半期にサンプル出荷を開始します。
これに先立ち、8ギガバイト品を今月よりサンプル出荷を開始し、第3四半期から量産します。
新製品は、標準の小型パッケージに先端技術56nmプロセスによるNANDチップ8枚とコントローラチップを納めた制御機能付メモリで、同種製品で業界最大容量を実現するとともに、機器メーカーによる新規開発の負荷を軽減します。
また、高速メモリカード規格のMMCA Ver. 4.2*1などに準拠しており、ユーザーは組み込みMMCメモリ(eMMC(TM)に準拠)*2として容易に機器に導入できます。
容量は、ニーズに応じて、1ギガバイトから16ギガバイトの5種類を展開します。
当社では、ユーザーによるメモリインターフェイスのハード・ソフト開発の負荷を軽減する制御機能付メモリの需要拡大を受け、これまで、NAND利用の基本制御機能を取り込んだ「LBA-NAND(TM)」メモリや、SDインターフェイスを持つ大容量の「GB-NAND(TM)」メモリを提供してきました*3。
今後、今回のeMMC(TM)タイプもラインアップに加え、本分野をさらに強化していきます。
*1 MMCA Ver. 4.2:MMCA(MultiMediaCard Association)が規定するメモリカード標準規格の一つ
*2 embedded MultiMediaCard : MMCAの規格に準拠した組み込みメモリ。eMMC(TM)はMMCAの商標です。
*3 LBA-NAND(TM)、GB-NAND(TM)は東芝の商標です。
*以下、詳細は添付資料をご参照ください。
■新製品についてのお客様からのお問い合わせ先:
セミコンダクター社 メモリ事業部 ファイルメモリ営業担当 03-3457-3420
以 上