キリン、中国・上海エリアでプレミアムビール「沁 麒麟(ちん きりん)」を発売
上海エリアでキリンブランドの新ビール「沁 麒麟(ちん きりん)」を発売
~一番搾り製法を生かし、澄んだ味わいの新プレミアムビールを提案~
キリンビール株式会社(社長 加藤壹康)のグループ会社である麒麟(中国)投資有限公司(上海市、董事長 西村慶介)は、上海エリアでは4年ぶりのプレミアムビール新商品「沁 麒麟(ちんきりん)」(600mlびん)を4月下旬より発売します。グループ会社である麒麟酒(珠海)有限公司(広東省珠海市、董事長 西村慶介)で製造し、麒麟(中国)投資有限公司で販売します。
これにより、長江デルタ地域においては現在展開しているフラッグシップブランド「一番搾酒」と、2006年12月に資本参加した杭州千島湖酒有限公司の「千島湖」ブランドに、新たに「沁 麒麟」が加わることで商品ラインアップを拡充し、中国市場での攻めの体制を強化します。
中国における重点地域の一つである長江デルタ地域は、国民1人当たりのビール消費量が多く、高い経済成長を継続しています。特に消費の中心である上海エリアでは、飲食店でビールとともに上質な時間を楽しむという飲用スタイルが定着しており、プレミアムビールにふさわしい市場環境が整っています。当社は、2年をかけて市場調査と味覚調査を行った結果、上海エリアのお客様が求める嗜好を“都会的で繊細な味覚”と定義し、当社独自の一番搾り製法を生かした新プレミアムビール「沁 麒麟」を開発しました。
「沁 麒麟」は、一番搾り麦汁由来のまじりっけないうまみと適度な甘みが調和した、澄んだ味わいが特長の高品質なビールです。「沁 麒麟」という商品名には、「人の心に深く沁みこむ」という意味がこめられています。急速な経済成長を続ける上海の激流の中にあっても、ビールを飲む時間だけはリラックスしてゆったりと楽しんでいただきたいという気持ちを込めて、ラベルデザインは緩やかな水の流れをモチーフにしました。キャッチコピーは「沁人心(ちんれんしんぴ)」。心に沁みわたる澄みきった味わいが飲む人の純粋な心を解き放ち、大切な人との絆を深めるのにぴったりのビールであることを表しています。
販売価格はプレミアム価格帯(※)で、主に上海市の外食市場での展開を図ります。また、発売時には飲食店でのトライアル喚起の販売促進活動に集中し、一人でも多くのお客様に「沁 麒麟」を飲んでいただくことを目指します。
(※) 上海の外食市場においては、エコノミー(3~5元)、メインストリーム(6~10元)、プレミアム(10~12元)、スーパープレミアム(13元以上)の4階層に分けられる。
キリングループは「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案する企業グループとして、酒類・飲料・医薬事業を中心に中国をはじめとしたアジア・オセアニアのリーディングカンパニーを目指します。
記
<「沁 麒麟」商品概要>
1.商品名 「沁 麒麟」(ちん きりん)
2.発売時期 2007年4月下旬から順次発売
3.発売地域 中華人民共和国 上海市 浙江省から展開
4.商品特長 一番搾り麦汁由来のまじりっけないうまみと、適度な甘みが調和した、澄んだ味わいのプレミアムビール
5.価格帯 プレミアム価格帯(飲食店価格で1本あたり約12元程度)
6.発売品種 600mlびん(12本入り1ケースの化粧箱入)
7.販売目標 約30万ケース(2007年間、600mlびん12本/1ケース換算)
以上