NTTコム、企業向け「統合VPN」アプリケーションサービスを拡充
「統合VPN」アプリケーションサービスの拡充
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、企業向けVPNサービスで利用可能なオンライン型アプリケーションサービス「統合VPN」アプリケーションサービスのアクセス回線について、平成19年4月24日よりGroup-VPNに加えてArcstar IP-VPNにも対応し、利便性の向上を図ります。
また、アプリケーションのラインナップ充実をはかるため、ビジネスパートナーと協業していきます。なお、4月よりNECインフロンティア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長:木内 和宣、以下:NECインフロンティア社)が、本スキームを利用して外食産業向けトータルソリューションサービス「FoodFrontia Pro」のASPサービス※1を開始します。
1.「統合VPN」アプリケーションサービスの拡充について
(1)サービス概要
「統合VPN」アプリケーションサービスのアクセス回線が、Group-VPNに加え、Arcstar IP-VPNにも対応し、導入できるお客さまの対象が拡大します。
(2)提供メニュー
「VPNストレージ」、「VPNセキュリティ 検疫ネットワーク」、「VPNセキュリティ PCパトロール」
(3)提供料金
http://www.ntt-vpn.com/application/index.htmlを参照ください。
(4)受付開始日
平成19年4月24日
2.アプリケーション接続サービス※2を活用したパートナーとの協業について
今までは、アプリケーションサービスを展開するには、利用するお客さまのネットワークごとにアプリケーションサーバを構築する必要がありました。アプリケーション接続サービスを利用することで、ビジネスパートナーはネットワーク側に共有サーバを構築するだけで、NTT ComのVPNサービスとあわせて自社のアプリケーションサービスを展開することができます。
なお、「FoodFrontia Pro」は、NECインフロンティア社が外食産業向けに提供するトータルソリューションサービスで、お客さまの各店舗に導入したブロードバンド回線を利用し、POSデータのリアルタイムでの把握や基幹システムとの連携など、スピーディーな店舗経営を行うための店舗業務管理をサポートします。
NECインフロンティア社がNTT Comのアプリケーション接続サービスを利用してASPサービスを提供することで、お客さま向けにASPサーバを個別に提供する必要がなくなり、またお客さまも運用面における人的・費用的負担を軽減することができます。
3.今後の展開
「e-VLAN」や「OCN-VPN」など、その他VPNサービスからも各種「統合VPN」アプリケーションサービスの利用を可能にする予定です。
また、「統合VPN」アプリケーションサービスのサービスラインナップも順次拡大していきます。
(参考資料)別紙:「統合VPN」アプリケーションサービスの概要
※1 「FoodFrontia Pro」ASPサービス:http://www.necinfrontia.co.jp/company/press/2007/070423.htmを参照ください。
※2 アプリケーション接続サービス:NTT Comが提供する「統合VPN」上でアプリケーションを提供するプラットフォーム。お客さまは、NTT Comのアプリケーションサーバを共有利用することができるため、コストを抑えつつ、手軽に各種業務アプリケーションの導入が可能になります。(http://www.ntt.com/release/2006NEWS/0010/1011.html)
※3 POS:売上時点情報管理システム。レジスター機能により商品の販売時点で情報を記録するシステム。