新日鉄、インドネシアの鋼管製造・販売子会社が本格生産開始
インドネシア・ニッポン・スチール・パイプ(PT. Indonesia Nippon Steel Pipe)の生産本格化について
タイ・インドネシアを中心とする自動車用鋼管の需要増に対応するため、タイに拠点をおくサイアム・ニッポン・スチール・パイプ(Siam Nippon Steel Pipe Co.,Ltd. 当社出資60.8% 以下SNP)のインドネシアにおける鋼管製造・販売子会社として設立したインドネシア・ニッポン・スチール・パイプ(PT.Indonesia Nippon Steel Pipe 以下INP)は、本年1月に生産を開始いたしましたが、今般、主要需要家各社からの材料承認の取得を完了し、4月より本格営業生産に移行いたしました。
インドネシアの自動車の生産販売台数は、原油価格の高騰を背景としたガソリン小売価格の値上がり等の影響による昨年の低迷から回復してきており、とりわけ二輪車については、対前年を上回る販売が続いております。
今後は、タイのSNPから順次生産を移管してINPでの生産を拡大し、インドネシアに進出している日系自動車・部品メーカーを中心とする需要家各社の増産・即納要請に対応してまいります。
INPでの生産本格化により、SNPと連携した、成長著しい東南アジア各地向け自動車用鋼管需要に機動的に対応できる事業体制が構築され、当社の自動車用鋼管分野における総合的な営業力の更なる強化が図れるものと考えております。
記
<インドネシア・ニッポン・スチール・パイプの概要>
(※ 関連資料を参照してください。)
<参考:サイアム・ニッポン・スチール・パイプの概要>
(※ 関連資料を参照してください。)
以上