デザインエクスチェンジ、黒澤プロダクションと故黒澤明監督の生誕100年記念事業で提携
株式会社黒澤プロダクションとの共同事業についてのお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、株式会社黒澤プロダクション(神奈川県横浜市:代表取締役 黒澤久雄)より下記の権利を取得し、共同事業を行っていくことについて合意することを決議しましたので、お知らせいたします。
記
1.共同事業の内容
わが国が世界に誇る映画界の巨匠、故黒澤明監督の生誕100周年は3年後の平成22年にあたります。本件に関しては、日本のみならず海外でも種々のプロジェクトが行われるものと思われます。当社といたしましては、平成19年3月29日開催の定時株主総会で故黒澤明監督のご子息の黒澤久雄氏を社外取締役に迎え、当社の持つコンテンツ事業との相乗効果を企図しつつ、故黒澤明監督が残された財産としてのコンテンツを、この機会をとらえて大きなビジネスにすべく検討を重ねてまいりました。
その結果、故黒澤明監督作品に関するリメイク(再映画化その他)の取りまとめの窓口権、および黒澤明監督生誕100年を記念して開催を予定している「AK 100 Project」にかかわるイベント全般の窓口権を当社が取得することによって、故黒澤明監督関連のコンテンツビジネスを株式会社黒澤プロダクションと共同で推進していくことを合意いたしました。
2.取得する権利の内容
(1)故黒澤明監督が単独または共同で書いた脚本71作品のリメイク(再映画化その他)取りまとめ窓口権(ただし現在第三者に許諾している数作品については、許諾期間終了後に取りまとめ窓口となります。)
(2)「黒澤明監督生誕100年記念事業(AK 100 Project)」にかかわるイベント全般の窓口権(ただし現在既にスタートしているイベント事業、もしくは仕掛かり中のイベント事業については、これを妨げるものではありません。)
これら故黒澤明監督による作品については、平成22年の生誕100周年に向けて、日本および海外で関心が高まり、再映画化等の希望が増えることが予想されます。当社といたしましては、故黒澤明監督、株式会社黒澤プロダクション、同プロダクションのハリウッド現地法人 Kurosawa Enterprises USA Inc. およびご子息の黒澤久雄氏が、日本および海外(特にハリウッド)のエンターテインメント界に持つ幅広い人脈を利用させていただくことにより、現在のコンテンツビジネスの飛躍的拡大に加え、映画およびその周辺のビジネスに進出することが可能と考えます。これらは、大きな収益が期待できるだけでなく、当社が故黒澤明監督のコンテンツを取り扱うことにより世界的に知名度が向上し、当社のこれまでのビジネスとの相乗効果も期待できます。
また、「黒澤明監督生誕100年記念事業(AK 100 Project)」につきましても、当社の包括的業務提携先である株式会社産業構造総合研究所の協力も得て、収益を上げて行きたいと考えております。
3.取得する権利の対価
上記権利(1)と(2)の取得の対価として4億円
4.取得先の概要
会社名:株式会社黒澤プロダクション
住 所:神奈川県横浜市緑区霧ヶ丘三丁目2番1号
代表者:代表取締役 黒澤久雄
当社との関係:代表者である黒澤久雄氏は、当社の社外取締役であります。
5.業績に対する影響
事業計画の詳細については現在策定中であり、業績に与える影響は確定次第お知らせいたします。
以上