2007'04.26.Thu
三菱商事、三菱UFJ信託銀行と排出権信託契約の基本合意書を締結
2007年4月25日
三菱商事株式会社
排出権信託契約の基本合意ついて
三菱商事は、三菱UFJ信託銀行と「排出権信託契約」の協議のため、基本合意書を締結しました。排出権は、地球温暖化防止のために1997年に合意された京都議定書が定める温室効果ガスの排出枠ですが、小口の需要者には体制整備などが大きな負担となるため、これまで小口取引が十分に行なわれてきませんでした。今般、当社と三菱UFJ信託銀行は、こうした温室効果ガスの排出削減に関心のある小口の需要者のニーズに応えるべく、「排出権信託契約」の基本合意に至ったものです。
三菱商事では「市場メカニズムを使った地球環境と経済の共生の必要性」を認識し、早くから排出権取引に取り組んできました。日本は京都議定書において、1990年比で6%の温室効果ガスの削減義務がありますが、2005年時点では逆に8.1%増加しています。排出権の信託機能は、小口の需要者にとって足かせとなっていた排出権の管理業務負担を軽減するため、排出削減目標を持っている小口排出者の目標達成を後押しすることが期待されています。
当社は今後とも排出権ビジネスを着実に展開し、地球環境の改善に取り組んでいきます。
以上
(※参考資料あり)
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