ナブテスコサービス、台湾で鉄道事業の現地法人を設立
ナブテスコグループのナブテスコサービス株式会社が台湾で鉄道事業の現地法人を設立
ナブテスコ株式会社(本社:東京都港区、社長:松本 和幸)の子会社であるナブテスコサービス株式会社は、台湾での鉄道事業の拠点として4月16日、100%出資の現地法人「台湾納博特斯克科技股■有限公司」(Taiwan Nabtesco Service Co.,Ltd.)を設立しました。
*■は人偏に「分」という文字
事業目的は台湾での鉄道車両用ブレーキ装置、ドア開閉装置ならびに関連部品用補修部品の販売、技術サービスおよび修繕業務です。
近年、台湾国内では台湾国鉄の新型車両EMU700系をはじめ、台湾新幹線、台湾振り子電車、台北地下鉄等、新型鉄道車両の導入が進んでおりナブテスコ製品の採用が増加しています。そのため、現地での新型鉄道車両の性能試験や走行試験等の技術サービスの要求が増大し、今後の台湾における鉄道事業のアフターマーケット市場の拡大が見込まれる状況にあり、現地法人を設立しました。
なお、ナブテスコ株式会社は、日本国内では鉄道車両用ブレーキシステム製品の約50%、ドア開閉装置の約70%のシェアを有し、特に国内新幹線用ドア開閉装置のシェアはほぼ100%と圧倒的なシェアを誇っています。ナブテスコサービス株式会社は、それらの補修部品の販売、保守、修理業務を行っています。
現地法人の概要は添付資料のとおりです。