三井物産、ロシア・デニソフスカヤ炭鉱開発に関して合弁契約を解除
ロシア・デニソフスカヤ炭鉱開発に関する合弁契約の解除について
当社は、ロシア連邦(東シベリア)サハ共和国でのデニソフスカヤ炭鉱新規開発の為、Evraz Group S.A.(以下「エブラズ」)と2005年9月に合弁契約を締結し、投資実行に向けた協議及びプロジェクト精査を進めて参りました。しかしながら同炭鉱の採炭条件が厳しく、当初計画の経済性確保が困難であることが判明した為、本プロジェクトからの撤退を決定し、当該合弁契約を解除致しました。本契約解除に伴う当社連結業績への影響は軽微です。
尚、当該契約の解除後、エブラズは、本プロジェクトに関わる権益・資産保有会社の全株式を、ロシア現地の民間石炭事業会社Yakutia Coal-New Technology社に売却しています。
当社は、石炭事業をコアビジネスである資源・エネルギー事業の一角と位置付けて注力しており、今後も、本プロジェクト推進を通じて構築したエブラズとの関係を更に強化する方針です。両社の強みである経営管理・ファイナンス・マーケティング等の機能を充分に発揮し、ロシア内外での鉱物資源・鉄鋼製品を始めとする分野での共同事業推進に向け、引続き協議継続致します。
*デニソフスカヤ炭鉱地図、Evraz Group S.A.の概要は添付資料をご参照ください。