フルキャスト、子会社「FCファクトリー」とフリーワークが10月メドに合併
株式会社フリーワーク及び株式会社フルキャストファクトリーの合併並びに
株式会社フリーワーク及び株式会社フルキャストの資本・業務提携に関する
基本合意について
株式会社フルキャスト(以下、「フルキャスト」といいます。)及びフルキャストの子会社である株式会社フルキャストファクトリー(以下、「FCファクトリー」といいます。)並びに株式会社フリーワーク(以下、「フリーワーク」といいます。)は、資本・業務提携等について協議を行ってまいりましたが、今般、フリーワーク及びFCファクトリーが平成19年10月1日を目途に合併を行うこと並びにフリーワーク及びフルキャストが資本・業務提携を行うことについて基本合意し、本日「基本合意書」に調印いたしましたので、お知らせいたします。
なお、当該合併及び資本・業務提携にかかる細目につきましては、今後、フルキャスト及びFCファクトリー並びにフリーワークにて協議、決定してまいります。
記
<1> 合併及び資本・業務提携の目的
フルキャスト並びにその子会社及び関連会社(以下、「フルキャストグループ」といいます。)は、物流・イベント関連など、繁忙期や業務量の増減に合わせ、必要に応じ人材サービスを提供する短期系人材サービス(スポット事業)を中心に、製造関連などの工場ライン系人材サービス(ファクトリー事業)、技術系人材サービス(テクノロジー事業)及び事務系人材サービス(オフィス事業)など、人材アウトソーシングを総合的に行う事業を展開しております。フルキャストグループは、全国586ヶ所(うち、ファクトリー事業の拠点数:59ヶ所(平成19年3月31日現在))の拠点網を整備し、174万人を超えるスタッフの動員力と強い営業力による業容の拡大を目指しております。
フリーワーク並びにその子会社(以下、「フリーワークグループ」といいます。)は、近畿・中国地方を中心に9ヶ所の拠点をもち、ファクトリー事業を主力事業とし、生産工程への人材派遣を始め、生産工程の一部の業務請負から、今まではお客様の正社員のみが担ってきた高い技術を要する業務も含めて工場全体の業務を請け負うことを目指すトータルアウトソーシングまで、それぞれのお客様のニーズにあった幅広いサービスの提供を推進しております。
フルキャストグループ及びフリーワークグループ(以下、「両社グループ」といいます。)が営む人材アウトソーシング事業については、バブル崩壊以降その活用が本格化し、特に近年急速に普及に拍車がかかっており、今後も引き続き継続的な成長が期待されております。しかし一方で、平成16年3月の労働者派遣法の改正により製造業の生産工程への労働者派遣が解禁され、今後も更なる規制緩和などにより市場拡大が期待されることから、競合他社や他業種企業の市場参入等による競争激化が予測されます。
斯かる中、フルキャスト及びFCファクトリー並びにフリーワークは、資本・業務提携等の可能性について慎重に協議・検討を重ねてまいりましたが、両社グループの協働は双方の企業価値向上に資するものであると判断し、FCファクトリー及びフリーワークが合併すること並びにフルキャスト及びフリーワークが資本・業務提携をすることについて基本合意(以下、「本基本合意」といいます。)し、基本合意書の調印をいたしました。本基本合意は、フリーワークが培ってきたトータルアウトソーシングなどのアウトソーシングノウハウとFCファクトリーの拠点網を活用することによる高いシナジー効果の発揮を目指すとともに、フルキャスト及びフリーワークのより一層の事業拡大を可能とすることを目指すものであります。
* 以下、詳細は「オリジナルリリース」を参照して下さい。