住友林業、「長期経営計画・PROJECT SPEED(プロジェクトスピード)」を策定
「長期経営計画・PROJECT SPEED(プロジェクトスピード)」について
住友林業株式会社は、平成20年3月期を初年度とする経営計画、「長期経営計画・PROJECTSPEED(プロジェクトスピード)」を策定しましたので、お知らせいたします。
この計画は、10年後の平成29年3月期をゴールとして、そこに向けての今後の方向性についてまとめたものです。3年後の平成22年3月期までを第一期と定め、まずは第一期の目標達成を目指していきます。
この計画の目標は、当社グループが、各事業で設定した計画を確実に実行することで、真に「社会に有用な企業」になることです。そして、世界の一流企業としての「企業品質」を備えた企業になることを目指してまいります。
1.「長期経営計画・PROJECT SPEED」の概要
(1)事業構造の強化
住友林業グループは、山林事業から始まり、国内外での木材建材の流通及び製造事業、木造戸建注文住宅の建築請負事業、アパート・マンション等の建築請負事業、生活関連の諸事業と、木と住まいに関する様々な事業を展開しています。
しかし、現在収益の中心は木造戸建注文住宅事業及び木材建材の流通及び製造事業であり、今後、企業グループとして更なる発展を遂げるためには、その他の事業を拡大することで、よりバランスのとれた事業ポートフォリオを構築する必要があると認識しています。
そのため、今回発表しました「長期経営計画・PROJECT SPEED」では、現在収益の中心となっている「コア事業」(「新築注文住宅事業」、「木材建材の流通及び製造事業」)を更に強化しつつ、そこで生み出された利益や人材等の経営資源を、今後当社グループの柱となるべき事業である「重点育成事業」(「海外事業」、「不動産事業」、「リフォーム事業」)に集中的に投入することで、グループ全体の総合力の強化を図っていきます。
(2)基本理念
住友林業グループの事業に脈々と息づいているのは「サステナブル」(=持続可能性)の精神です。つまり、木を植えて、育て、その木で木材や建材を生産し、そして住宅を建てて、木を伐採した後にはまた植林を行うということを、何代にも亘って繰り返すことで染み込んだ企業ポリシーだといえます。従って、長期経営計画においても、長期・継続的な観点からサステナブルな事業を行うことをポリシーとして、木を軸として人々の生活を豊かにすることを使命として、社会に貢献していきます。そして、これは正に当社グループの経営理念を追求することです。
〔経営理念〕
住友林業グループは、再生可能で人と地球にやさしい自然素材である「木」を活かし、「住生活」に関するあらゆるサービスを通じて、豊かな社会の実現に貢献します。
※以下は添付資料を参照
以 上