住友金属と住金物産、10月メドにシステム建築事業を共同事業化
システム建築事業の共同事業化について
住友金属工業株式会社(本社:大阪市、社長:友野 宏、以下:住友金属)と住金物産株式会社(本社:大阪市、社長:天谷雅俊、以下:住金物産)は、平成19年10月1日を目途に、システム建築事業の共同事業化を図ることとし、両社において具体的検討を開始することになりました。住友金属のブランド・技術力に加え、住金物産の建設建材部門における工事の請負、ゼネコンをはじめとする施主営業、幅広い物件情報を融合させ、更なる事業拡大を図ります。
共同事業の形態は、住友金属のシステム建築事業を、同社の子会社で同事業の設計等を請負う株式会社SMIエンジニアリングセンター(本社:東京都、社長:加藤真一郎)に移管し、社名を株式会社住金システム建築(以下:新会社)に変更します。さらに、新会社が行う増資を住友金属及び住金物産が引き受け共同事業化を図り、設計・工事・営業部門の一体化による建築業に適した効率的な事業体制を構築いたします(増資後の出資比率は、住友金属50%、住金物産50%)。
住友金属のシステム建築は、在来工法に比べ工期が大幅に短縮できることに加え、低価格で高品質な商品であることから、施主、ゼネコン等の顧客からの高い評価をいただき、着実に受注量が増加しております。
新会社は、共同事業化による体制強化及び住金物産の建設建材部門の豊富な商社情報の活用により、システム建築事業の競争力を更に高め、長年培ってきた住友金属のブランドと全国の主要都市に広がる支社・支店・営業所網を活用し、一層の事業拡大を目指します。
【新会社概要】
1.名 称 株式会社住金システム建築
2.所在地 東京都中央区晴海一丁目8番11号
3.資本金 2億円
4.代表者 取締役社長:加藤 真一郎(現住友金属工業(株)システム建築部長)
5.事業内容 システム建築の設計・施工
6.従業員数 60名(予定)
7.売上高 70億円程度
以 上