日本産業機械工業会、3月の環境装置受注状況を発表
平成19年3月 環境装置受注状況
本月の受注高は、1,507億3,800万円で、前年同月比184.2%となった。
1.需要部門別の動向(前年同月との比較)
(1)製造業
パルプ・紙向け事業系廃棄物処理装置、機械向け大気汚染防止装置関連機器、産業廃水処理装置、水質汚濁防止装置関連機器の増加により149.2%となった。
(2)非製造業
その他非製造業向け汚泥処理装置、都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置の増加により158.5%となった。
(3)官公需
下水汚水処理装置、し尿処理装置、汚泥処理装置、都市ごみ処理装置の増加により263.2%となった。
(4)外需
下水汚水処理装置の減少により48.5%なった。
(なお、外需は月により変動が大きい。)
2.装置別の動向(前年同月との比較)
(1)大気汚染防止装置
電力向け排煙脱硝装置、大気汚染防止装置関連機器の減少により75.7%となった。
(2)水質汚濁防止装置
機械向け産業廃水処理装置、水質汚濁防止装置関連機器、官公需向け下水汚水処理装置、し尿処理装置、汚泥処理装置の増加により149.3%となった。
(3)ごみ処理装置
その他非製造業向け都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置、官公需向け都市ごみ処理装置の増加により273.8%となった。
(4)騒音振動防止装置
機械向け振動防止装置、その他非製造業向け騒音防止装置の増加により438.2%となった。
(※ 表1~3は関連資料を参照してください。)