インターレックス、パソコンソフトの使用権を店頭で購入可能な流通基盤システムを開発
インターレックス、ソフトウェアの流通を革新する、“パソコンソフト使用権L.A.C(ラック)”と
“ダウンロード”を組み合わせた国内ではじめての販売方式を発表
~ 第一弾として、インターチャネル・ホロン社に採用され、上新電機
J&Pテクノランド(大阪)にて今月からL.A.Cカード販売開始~
ブロードバンドソリューション開発・ライセンス認証事業のインターレックス株式会社(本社: 東京都港区三田、代表取締役: 佐藤健次、以下インターレックス)は、パソコンソフトの使用権を店頭で購入することができるブロードバンド時代の新しいソフトウェア流通のための基盤システムを開発し、インデックス・グループのソフトメーカー、インターチャネル・ホロンに採用されたことを発表いたしました。第一弾として、同社のPCソフトウェア17商品が大手家電量販店の上新電機株式会社 J&Pテクノランド(大阪市浪速区)で販売されることが決まっています。
従来、店頭でパソコンソフトを購入しようとすると、CDなどのメディアと若干の印刷物しか入っていない大きな箱を持ち帰らなければならず、エンドユーザにとって不便であるだけでなく販売店にとっては在庫や販売スペースの負担、メーカーにとっても製造コストなどの面で合理的とは言えず、コンピュータソフトウェア流通の課題になっていました。
これに対し、本システムでは、エンドユーザは店頭で『L.A.C (License Agreement Card:ラック)』と呼ぶテレホンカードサイズのソフト使用権が証明されるカードを購入し、ソフトウェア自体は専用のダウンロードサイトから入手して、PC にインストールすることができるため、そのポータビリティや管理のしやすさで、エンドユーザ(顧客)だけでなく、販売店やメーカーにとっても朗報となります。
また、このシステムでは、インターレックスが開発したDRM(Digital Right Management:デジタル著作権管理)技術『Buddy(バディ)』を活用して、ソフトウェアの使用権を確実に管理することで、以下のようなメリットも得られます。
◆ エンドユーザにとって
・ ファイルはいつでも何回でも無料でダウンロードできるので、パソコンの買い換え時やOSの入れ替え時でも簡単にソフトを移動することができる。
・ CDなどのメディアを保管しておく必要がなく、紛失や損傷などの不安からも開放される。
・ パッケージ製造コストの低減などにより、ソフトウェアの販売価格が安価になることが期待できる。
◆ 販売店にとって
・ パッケージ(箱)の大きさに左右されず、柔軟で効率的な売り場の活用が可能になる。
・ コンパクトなL.A.C は持ち帰りが容易なため、パソコン本体を買い求める顧客に対するクロスセルの促進が期待できる。
◆ ソフトメーカーや流通会社にとって
・ 原則として、パッケージの製造費や在庫や物流にかかるコストが大幅に軽減され、より競争力のある価格でソフトウェアを提供することができる。
・ DRMを使った確実なライセンス管理により、販売量や在庫の管理精度を向上させることができ、正規ユーザの正確な把握が可能になる。
インターレックスでは、このL.A.Cによるパソコンソフト使用権販売の方式によって、エンドユーザ、販売店、メーカー、流通会社のそれぞれが共にメリットを享受できる新しいソフトウェア流通が実現し、業界の活性化に貢献できるものと考えています。さらに、BuddyのDRM機能の応用で、ワンタイムライセンスなどソフトウェア利用の多様性を実現することも容易になり、色々な場所で柔軟な販売方法が可能になることから、ソフトウェアに関わる新しいビジネスの創出にもつながります。
例えば、L.A.C カードの手軽さ(省スペース、軽量)という特長を生かし、従来のソフト売り場ではなく、パソコン本体(ハードウエア)売り場で販売することで、ハードとソフトを同時に購入しやすくすることも可能です。
インターレックスでは、市場動向を見ながら協力各社と協議の上、展開を加速していきます。
■L.A.C対応のパソコンソフト(販売開始時)
インターチャネル社のPC向けソフトウェア 17商品
「脳力トレーナー脳年齢脳ストレス計アタマスキャン」、「iPodでどこでも英会話」ほか
(発売元: 株式会社インターチャネル・ホロンTEL:03-5433-2281)
■ 取扱店舗
上新電機 J&Pテクノランド(大阪市浪速区日本橋5-6-7 TEL:06-6634-1211)
2階PC本体(ハードウエア)売り場および、5階パソコンソフト売り場にて
■ ダウンロード(ファイル入手)サイト
URL: http://www.highclick.jp/ (運営者: インターレックス株式会社)
■ Buddy(バディ)について
Buddyは、インターレックスが独自開発したインターネットを活用したDRM技術です。Buddyによるライセンス認証は、PCソフトやゲームのようなプログラムソフト向けのソリューションとして最適化されています。現在、@ニフティ、やYahoo!などの大手ISP、ポータルにも採用されています。
■ インターレックス株式会社について
* 関連資料 参照
* 本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。