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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.24.Sun
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2007'05.14.Mon

富士通、システムの拡張・変更を容易にする最新ブレードサーバーを販売開始

ブレードサーバ「PRIMERGY BX620 S4」販売開始

~ 仮想化技術への対応の強化で効率のよいサーバ集約を実現 ~


 当社は、サーバ集約の際、システム管理者の負担となっていた運用管理工数を削減しシステムの拡張や変更を容易にする最新のブレードサーバ「PRIMERGY(プライマジー) BX620 S4」の販売活動を、本日、日本市場より順次開始します。

 新製品は、LANポートを業界最高水準のポート数(注1)となる最大10ポートまで拡張することで、サーバ集約時のネットワーク構築を容易にします。また、ストレージエリアネットワーク(SAN)に接続しているサーバに変更を加えてもSAN環境に影響を与えない仕組みを設けており、当社の「Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition V13.2」と組み合わせることで、サーバ構成変更時のプラグ&プレイ化や、予備サーバが物理環境と仮想環境で共用となる、低コストで効率のよい高可用性ブレードサーバシステムを実現します。さらに、低消費電力CPUの採用などにより、サーバ集約時に重要な消費電力の削減も可能です。

 新製品は、サーバ集約で求められる運用性や可用性を向上させ、管理コストや消費電力などのランニングコストを含めた、お客様のTCO(Total Cost of Ownership)削減を実現します。

 近年、ITインフラの最適化、システム投資の効率化に加え、サーバ省電力化への対応として、拡大したシステムをブレードサーバに集約し、集積効率や運用効率を向上させることへの関心が高まっています。その一方で、サーバ集約の際に必要となる、ストレージやネットワークの再設定など、システム管理者の負担も増大してきています。

 新製品は、ネットワーク構築の簡易化を実現するLANポートの拡張や、サーバの構成変更がSAN環境に影響を及ぼさない仕組みと当社のミドルウェア「Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition V13.2」との組み合わせにより、ブレードサーバによるサーバ集約で求められる運用性、可用性の向上を実現します。

 新製品は、ブレードサーバを中核とする当社のIT基盤「TRIOLE BladeServer(トリオーレブレードサーバ)」の主要製品です。


■本製品の特長
1.サーバブレード「PRIMERGY BX620 S4」 
(1)LANポートを業界最高水準となる最大10ポートまで拡張し、サーバ集約時の容易なネットワーク構築を実現
 LANポートを標準で6ポート装備。オプションで、LANもしくはファイバーチャネルのポートを2ポート追加できるのに加え、フロント側にLANポートを2ポート追加することができるため、最大で10ポートまでLANポートを拡張できます。これにより、ネットワーク構築が容易となり、かつ柔軟なネットワーク構成が可能です。

(2)「ファイバーチャネル拡張ボード(4Gbps)」 オプションの提供 
 2ポートを実装した最大4Gbpsの高速データ転送可能なファイバーチャネル拡張ボードを提供します。

(3)低消費電力の最新クアッドコア・プロセッサー(注2)を採用 
 CPUの消費電力を従来の同等性能プロセッサー比(注3)で最大約60%低減させた、高性能なクアッドコア・サーバー・プロセッサー「インテル(R) Xeon(R) プロセッサー L5320(1.86GHz)」をCPUラインナップに追加しました。

2.「PRIMERGY BX600 S3 シャーシ」
 LANポートが最大10ポートまで拡張されたサーバブレード「PRIMERGY BX620 S4」に対応し、新開発の広帯域ミッドプレーンを搭載しています。サーバブレードと内蔵スイッチ間のスループットを従来比で約4.3倍に拡大することで10ギガビット伝送を実現し、サーバ集約に求められる柔軟なネットワーク構成を可能にします。

3.「PRIMERGY BX600 ファイバーチャネルスイッチブレード(4Gbps)」 
 標準で12ポート(アップリンク:4ポート、ダウンリンク:8ポート)、最大で16ポート(アップリンク:6ポート、ダウンリンク:10ポート)に対応した、最大4Gbpsの高速データ転送が可能なファイバーチャネルスイッチブレードです。

 本製品のオプションとして、サーバブレード上のファイバーチャネルに仮想World Wide Nameを付与する「SAN接続仮想化オプション」を2007年9月より提供予定です。

 このオプション製品と、ブレードサーバの仮想化を実現する、当社のミドルウェア「Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition V13.2」との組合せにより、ブレードサーバとストレージ間のSAN接続を仮想化し、物理サーバ、VMware Infrastructure 3などによる仮想サーバの混在環境においても、サーバ構成変更の際に必要なストレージやネットワークの再設定を省力化しプラグ&プレイ化を実現します。また、異常検知から予備サーバでの業務立上げまでの自動化や、物理環境、仮想環境にかかわらず1台の予備サーバを共用するN+1スタンバイシステムを実現し、低コストで高可用なブレードサーバシステム運用を実現します。

4.「PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)」 
 「PRIMERGY BX620 S4」のLANポート拡張に対応したスイッチブレードです。従来製品と同サイズで、従来の16ポート(アップリンク:6ポート、ダウンリンク:10ポート)から、42ポート(アップリンク:12ポート、ダウンリンク:30ポート)へとLANポート数を大幅に拡大しています。また、高い信頼性とセキュリティで定評の当社のLANスイッチ「SR-Sシリーズ」とユーザーインターフェースを共通化し、操作性を向上させています。


■販売価格、および出荷時期
 ※ 関連資料参照

■販売目標
 2007年度の日本国内におけるPRIMERGY全体の販売台数で8万5,000台。

■商標について
 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


(※添付資料あり)


以上


【 注釈 】
注1 業界最高水準のポート数: 
 10U未満のシャーシに搭載可能なサーバブレードにおいて。 

注2 クアッドコア・プロセッサー: 
 1つの物理プロセッサー内に4つのコアを搭載したCPU。 

注3 従来の同等性能プロセッサー比: 
 インテル(R) Xeon(R) プロセッサー 5110の2CPUとの比較。 

注4 : 基本CPU変換機構の手配が必要。 


【 関連リンク 】
 PCサーバ PRIMERGY 
 http://primeserver.fujitsu.com/primergy/


<本件に関するお問い合わせ>
 富士通コンタクトライン
 電話: 0120-933-200
 [受付時間:午前9時~午後5時30分、土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く]

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