ソフトバンク・テクノロジーとアクロディア、法人向け携帯サービス事業で業務・資本提携
ソフトバンク・テクノロジーとアクロディアの
法人向け携帯サービス事業における業務および資本の提携について
ソフトバンク・テクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:石川 憲和、以下ソフトバンク・テクノロジー)と株式会社アクロディア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:堤 純也、以下アクロディア)は、業務および資本の提携を行うことに合意し、本日開催された両社の取締役会にて決議しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.業務提携の概要
法人向け携帯サービス事業は今後ますます拡大していくことが予想されていますが、そのためには企業の求める高いレベルのセキュリティへの対応と、携帯上の業務アプリケーションの充実が極めて重要となります。こうした市場背景から、両社はそれぞれの強みを活かし、ソフトバンク・テクノロジーはセキュアな業務アプリケーションサービス技術を、アクロディアは携帯端末上の革新的なUI技術を提供することで、携帯端末から企業内システムへの接続までの、一貫したセキュアな法人向けソリューションの企画、開発を共同で行います。
ソフトバンク・テクノロジーは、メールやグループウェアを始めとする各種法人向けの業務アプリケーションサービスを長年提供する中で培ったノウハウと、ネットワークからアプリケーションのレイヤまで幅広く取り揃えたセキュリティサービスを合わせ、法人向けの携帯アプリケーションサービスを展開します。
アクロディアが開発した製品の一つに、携帯電話向けユーザーインタフェース・プラットフォームの「VIVID UI(R)」がありますが、これにより、各法人向けサービスに合わせたグラフィカルでユニークなメニューや、アプリケーション操作を簡単にカスタマイズすることが可能となり、携帯アプリケーションサービスの運用に効果をもたらします。
両社は今回の提携により、一般に普及している3G携帯を法人の業務端末として利用するためのユーザーインターフェース、クライアントアプリケーション、セキュアな利用環境の実現、センター業務システム(イントラネット等)と接続を行うためのサービスを共同で企画し、安全で使いやすい法人携帯サービスを提供していくことを目指します。
2.資本提携の概要
本業務提携の締結と同時に、より強固な協力関係を構築するために、ソフトバンク・テクノロジーはアクロディアの株式を1,000株(発行済株式総数の1.5%)取得することで合意しております。
3.日程
平成19年5月28日 取締役会承認決議
平成19年5月28日 業務提携契約締結
締結後、ソフトバンク・テクノロジーはアクロディアの株式を取得する予定。
4.今後の見通し
両社は、今回の業務および資本の提携で得られるシナジー効果を活かして、企業価値の最大化を図ってまいります。なお、今後の業績に与える影響につきましては、具体的な施策が合意される等、業務提携の具体的な進捗情況に鑑み、必要に応じてお知らせいたします。
以上
■会社概要
※ 関連資料参照
・VIVID UIは、アクロディアの商標または登録商標です。
・ASP Enablingは、ソフトバンク・テクノロジーの登録商標です。
・その他記載されている社名、製品名は各社の商標または登録商標です。