松下電工、RS485/232CのデータをEthernetに変換できる信号変換器を発売
LANでの集中監視に最適な信号変換器
KS1信号変換器 新発売
松下電工株式会社は、RS485/232CのデータをEthernetに変換できる信号変換器を2007年6月1日より発売します。
「接続・設定・拡張の簡単操作」をコンセプトに商品開発。計測したデータをこの信号変換器で容易にLANに接続し、電力・温度・数量などのデータを集中監視できます。
これにより、省エネ活動や遠隔監視活動のデータ計測・管理・送信に必要な機器を多彩に品揃え。一連の商品として発売することにより、システム提案や設置が容易に行なえ、一貫したサービスを提供できるようになりました。
・商品名:
KS1信号変換器
・外形寸法:
25.0(w)x60.0(d)x90.0(h)
・主要機能:
シリアル通信仕様 インターフェイス:RS232C、RS485
通信速度 2400、4800、9600、19200、38400、57600、115200 (bps)から選択
LAN通信仕様 インターフェイス:Ethernet
伝送速度 100Mbps/10Mbps
・発売日
2007年6月1日
・希望小売価格
28,000円(税別)
・販売目標
2008年度 200台/月
■主な用途・業種
用途:計測機器全般(操作盤・警報機・温度・電力・生産数量監視など)
業種:産業機器市場、生活密着市場(ビル・工場・病院・学校・スーパーなど)
■主な特長
(1)簡単接続(各種信号接続がコネクタで簡単に接続可能)
(2)簡単設定(IPアドレス設定ツール「Configurator WD Ver1.2」により簡単設定)
(3)簡単拡張(最大3コネクションの通信が可能)
■開発背景
近年、スーパーなどにある大型冷蔵庫の温度や電力等のデータをパソコンで集中監視する方法が主流となっています。データを管理するパソコンと機器でデータ通信する場合、既設のEthernetネットワーク(イントラネット、インターネット経由)で接続すれば遠隔地でも新たに配線せずに通信が可能となります。
当社では機器に搭載する簡易電力計、温度調節器等のRS232C、RS485シリアル通信機能付機器を既に市場に導入済み。今回、データを簡単にLAN仕様に変換できる「信号変換器」を発売し、集中監視がより簡単にできる多様な品揃えで、お客様のニーズにお応えします。
■特長
(1)簡単接続
各種コネクタは前面に配置。わかり易い表示なので簡単に接続できます。
(2)簡単設定
IPアドレスは設定ソフト「Configurator WD Ver1.2」を使用。
設定操作が容易に行なえます。
当社ホームページ(http://www.mew.co.jp/ac/)から無償ダウンロードできます。(6月1日公開)
(3)簡単拡張
RS232C、RS485信号の切り替え不要。
(4)設置が簡単なDINレール取り付けタイプ
DINレールとは、DIN(ドイツの工業規格)にて寸法が定められているレールで、世界的な規格なので、国際的に通用するレールです。
(5)経済価格
導入しやすい価格設定。
■ご参考
※添付資料を参照
以 上