VPJ、SAN環境向け統合型ファイル管理システム「thiiDa2」を発売
VPJ、新製品「thiiDa2」を発売開始
Xsan,MetaSAN環境の統合型ファイル管理システムのthiiDa2を、
VPJのSANインテグレーションのコアソリューションとして販売
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(略称:VPJ 本社:東京都渋谷区、代表取締役:三村博明)は、同社が得意とするSAN(ストレージエリアネットワーク)構築のファイル管理システムの新製品「thiiDa2」を発売開始しました。thiiDa2はCG/アニメーション、合成・特殊効果等の映像制作システムをサポートする、SAN環境向けの統合型ファイル管理システムです。VPJは、「映画テレビ技術展2007」(会期:6月5日~7日、会場:東京北の丸公園・科学技術館)に出展し、thiiDa2を国内初公開します(第2会場)。
VPJでは既にXsanやMetaSANを導入しているユーザ向けにオプションとして販売すると同時に今後のSANインテグレーションのコアソリューションとしてthiiDa2の販売を強化します。価格は基本データベース込みで120万円(税別)。データベース項目のカスタマイズは30万円(同)から。年間の販売目標は30ライセンスを計画しています。
VPJでは、Apple環境向けにApple Xsan、Windows主体の混在環境に対してMetaSANのインテグレーションを行っていますが、映像制作システムをSAN環境で統合する事により、真のファイル一元化が可能になり、多種多様なアプリケーションのユーザは共通のストレージにアクセスし制作作業を行う事が可能です。これにより、ネットワークの負荷がゼロとなり、生産性が格段に向上しますが、その一方で大容量になりがちな映像制作におけるセンターストレージ内の情報を的確に管理し保全する事が重要になります。thiiDa2は、連番ファイルやムービー素材などのストレージ内の情報を全てブラウザからブレビュー管理が可能です。SAN環境のデータ管理からデータベース構築、アップロード・ダウンロード、データバックアップまでストレージ運用と制作ワークフローを幅広くサポートします。
<<thiiDa2活用のポイント>>
*SANボリューム内のファイル管理
大容量になりがちなSANのストレージデータをブラウザから管理できます。連番ファイルやムービーデータはプレビューで確認できる他、ストーリーボードでフレームの流れを調べたり、ストリーミングで動画再生することでデータの最終確認が行えます。必要な素材にはSANボリュームを直接マウントすることによりアクセスし、必要なアプリケーションを立ち上げて利用することが可能です。
*データベースシステムの構築
ファイル情報にデータベース情報を追加する事により応用範囲を広げる事が出来ます。
作品名やプロジェクトに関連したキーワードで検索し、映像素材へのアクセスが可能です。キーワードの入力や更新はブラウザから実行可能です。データベースの構築により映像データのアーカイブ、素材のライブラリなど資産の有効活用が促進されます。
*SANボリュームのバックアップ
大規模なSANのディスクストレージに障害が発生した時は大きな損害を被ることになります。実ボリュームの複製を自動的に作ることにより、事故やミスによりストレージが故障したり、データが損失しても複製のボリュームに切り替えてアクセスする事により作業を中断する必要がなくなります。キャプチャした素材や時間を費やして作ったCGデータを常に二重化する仕組みを自動的に提供します。
*社内外からのSANボリューム共有
SANボリュームに社外のユーザがインターネット経由でアクセスする事が可能です。ユーザIDにアクセスできるボリュームや閲覧可能なデータベース項目を設定できるので案心です。ブラウザからデータを探し出し、ストリーミングで確認後オリジナルデータをダウンロード可能です。同様に社外でキャプチャしたデータや作成されたCGデータをSANボリュームにブラウザからインターネット経由でアップロードする事も可能です。
*以下、詳細は添付資料をご参照ください。
【 製品に関する読者・ユーザお問い合わせ先 】
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン 営業本部
〒150-0036 東京都渋谷区南平台町16-25 養命酒ビル7階
Tel:03-5784-1180 Fax:03-5784-1184 URL:http://www.vpj.co.jp/