オプテックス・エフエー、小型ヘッド内に画像処理機能を搭載した画像センサーを発売
画像センサMVSシリーズ発売に関するお知らせ
オプテックス・エフエー株式会社は、画像センサ「MVS(Multi-camera Vision Sensor)シリーズ」を開発、5月30日(水)より発売致します。
「画像センサMVSシリーズ」は、オールインワン画像センサ「CVSシリーズ」からの伝統である「低消費電力設計」により、小型ヘッド(カメラ)内に画像処理機能を搭載した画像センサです。
コントローラ1台にカメラを3台接続可能で、複数カメラの完全同時処理を行うことができる為、従来の画像処理のように、複数カメラを順序処理するのではなく、同時撮影、同時処理が可能となっております。
コンセプトは「取扱説明書を読まなくても使える」画像センサで、「画像センサは導入したけど、途中から検出が不安定になってしまって。でも設定方法がわからないから使っていない。」そんな現場の実情にお応えする機能も満載しております。
従来のオールインワン画像センサ「CVSシリーズ」に続き、画像センサ「MVS(Multi-camera VisionSensor)シリーズ」を発売することで、従来の三品業界(食品、化粧品、薬品)に加え、自動車業界、電機業界などでの拡販を目指してまいります。
1.製品名 画像センサ「MVSシリーズ」
型式 標準価格
MVS-DN(コントローラ) オープン価格
MVS-PM(カメラ) オープン価格
2.発売時期 平成19年5月30日(水)
3.製品特長
(1)カメラ部に画像処理機能を搭載
オールインワン画像センサCVSシリーズからの伝統である「低消費電力設計」が、小型ヘッド(カメラ)内に画像処理機能の搭載を実現しました。
(2)カメラをコントローラに3台接続可能
コントローラ1台にヘッドを3台接続可能。複数カメラを別工程で、それぞれの異なる同期入力で全く違う処理ができます。
(3)照明用電源を内蔵
汎用画像処理装置で初めて、外部照明用電源を内蔵しました(3出力、12V出力、合計24W)。
コストメリットはもちろん、ワンタッチ接続で配線ミスや点灯制御信号に煩わされることもありません。(特許出願中)
(4)使いやすさを最優先
コンセプトは「取扱説明書を読まなくても使える」画像センサ。
●説明に従って進める「セットアップ」
●ヘルプ機能
●トラブル発生時も自動解析でサポート
●表示されている画像を直接タッチして操作
●2画面表示
(5)安定検出を実現する機能
●シャッター時間可変連写機能
連写時にシャッター時間を変化させて撮影します。外乱光などでワークの明るさが変動する場合に威力を発揮します。(特許出願中)
●拡大縮小リトライ機能
●360度回転サーチ
4.外形寸法(センサヘッド): 36mm×35mm×82.5mm
5.質量(センサヘッド): 約90g
6.2007年販売予定台数: 340台(セット)
(セット内容はコントローラ、ヘッド、照明ケーブル)