日立、オープンシステム環境での基幹帳票大量印刷を実現したプリンタ運用管理ソフトウェアを発売
プリンタ運用管理ソフトウェア「Prinfina MANAGER BP」において、
オープンシステム環境での基幹帳票大量印刷を実現
日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:篠本 学、以下 日立)は、このたび、プリンタ運用管理ソフトウェア「Prinfina MANAGER BP」において、新たにオープンシステム環境でも基幹帳票の大量印刷を実現する機能を提供し、6月4日から販売を開始します。
「Prinfina MANAGER BP」は、これまで、メインフレームでの基幹帳票をオープンプリンタへ印刷するための運用管理機能を提供してきました。今回、オープン系の帳票ツールである日立帳票システム構築支援「EUR」*1、画面帳票サポートシステム「XMAP3」*2、帳票データ変換支援ソフト「PRINT DATA EXCHANGE for Open」*3との連携を強化し、オープンサーバでの帳票業務においてもメインフレーム環境と同等の安定した大量帳票印刷を可能にしました。これにより、オープンシステム環境でも税務関係通知書や通信販売業の配送伝票および納品書などの基幹帳票が印刷できるようになります。
また、GUI画面により容易に帳票開発および出力環境を構築できる「EUR」、COBOLなどのアプリケーションにより帳票開発および出力環境を構築できる「XMAP3」、メインフレームの帳票資産をオープンシステム環境で有効活用できる「PRINT DATA EXCHANGE for Open」と「Prinfina MANAGER BP」とを組み合わせ、ニーズに応じたプリントシステムを構築することが可能です。
*1 EUR:オープンシステム環境での帳票設計・出力を提供する帳票システムの構築支援ツール。
*2 XMAP3:オープンシステム環境でメインフレームでの帳票資産活用やCOBOLなどのアプリケーション帳票開発・出力を支援する製品。
*3 PRINT DATA EXCHANGE for Open:オープンシステム環境で出力された帳票データをプリンタやファイルに出力するためのデータに変換する製品。
基幹帳票の大量印刷を行うためには、複数プリンタへの印刷振り分けや印刷物の仕分けをし易くするセパレーターを挿入するなど、帳票の印刷効率を向上させる機能や、印刷状況・プリンタの監視を行い、エラー発生時には再印刷するなど高い信頼性を確保する機能を備えることが必要です。そこで、これらの機能をオープンシステム環境でも提供するため、印刷する帳票データ毎に、出力するプリンタや用紙の種類、印刷部数といった出力に関する情報を管理できる機能を開発しました。
オープンサーバ上の「EUR」または「XMAP3」で作成した帳票では、ユーザーがあらかじめ出力に関する情報を「Prinfina MANAGER BP」の管理ファイルに設定することができます。一方、業務アプリケーションによる帳票に対しては、業務アプリケーションより送られてくる帳票データから出力に関する情報を取得します。さらに、この場合には、帳票データを「PRINT DATA EXCHANGE for Open」により、オープンプリンタで印刷可能なデータ形式に変換しています。
■システム構成のイメージ
(※ 関連資料を参照してください。)
■プリンタ運用管理ソフトウェア「Prinfina MANAGER BP」の価格・出荷時期
モデル名(製品概要):Prinfina MANAGER BP Base (基本プログラム)
型 名:P-242B-HK14
価 格:525,000円(税抜:500,000円)
出荷時期:2007年6月4日
プリンタ運用管理ソフトウェアを使用する場合、上記基本プログラムのほか、各種プリンタ用ライタ、帳票ツールなどの関連プログラムが必要です。
<他社商標注記>
*Windowsは、米国およびその他の国における米国Microsoft Corporationの登録商標または商標です。
*UNIXは、X/Open Company Limitedが独占的にライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。
*その他、記載の会社名、製品名は、それぞれ各社の商標もしくは登録商標です。
<関連情報>
「日立プリンタ」ホームページ
http://prinfina.jp/
以上
(※ システム構成のイメージは関連資料を参照してください。)