忍者ブログ

ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.25.Mon
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007'06.06.Wed

日本HP、省電力プロセッサー搭載デスクトップPCによる温暖化ガス削減効果を発表

省電力プロセッサー搭載デスクトップPCによる温暖化ガス削減効果を発表

-一台あたり年間90kgのCO2削減効果を実証、世界環境デーから「地球にやさしいCore(TM)2 Duo」キャンペーンを開始-


 日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:小田 晋吾)は、インテル株式会社の協力のもと、省電力プロセッサー「インテル(R) Core(TM) 2 Duoプロセッサー」を搭載したデスクトップPC使用時における、消費電力削減効果に関する調査を行いました。これは6月5日の「世界環境デー」および6月の「環境月間」に向けた環境問題への取り組みの一つです。
 
 昨今、オフィス環境や製品をはじめ、企業には消費電力量の削減や地球温暖化ガス(CO2)排出量の削減など、国内外を問わず環境への配慮が期待されています。今回はPCを構成するパーツの中で、最も電力消費量の多いマイクロプロセッサーに着目して調査を実施しました。オフィスで使用されているPCについては、これまで電力削減の基準となる実証データがありませんでしたが、クライアントPCの分野においても、削減可能な電力や温暖化ガスの量、および地球温暖化抑制に与える影響等の分析結果を得ることができました。
 
 日本HPではこの結果をもとに、省電力プロセッサー搭載PCの積極的な導入を推奨していきます。第一弾として地球環境デーの6月5日より、インテルCore2 Duoプロセッサーを搭載したデスクトップPCと液晶モニタのセットをお求めやすい価格で販売する「地球にやさしいCore2 DuoプロセッサーTFTモニタセット」キャンペーンを実施します。


■省電力プロセッサー搭載PC導入時における消費電力削減効果に関する調査

<調査方法>

 現実的な消費電力削減のための一つの方法として、省電力プロセッサーを搭載したPCを導入することで、いかに環境保護へ寄与できるかを調査しました。日本HPのビジネスデスクトップPC(HP Compaq Business Desktop dc5700 SF/dc7600SF/dc7700 US/dc7700 SF)を用いて、オフィス利用を擬似的に再現するベンチマークテスト(*1)を実行し、インテル Pentium Dプロセッサー搭載時と、インテル Core2 Duoプロセッサー搭載時の消費電力を、電力測定器によって計測し、比較しました。

*1:ガートナー「デスクトップPCの消費電力に関する調査結果」蒔田 佳苗、2007年5月31日(GJ07272)と同様の算出モデル、SYSmark 2004 SEを用いて測定。「アプリケーション実行7.2時間+昼食1時間+休憩1時間=9.2時間」を1日と定義して算出。


<調査結果と分析>

・1日あたりの消費電力量を、最大約46%削減可能
 Core2 Duo E6300搭載モデル(dc5700 SF)とPentium D 820搭載モデル(dc7600 SF)とで比較すると、Core2 Duo E6300搭載モデル(dc5700 SF)を使用した場合には、1日あたりの消費電力量が最大約46%節約できるという結果が実証されました。

・省電力プロセッサー搭載PC1万台を5年間使用することで削減できるCO2の量は、東京ドーム約85個分の面積の森林が吸収可能なCO2の量に相当 
 Core2 Duo E6300搭載モデル(dc5700 SF)10,000台を5年間のライフサイクルで使用した場合、Pentium D925搭載モデル(dc7700 SF)に比べて最大約4,500トンの温暖化ガス(CO2)の排出が削減可能です(*2)。これは二酸化炭素を吸収してくれる森林の広さにすると約400ha、それを東京ドームに換算すると85個分の面積(敷地面積:1個あたり約4.7ha)にあたります。企業が東京ドーム85個分の森を造成することは現実的に困難なことに思われますが、省電力プロセッサー搭載PCの導入により、同等レベルの貢献が実現可能です。
 
 また、この数字をPC1台(1人)あたりの数値に換算すると、1台(1人)あたり年間90kgの温暖化ガスの削減が可能という計算になります。先の国際交流会議「アジアの未来」で安倍晋三首相が発表した「世界全体の温暖化ガス排出量を2050年までに半減する」という総合戦略実現のなかで「1人1日1kg」という削減目標が掲げられましたが、その約4分の1を企業が省電力プロセッサー搭載PCを導入するだけで達成可能という計算になります。

*2:二酸化炭素排出量の算出方法:ガートナー「デスクトップPCの消費電力に関する調査結果」蒔田 佳苗、2007年5月31日(GJ07272)と同様の計算手法を利用。CO2排出量(kg-CO2)=電力削減量(kWh)×火力平均CO2排出原単位(kg-CO2/kWh)
 

<「地球にやさしいCore 2 Duo」キャンペーンを実施>

 Core2 Duoプロセッサー搭載のビジネスデスクトップPCと液晶モニタをセットにし、お求めやすい価格で提供する「地球に優しいCore2 Duo」キャンペーンを、6月5日の世界環境デーから合計500台の台数限定で実施します。今後も省電力デスクトップPCの普及、導入促進にむけて、積極的な啓発活動、マーケティングプログラムを推進していきます。

◆キャンペーン概要
 ・キャンペーン開始日:2007年6月5日~
 ・キャンペーン対象機種:HP Compaq Business Desktop dx7300シリーズ
 ・セット用モニタ・販売台数
   三菱 17型TFTモニタ RDT177LM-BK(ブラック)      300台限定
   三菱 19型TFTモニタ RDT195LM-BK(ブラック)      100台限定
   三菱20.1型ワイドTFTモニタ RDT201WM-H(シルバー) 100台限定
 ・最小構成価格:89,880円~
 ・キャンペーンURL:http://www.hp.com/jp/directplus_environment


<HPの環境・エネルギー問題への取り組み>

 PC事業のリーディングカンパニーであるHPは、環境問題やCO2削減にどのように貢献ができるかを考慮し、様々な施策をすすめています。
 HPは昨年11月、世界自然保護基金米国委員会(WWF-US)と共同の構想で、今後4年間で世界中のHPが所有または賃借する設備において、CO2の排出量を15%削減する計画を発表しています。また、日本HPの昭島工場内でも、ダンボールで作られた再利用可能な運搬用パレットを利用するなど、環境保護、エネルギー問題に対して取り組んでいます。環境省主催の国民的プロジェクト「チームマイナス6%」へも参加しています。


*文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。


■お客様からのお問い合わせ先
 カスタマー・インフォメーションセンター TEL:03-6416-6660
 ホームページ:http://www.hp.com/jp

PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[30180] [30179] [30178] [30177] [30176] [30175] [30174] [30173] [30172] [30171] [30170
«  BackHOME : Next »
広告
ブログ内検索
カウンター

忍者ブログ[PR]