矢野経済研究所、自動車アフターマーケットに関する調査結果を発表
自動車アフターマーケットの業界動向調査
<調査要綱>
矢野経済研究所では、自動車を使用・所有・維持することによって発生する産業分野を「自動車アフターマーケット」として捉え、19分野の市場動向や事業内容について調査結果をまとめた。
1.調査対象分野:
(1)自動車関連(中古車、オートオークション、オートリース、レンタカー)
(2)部品・用品(カー用品、中古カー用品、リサイクル部品)
(3)整備(自動車整備業、自動車整備機器)
(4)インフラ・サービス関連(自動車保険、ガソリンスタンド、駐車場、ロードサービス、他)
2.調査期間: 2006年10月~2007年3月
3.調査方法: 面談調査、アンケート調査、電話調査、官公庁・業界団体等の統計調査を併用
<調査結果サマリー>
1.自動車関連
自動車関連では、中古車の中間流通を促進したオークション、キャッシュフローを向上するオートリース、レンタカーが拡大してきた。オートリース、レンタカーはまだ需要拡大の余地がある。
オートオークションは拡大しているが成熟期にさしかかっている。
2.部品・用品関連
部品・用品関連では、ディーラーオプションが上昇している。また、カー用品、補修部品も2003年以降やや拡大基調に変化している。中古カー用品、中古部品、リビルト部品も成長している。ただし、中古カー用品は拡大の勢いが弱まっている。
3.整備関連
整備関連では、整備業、整備機器ともに、2003年以降拡大傾向に転じている。
4.インフラ・サービス関連
インフラ・サービス関連では、保険、ガソリン消費がGDP、自動車保有台数の指標に連動する推移をしている。保険、ガソリンともに自由競争の進展による収益低下が課題となっている。
軽油の消費量は減少傾向にある。駐車場の整備は順調に進んでいる。
□ 資料発刊:「自動車アフターマーケット総覧2007年版」
2007年3月28日発刊 定価:15,7500円(本体価格150,000円 消費税等7,500円)
○株式会社矢野経済研究所
所在地:東京都中野区本町2-46-2 代表取締役社長:水越孝
設立:1958年3月 年間レポート発刊:約250タイトル URL: http://www.yano.co.jp/