タニタ、アイアンマン・トライアスロンをモチーフにしたアスリート向け体組成計を発売
鉄人レース「IRONMAN」とコラボレーション
アスリート向け体組成計「BC-304」を発売
体組成計や体脂肪計、ヘルスメーターなど家庭用計量計測機器のトップメーカーである株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、社長・谷田大輔)は、鉄人レースとして知られるアイアンマン・トライアスロンをモチーフにしたアスリート(運動選手)向け体組成計「BC-304」を6月14日に発売します。
「BC-304」にはアイアンマン・トライアスロンのブランドロゴである「IRONMAN」を配するともに、タニタ独自のアスリートモードを搭載。運動選手に特化した専用の計算式を用いることで、より精度の高い体調管理を実現しました。また、運動選手の体調管理に最適な50g単位での精密体重測定や筋肉量、推定骨量などを表示できるようにし専門性を際だたせました。価格は2万1000円(税込み)。スポーツ専門店や百貨店などを通じ、初年度6000台の販売を計画しています。
アイアンマン・トライアスロンは1978年にハワイで産声をあげた長距離競技で、水泳と自転車、マラソンの3種目で競います。現在、世界で29の競技会場があり、日本では6月17日に長崎県福江島で「2007アイアンマンジャパントライアスロン五島長崎」が開催されます。タニタではこうした特定市場を狙った商品の展開にも力を入れており、運動選手をターゲットとした「IRONMAN」とのコラボレーションモデルはすでに米国、欧州で販売しています。今回の日本での展開もその一環であり、今後もこうした特定市場の開拓に積極的に取り組んでいく考えです。
【BC-304の主な特徴】
(1)運動選手に最適なアスリートモードを搭載
運動選手では、一般の方と比べて体脂肪率を過大評価してしまう場合があります。これは体水分のバランスが異なるためとされています。こうした違いを踏まえタニタでは一般の方とは別に運動選手に適した計算式を用いたアスリートモードを設定し、より正確な測定結果を得ることができるようにしています。
(2)体重の変化を50g単位で測定・表示
一般的な体組成計での体重測定・表示は100g単位ですが、BC-304は50g単位での測定・表示を可能にしています。
(3)内臓脂肪レベルを0.5単位で表示
内臓脂肪レベル表示を0.5単位で表示します。内臓脂肪は、動脈硬化による脳卒中や心筋梗塞、糖尿病の発症リスクが高まるメタボリックシンドロームの起因とされています。より詳細に内臓脂肪レベルを把握できるようになることで、従来よりも精度の高い健康管理に反映できます。
(4)4人分のデータを登録
最大4人までの個人データを登録できるため、ご家族それぞれに合った項目でよりきめ細かな健康管理が1台で可能になります。
(5)過去データ
個々の測定項目について前回値、週平均(1、2週間前)、月平均(1-9カ月前)のデータ表示を可能にしており、日々の体調管理を気にされる運動選手に最適です。
【発売機種】(品番/カラー/価格)
BC-304 SV(シルバー) 2万1000円(税込み)
【発売日】
2007年6月14日
【当初の年間販売目標】
6000台
●写真:アスリート向け体組成計「BC-304」
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