NEC、「NEC環境アニュアルレポート2007」を発行
「NEC環境アニュアルレポート2007」の発行について
NECはこのたび、2006年度の環境活動結果を取りまとめた「NEC環境アニュアルレポート2007」を発行いたしました。本レポートはNECグループ(連結子会社342社)の活動を広く社会に公表して理解を得るとともに、活動の信頼性・透明性を高めるため、毎年6月に発行しているもので、今年度で11回目の発行となります。
なお、2005年度よりWebによる新しい環境報告の方向性を探り、そのための基盤を作ることを目的として冊子での配付を完全に止め、Webのみでの発信としております。
1. 2006年度の主な活動実績と2007年度中期目標概要
(1) 2006年度GHG総排出量226.2万トン、前年度比4.1万トン(1.8%)削減。
(2) エネルギー起源のCO2排出量(原単位)は、90年度比-57%となり電機・電子4団体統一目標値(2010年度に90年度比―28%)を既に達成。
(3) RoHS指令対象物質全廃。RoHS適合率100%継続(開発・設計ベース)
(4) 製品の使用段階でのCO2排出量 2005年度比16%削減。
2007年には、2005年度比で20%削減目標。
(5) CO2排出削減に貢献するITソリューションにエコシンボル制度を導入。
2006年度に新たに8件のエコシンボル・ソフトウェア/サービスを創出。
2007年は10件の創出目標。
2. 2006年度 環境活動特集・ハイライト(一部を動画で紹介)
(1) 電気自動車用リチウムイオン二次電池の開発
(2) 使用済み製品3R事業のコンプライアンス体制を強化
(3) 社内環境基金による戦略的な環境投資
(4) モニター用太陽光発電システムを開発(北米)
その他、「製品の環境配慮情報発信の強化」や「中国版RoHS対応強化体制の構築」など四半期報告にて11件の活動ハイライトを紹介
3. 2007年度版環境アニュアルレポートの特長
(1) 2007年度のNEC環境アニュアルレポートは2006年度の活動を総括したものとして発行。(2006年度は第1四半期、上期、第3四半期活動報告を実施)
(2) 2006年度の活動ハイライト4件を動画及び取材レポート形式で紹介。
(3) 企業の社会的責任についてはCSRダイジェスト2007(6月発行予定)及びCSRアニュアルレポート2007(Web版,7月発行予定)にて紹介し、環境活動の詳細についてはWebにて連携。
(4) 信頼性確保の取り組み:
- GRI(Global Reporting Initiative)ガイドライン、環境省のガイドラインを参考に公開できる情報は極力掲載するよう配慮
- 環境NPOとの協働企画を通して第三者としての評価を実施
- 情報の透明度を高めるために、NECグループの環境負荷データ集計作業へ大学生が参加・実習し、その結果を環境アニュアルレポートで紹介
(5) Web限定。動画やリンク機能など、Webならではの機能を活かして紙以上の使い易さを目指した工夫。
- 具体的な特長:
・ 様々な角度から見られるように、一つのコンテンツに複数の目次を用意
・ 目的の情報へたどり着き易くするために、ステークホルダー別入口を設置
4. 信頼性・透明性の向上に向けたきめ細かな活動報告の継続実施
(1) 四半期(第1・四半期、上期、第3・四半期)での活動報告を実施。
(2) 四半期報告の内容
- エコアクションプランに関する進捗状況(各項目の管理サイクルと連動)
- 活動トピックス
以上
■ NEC環境アニュアルレポート2007
http://www.nec.co.jp/eco/ja/annual2007/
■ 本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC CSR推進本部 環境推進部
電話: (03)3798-6617(直通)
E-mail: info@eco.jp.nec.com