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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'12.11.Thu
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2007'01.13.Sat

TOTO、「ウォシュレット」のブランドシンボルマークを一新

2006年8月
ブランドシンボルマーク開発

「世界共通の親しみあるブランド」へ
ウォシュレット ブランドシンボルマークを一新
~更なるブランド価値の維持・強化そしてグローバル市場への拡大を目指して~


 TOTOは、これまで様々な表示となっていた温水洗浄便座『ウォシュレット』のロゴを統一し、新しいブランドシンボルマークを開発しました。新しいブランドシンボルマークは8月発売のウォシュレット一体形便器「NEW ネオレスト」より採用し、その後、その他のウォシュレット商品へ随時展開していきます。
 この新しいブランドシンボルマークは、TOTOの登録商標ウォシュレットの普通名称化防止を目的とし、更にブランドシンボルマークを通じてお客様と強い絆を結ぶために開発されました。
 そして、『世界へ共通の価値を提供する商品ブランド』としてグローバル化へに向けた意志を込めています。
 また、8月発売の「NEW ネオレスト」のブランドシンボルマークを、ウォシュレットブランドの最高級機種にふさわしい、商品の美しいデザインに合わせたマークに変更しました。

写真:ウォシュレット 新ブランドシンボルマーク
(*添付資料参照)


【新ブランドシンボルマーク開発コンセプト】

■ウォシュレット ブランドシンボルマーク
(※参考表あり)

■NEWネオレスト ブランドシンボルマーク
(※参考表あり)

*ネオレストは国内と海外で商品の示す範囲が異なるため、今回のブランドシンボルマークは国内専用です。
 国内…ウォシュレット一体形ローシルエットトイレ(ウォシュレットブランドの最高機種)
 海外…浴槽・シャワーなどの水栓金具・洗面器を含むバスルーム全体商品(スイート商品)の最高機種


<ブランドシンボルマーク開発の理由>

1)TOTOのウォシュレットとしての認知向上
 消費者の認知度調査によると、ウォシュレットは温水洗浄便座として十分に認知いただいているが、TOTOの商品(ブランド・登録商標)であることを認知している人は約半数に減少。こうした実態を踏まえてTOTOのウォシュレットとしての認知向上を図る。

 ・温水洗浄便座 ウォシュレットを知っている:認知度86%
 ・TOTOの温水洗浄便座はウォシュレット:認知度40%
                    (消費者調査 n=975名)

2)ウォシュレットの普通名称化防止
 ウォシュレットは1980年にTOTOが商品化した後、四半世紀で累計出荷台数が2000万台を超えることができました。このように大変多くのお客様に支持され、ご愛用いただいた大ヒット商品と言える反面、今般ウォシュレットが一般的に普通名称として、温水洗浄便座全般を指す場合に使われるケースもまれにみられるようになってきました。しかしTOTOウォシュレットは、お尻を温水で洗浄する基本性能は忠実に守りながらも便座を超えた、新しい生活スタイルを常に提案(快適なレストルーム実現)してきた商品として、これからも生活価値創造を追求していく意味も込めてブランドシンボルマークを開発しています。

3)ブランドシンボルマークの統一(国内外)
 お客様との接点となる、ショールームにてウォシュレットブランドシンボルマークに関する調査を行なった結果、機種によって様々なマークが表示されており一貫性がありませんでした。従って、新しいブランドシンボルマークを開発し、お客様と強い絆を結ぶ、そして『世界へ共通の価値を提供する商品ブランド』として国内外統一のブランドシンボルマークとしました。

<ブランドシンボルマーク開発の経緯>
 今回のブランドシンボルマークは、「エモーショナルブランディング」で有名な、パリに親会社を持ち、グローバルに活動を展開するブランド専門会社 「デグリップゴーベグループ(株)」のコンサルティングのもと共同で開発しました。
 ブランドシンボルマーク開発のステップは次のとおりで、次世代のウォシュレットを担う中堅社員を中心としたプロジェクトチームで開発しました。
1)次世代のウォシュレットのコンセプトは
 もっと、『こころとからだの充足体験』を約束する商品として、「清潔」「快適」「洗浄感」「思いやり」「信頼」「こころの満足」6つのキーワードを設定。
 そして、それぞれを具体的にビジュアル化し、皆が同じコンセプトを頭に描けるよう共有化しました。
 例えば、これまでのウォシュレットの「清潔」は"単なるおしり洗浄の清潔" 。これからのウォシュレットは"ウォシュレットそのものが清潔の象徴"へ進化し トイレ空間全体の清潔を意味するものに。
 「洗浄感」は"水流や勢いで洗浄性能を語る世界から、人にやさしく洗ってもらう洗浄性能を超えた感情的関係"癒しを体験できる洗浄感"へビジュアルを定めた。
2)そしてこのビジュアルをベースに『こころとからだの充足体験』をメッセージし、より、ウォシュレットとお客様を感情的、絆で結ぶブランドシンボルマークを作り上げました。
3)最終的にブランドシンボルマーク9案を社内デザインセンターと社内女性社員による公募で選定(今回決定したブランドシンボルマークは調査に参加した女性社員(96名)の約半数が支持)

<ウォシュレットの歩み>
 「ウォシュレット」の原型「ウォッシュエアシート」をアメリカから輸入販売したのが1964年。「ウォッシュエアシート」は販売に苦戦しながらも「痔」を患っている方を中心に確実なニーズがありました。当時はおしりを洗う習慣はなく、1980年の自社開発の「ウォシュレット」発売当初も、販売が伸び悩んでいました。しかし、「肛門科」「産婦人科」などの病院や、ゴルフ場でご体験いただいた方の口コミ効果に加え、戸川純さん出演の「おしりだって洗ってほしい」のCM効果で、機能の良さとともに認知が広がり、'80年代後半に販売台数が顕著に伸びていきました。1987年に100万台、1998年に1000万台、そして2005年に2000万台を突破しました。
 ウォシュレットは海外市場においても現在販売活動を行っています。「お尻を洗う」という新しいライフスタイルを海外市場に浸透させるために、マスメディアを活用したPR活動、病院やスポーツジムなどへのモニター設置などの認知活動を実施中です。2007年には、海外市場で約14万台の販売を目指しています。

*ネオレストについて
 ネオレストは1993年に発売したウォシュレット一体型便器の最高機種に適用した商品ブランドです。タンクのないローシルエットタイプの形状が人気の商品で、2003年に掃除がしにくかった便器裏の"ふち"をとったフチなしトルネード洗浄を採用した「ネオレストEX」にモデルチェンジ。2004年にはコンパクトサイズ化した「ネオレストSD」シリーズを追加品揃えしました。またこの8月にはデザイン性や清掃性を更に進化させた「NEWネオレストAタイプ」を発売し、旧来のEXシリーズを「NEWネオレストXタイプ」、SDシリーズを「NEWネオレストDタイプ」にモデルチェンジします。
 "ウォシュレット"はTOTOの登録商標です。
 尚、本文中に記載している"ウォシュレット"には、(R)は明記しておりません。


■お客様からの問い合わせ先:TOTOお客様相談室 TEL:0120(03)1010
■TOTOホームページ:http://www.toto.co.jp/



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