ノア、ラポールシステム社製の外観検査装置を販売開始
ラポールシステム社製の外観検査装置を販売開始
株式会社ノア(本社:東京都渋谷区、社長:田平博志、以下ノア)は株式会社ラポールシステム(本社:東京都千代田区、社長:長谷川伸樹、以下ラポールシステム社)のFPD製造業界向け外観検査装置の日本国内並びにアジアにおける販売代理店契約を締結し、同社製品の販売を2006年10月より開始いたしました。同時に、当該製品の台湾・シンガポール市場での拡販を狙い、台湾における半導体・液晶製造/検査装置の有力代理店であるKROMAX International Corporation(本社:台北市、社長:K.Kell Hwang、以下クロマックス社)とも販売代理店契約を締結し、販売活動を開始いたしました。
ラポールシステム社の外観検査装置は、FPD製造業界向けに同社の持つ画像処理技術を駆使し開発・製造されたものであり、極めて高い欠陥検出率を誇ります。韓国の最大手液晶パネルメーカーに採用されたのを皮切りに、ここまでマーケットでの実績を順調に伸張させている装置であります。
FPD製造業界では、これまでは目視での人的検査が主流でしたが、市場の急速な拡大と低価格化により、半導体業界同様に、収益率向上のための歩留まり管理が厳格に行われるようになってきております。このため、外観検査装置の重要性は大幅に上がっており、ノアはこのマーケットにおける先駆者としてシェアの拡大を目指しております。
本事業はノアにとって初めて参入するFPD業界向け装置販売でありますが、シリコンサイクルのような半導体業界特有の急激な市場環境変化の影響を受けにくくするための補完関係を構築できる新事業として、業績を安定して拡大するために大変重要な分野であると認識し位置付けていく所存です。
販売開始直後に台湾の大手ガラスメーカーから当該検査装置の受注を獲得し、年内に1号機を納入する予定です。2010年6月期には10億円の売上げを見込んでおります。
【株式会社ラポールシステムについて】
鳥居電業株式会社のグループ内企業として、画像処理技術をコアとした検査装置などを得意分野としている、設計・開発を行う企業です。同社のオートフォーカス機能や独自の検査アルゴリズムは、広く装置メーカーにもOEM採用されており、顧客ニーズに対して柔軟に応える体制を整えています。
設立:1979年
本社:東京都千代田区
社長:長谷川伸樹
詳細につきましては、ウエブサイト(http://www.lapole.co.jp/)をごらんください。
【KROMAX International Corporationについて】
中国語表記:奇裕企業股.有限公司
台湾・中国・シンガポールを中心に、半導体・液晶業界向けの、製造装置・検査装置の販売、設置・メンテナンスを実施している有力代理店の一つです。
設立:1987年
本社:台湾台北市
社長:K.Kell Hwang
詳細につきましては、Webサイト(http://www.kromax.com)をごらんください。
以上