JDC信託、業務用VOD事業者向けコンテンツ管理・運用ソリューション事業を開始
JDC信託、コンテンツ運用に関するソリューション事業を開始
ジャパン・デジタル・コンテンツ信託株式会社(以下JDC信託、本社:東京都港区、社長:土井宏文)は、株式会社ソリッド・エクスチェンジ(以下 ソリッド・エクスチェンジ、本社:東京都品川区、社長:加藤治彦)の保有するコンテンツデリバリーの技術を活用し、業務用VOD事業者(以下 VOD事業者)がコンテンツを管理・運用するためのソリューション事業を平成18年11月より本格的に開始いたします。
動画配信ビジネス(以下 配信ビジネス)は着実な伸びを示しており、各種ホテルや観光旅館、病院、アミューズメント施設等にもVOD配信システム(以下 VODシステム)の導入が進んできています。このような配信ビジネスの拡大に伴い、VOD事業者から、VODシステムの導入からコンテンツの調達やデリバリー、エンドユーザーへのコンテンツ情報の紹介、さらにはコンテンツのセキュリティ対策に至るまでを一貫して管理・運用したいとのニーズが寄せられており、JDC信託は、配信ビジネス市場の開拓およびJDC信託が得意とするコンテンツアグリゲーション事業(注)(以下 アグリゲーション事業)とをあわせて、これらの市場ニーズに応えられるサービスづくりを進めてまいりました。
JDC信託では、ソリッド・エクスチェンジに対して、特にコンテンツデータのエンコードやデリバリー等の業務を委託し、JDC信託がアグリゲーション事業を通じて預かっているコンテンツの提供や新規コンテンツの調達、画面遷移の生成支援、コンテンツ情報の提供・告知、またシステム全体のセキュリティ対策の構築を行うことにより、コンテンツ運用に関するトータルサービスを提供することといたしました。
またJDC信託では、上述したサービスの提供のほかに、導入規模に応じたVODシステムの構築支援、コンテンツ管理サーバの構築支援、システム導入先のメンテナンスサポート、コンテンツの管理・運用に関する教育等のコンサルティング業務についても、VOD事業者のニーズに応じて提供できる体制を整えています。
JDC信託は、コンテンツ運用に関する独自のノウハウとソリッド・エクスチェンジが保有するソリューションとを組み合わせることにより、また他社のリソースを好適に活用することにより、これからもコンテンツの管理・運用その他コンテンツに関する新たなソリューションの創造に努めてまいります。
なお、本案件に関する当期の業績への影響につきましては、軽微であり、かつ織り込み済みであるため、平成19年3月通期の業績予想値についての変更はありません。
以 上
(注)コンテンツアグリゲーション事業
コンテンツホルダーから作品を預かり、様々な権利処理を行った上でブロードバンド配信事業者に作品を供給するエージェント事業です。作品のジャンルは劇場用映画やテレビアニメーション、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)など多岐に亘り、現在供給できる総タイトル数は2,000タイトルを超えています。
[株式会社ソリッド・エクスチェンジの概要]
所在地:東京都品川区東品川3-13-6 品川プロダクションセンター4F
設 立:平成14年2月19日
資本金:4億9千万円(平成18年10月10日現在)
株主構成:株式会社NTTデータ 64.27%
株式会社IMAGICA 33.54%
株式会社フェイス 2.19%
URL:http://www.solidexchange.co.jp/
事業内容:ブロードバンド向け映像コンテンツのデジタル化、制作管理、配信支援
コンテンツ配信用プラットフォーム提供サービス
権利保護技術の提供サービス
WEBサイト設計・構築・運用など