ヘルスケア・フロンティア・ジャパン、メタボリックシンドローム予防プログラムを発売
「メタボリックシンドローム予防支援プログラム」の発売について
株式会社損害保険ジャパン(社長:佐藤 正敏)とオムロンヘルスケア株式会社(社長:赤星 慶一郎)の合弁会社である株式会社ヘルスケア・フロンティア・ジャパン(社長:百瀬 剛)は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の発症・進行を予防する生活習慣改善プログラム「健康達人 メタボリックシンドローム予防編」を開発し、11月1日より提供を開始します。本プログラムは、医療保険者向けに、医療制度改革によって義務化された保健事業を支援するサービスの一環として提供します。
1.メタボリックシンドローム予防プログラム発売の背景
国民医療費と生活習慣病患者の増加を背景として、本年6月に医療制度改革関連法が成立しました。これにより健康保険組合、国民健康保険組合などの医療保険者は2008年度から、これまで任意であった健診・保健指導などの保健事業を実施することが義務化されることとなりました。
一方、内臓脂肪の蓄積が糖尿病、高血圧症、高脂血症の発症に深く関係し、重複が多いほど、心筋梗塞や脳卒中の発症リスクが高いことが明らかとなり、これがメタボリックシンドロームとして注目されるようになりました。厚生労働省はメタボリックシンドローム対策を「保健事業の義務化」の軸にすえております。
当社で販売している生活習慣改善プログラム「健康達人」シリーズは、1999年からオムロン株式会社ヘルスケアビジネスカンパニーが提供を開始し、これまでに60万人以上に利用されております。また、学術的効果検証によって、減量、血圧の低下、血清脂質の改善などの効果があり、プログラム終了後もその効果が持続することを確認し、学会発表してまいりました。このプログラムを活用し、今般健康増進・疾病予防の観点から、メタボリックシンドローム対策の一環として、その発症をいかに防ぐかということに重点をおいた専用プログラムを開発するに至りました。
2.「健康達人 メタボリックシンドローム予防編」の概要と特長
(1)概要
生活習慣改善プログラム「健康達人 メタボリックシンドローム予防編」は、健康的な生活習慣を作るために食事、運動などについてご利用者一人ひとりに最適なアドバイスを提供する行動科学に基づいた実践しやすいプログラムです。
ご利用者に健康状態や生活習慣に関する質問票を記入・送付いただき、その回答内容を分析して生活習慣改善に役立つアドバイスシートを返送いたします。ご利用者にはこのアドバイスに基づいて生活習慣を変えていただき、メタボリックシンドロームを予防していただくこととなります。
(2)特長
本プログラムは、メタボリックシンドロームの概念に沿って、食事、運動などの生活習慣改善アドバイスを統合したプログラムで、内臓脂肪や高血圧などのメタボリックシンドロームの危険因子を総合的に減らすことで、心筋梗塞や脳卒中の発症リスクを低減させます。
ご利用者は健康増進、疾病予防の知識がなくても、アドバイスに従ってスムーズかつ継続的に生活習慣改善に取り組めます。
(3)価格
ご利用1件あたり5,000円(税別)
運用基本料として250,000円(税別)
(4)販売開始
2006年11月1日
3.今後の展開
当社では今般開発した「健康達人 メタボリックシンドローム予防編」を医療保険者に対して積極的に案内を行っていきます。また医療保険者に対して「保健事業の義務化」対策を支援すべく、総合的に対応できるサービスを提供していきます。
以 上