日本産業機械工業会、平成18年度上半期の産業機械輸出契約状況を発表
平成18年度上半期 産業機械輸出契約状況
(平成18年4~9月)
1.概 要
平成18年度上半期の主要約70社の産業機械輸出は、アジア、ヨーロッパ、北アメリカ向けが増加したものの、中東向けが減少したことから、前年同期比97.4%の1兆2,330億円となった。
単体機械は、アジア、ヨーロッパ、北アメリカ向けが増加したものの、中東向けが減少したことから、前年同期比94.6%の7,256億円となった。
プラントは、中東向けが減少したものの、アジア向けが増加したことから、前年同期比101.6%の5,073億円となった。
2.機種別の動向
(1)単体機械
1)ボイラ・原動機
アジア、ヨーロッパ、北アメリカの増加により前年同期比155.0%となった。
2)鉱山機械
アジアの減少により前年同期比67.8%となった。
3)化学機械
アジア、中東の減少により前年同期比41.7%となった。
4)プラスチック加工機械
ヨーロッパ、北アメリカ、ロシア・東欧が増加したものの、アジアの減少により前年同期比99.9%となった。
5)風水力機械
アジア、中東の増加により前年同期比155.1%となった。
6)運搬機械
中東、南アメリカ、ロシア・東欧の増加により前年同期比103.2%となった。
7)変速機
アジア、ヨーロッパの増加により前年同期比101.7%となった。
8)金属加工機械
アジア、中東の増加により前年同期比206.1%となった。
9)冷凍機械
ヨーロッパ、アフリカ、オセアニアの減少により前年同期比98.5%となった。
(2)プラント
化学・石化プラントが減少したものの、発電プラント、その他プラント(セメント、タンク等)が増加したことから、前年同期比101.6%の5,073億円となった。