ブリヂストン、中期経営に関する基本的な考え方について発表
中期経営に関する基本的な考え方
株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は、中期経営に関する基本的な考え方について下記の通り発表いたします。
1.経営の最終目標と基本姿勢
当社では、経営の最終目標を「タイヤ会社・ゴム会社として名実ともに世界一の地位の確立」と掲げております。また、その達成のための基本姿勢として、1)ビジネスの「基本・原則」を常に意識する、2)創業以来の「理念・精神」を踏襲し、「企業理念」を継承する、3)国内の事業基盤を更に磐石にする、そして4)その強固な国内事業の上にグループ・グローバルな事業展開を促進する、といった4点を徹底いたします。
2.経営の基本方針と基本戦略
ブリヂストンでは、基本姿勢のもとに展開すべき4点の基本方針を設定し、更にその基本方針に則った具体的な基本戦略を策定しております。
(1)「更に上」を常に目指して、全ての製品・サービスで世界最高を目指す
「更に上」を目指して、1)成長領域であり、当社グループとして市場で強力な競争力を持ちうる領域の事業を強化すること、2)原材料・素材価格の高止まり環境への対応力確立とグローバル生産力強化に資する生産技術を開発すること、そして3)コーポレートガバナンス体制、CSR体制の確立を行うことの3点を推進してまいります。
(2)長期戦略を明確化し、事業領域の統合・拡大を推進する
原材料分野の開発・生産資産、生産設備の開発・製造、小売店網といった当社の強みである事業資産の活用を進めてまいります。また、製品のみならず、周辺領域のサービスも組み合わせたビジネスモデルの開発も推進してまいります。
(3)SBU(戦略的事業ユニット)制で真のグローバル展開を目指す
世界各地の市場やお客様のニーズを敏感に感じ取り、スピーディーに、かつグループ・グローバルで最適に対応できる経営体質の実現を図ります。
SBU(戦略的事業ユニット)制では、地域別の6ユニットに製品別の2ユニットを加えた計8SBUを構築いたしました。また、経営の意思決定機関である「グローバル本社」と各SBUにサービス・サポートの提供を行う「グローバル経営プラットフォーム」についても明確に組織化しております。
(4)「中期経営計画」を核に、全体最適のグループ経営を目指す
グループ・グローバルで整合性を取った中期経営計画の策定により、急激かつダイナミックな事業環境の変動に、的確かつスピーディーに対応してまいります。
3.経営目標数値
収益体質をピークアウトさせない経営体制を構築・強化し、且つ収益性と資産効率のバランスの取れた設定が必要だとの考えから、連結でのROA6%を経営目標として設定しております。また、2010年ROA5%、2011年ROA5%超を中期経営計画期間の期間目標にしてまいります。
◆中期経営に関する基本的な考え方
2006年11月20日に当社の中期経営に関する基本的な考え方についてプレゼンテーションを行いました。詳細の資料については、こちらよりご覧いただけます。
http://www.bridgestone.co.jp/ir/presentation/index.html
以 上