ギンガネットなど3社、NOVAの「お茶の間留学」コンテンツ配信サービスを提供
NOVAグループ、ソフトバンクテレコムのISP事業者向け接続サービス
「mpls ASSOCIO」と相互接続
~ISP事業者は、安価にネットワークが構築でき、NOVA「お茶の間留学」の配信が可能に~
株式会社ギンガネット(代表取締役:中山 秀樹、以下 ギンガネット)、株式会社NOVA(代表取締役社長:猿橋 望、以下NOVA)およびソフトバンクテレコム株式会社(代表取締役社長:孫 正義、以下 ソフトバンクテレコム)の3社は、ギンガネットの「“総”方向リアルタイム有人対面型コンテンツ配信ネットワーク」(※1、2)(以下、「コンテンツ配信ネットワーク」)とソフトバンクテレコムが提供するISP事業者向けの広域分散型商用IX(※3)サービス「mpls ASSOCIO(エムピーエルエス アソシオ)」(※4)を11月20日より相互接続し、NOVAの『お茶の間留学』(※5)コンテンツを配信することをお知らせします。
従来ISP事業者は、NOVA『お茶の間留学』コンテンツを安定的に配信するために、ギンガネットとISP事業者間に専用ネットワークを構築する必要がありました。このたび「mpls ASSOCIO」に接続するだけで、安価に「コンテンツ配信ネットワーク」に接続できるようになり、NOVA『お茶の間留学』をより多くのISP事業者から配信できることとなります。またさらにNOVA『お茶の間留学』の生徒にとっては、NOVA推奨ISP事業者の選択肢が広がるメリットも生まれます。(別紙:ネットワーク構成図)
NOVA「お茶の間留学」は、ギンガネットの「コンテンツ配信ネットワーク」を通じて配信される代表的なコンテンツで、IPテレビ電話「ギンガネット電話」を使うことにより、「駅前留学」と同じシステムのレッスンを、24時間、自宅やオフィスで受けられるNOVAの人気サービスです。
ギンガネットは、ベストエフォート型で不安定なインターネット回線が主流の中、ISP事業者と業務提携し、回線品質目標(※6)を設定した高品質で遅延の少ない安定した通信ネットワークを構築しています。NOVAでは、その提携ISP事業者を「お茶の間留学」にふさわしいISP事業者として推奨し、NOVAの生徒は、推奨ISP事業者のブロードバンド回線を利用すれば、「お茶の間留学」を快適に受講することが可能となっています。
「mpls ASSOCIO」は、MPLS技術を活用した商用IPデータサービスで、1本のアクセス回線で複数個所へ直接IPデータ通信を可能としています。広域分散IXの役割を特徴とするこのネットワークは、全国24箇所にアクセスポイントを設けており、インターネット接続サービスを提供している約40のISP事業者に利用されている実績があります。ISP事業者は、最寄りの「mpls ASSOCIO」のアクセスポイントまでネットワークを構築するだけで、大容量トラフィック環境に対応したバックボーンネットワークに接続できることになります。
これまでNOVAグループでは、専用ネットワークを構築してきた提携ISP事業者をNOVA「お茶の間留学」の推奨プロバイダーとしてきましたが、個別に専用ネットワークを構築することは、コストが高く、これにより幅広く多くのISP事業者と提携できない課題がありました。このたび「mpls ASSOCIO」を採用することで、コストをかけずに多くのISP事業者と提携できることになります。
(お茶の間留学を始めとしたギンガネットコンテンツの提供に関する、ISP事業者からのお問い合わせは06-7688-1000まで)