コグノス、ディメンショナル・データウェアハウス構築ソリューションを提供開始
コグノス、ハイパフォーマンスのBIに最適化された
ディメンショナル・データウェアハウス構築ソリューションを提供開始
~ Cognos 8 BIによる情報活用を効果的にするデータモデリングを支援 ~
ビジネス・インテリジェンス(BI)およびパフォーマンス・マネージメント(PM)ソリューションのリーディング・プロバイダーであるコグノス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 克司、以下 コグノス)は、ハイパフォーマンスのBIに最適化されたディメンショナル・データウェアハウス構築ソリューションとして、「Cognos 8 Data Manager(コグノス エイト データマネージャー)」を、2007年3月より提供開始したことを発表しました。
「Cognos 8 Data Manager」は、コンサルティング・サービスとともに提供されます。
「Cognos 8 Data Manager」は、データの統合および変換、ディメンションの管理を行い、業務に密着しつつ全社規模で一貫性のある情報活用環境を提供する、BIに最適なデータウェアハウスを実装するためのソフトウェアです。
「Cognos 8 Business Intelligence (以下、Cognos 8 BI)」にデータ統合の機能を提供するオプションとして、組み合わせて活用することにより、データをユーザーに分かりやすい形に変換し、意思決定や経営判断に必要な情報にアクセスすることが容易になります。
コグノスは、独自のオープン・データアクセスのコンセプトに基づき、企業のデータウェアハウス、業務システムなど多様なデータを、様々なBI機能との自在な組み合わせを通じて活用することを支援しています。
「Cognos 8 Data Manager」は、北米およびヨーロッパを中心に、すでに10年前から「Cognos DecisionStream」として提供してきた実績があり、2,000社にもおよぶ豊富な導入実績を誇ります。
国内では、2005年の「Cognos 8 BI」の出荷を受ける形で、BIの価値をさらに高めるためのソフトウェアとしてこのたび「Cognos 8 Data Manager」の提供を開始する運びとなりました。
「Cognos 8 BI」がデータのモデリング手法の1つでありBIのベストプラクティスとして知られている『ディメンショナル・モデル (*1)』をビジネスビューのレベルで実装しているのに対し、「Cognos 8 Data Manager」は、これまでプログラミングによって解決されてきた多くの技術的な課題に対し、その対応を自動化し、ディメンショナル・モデルを物理データのレベルで簡単かつ迅速に実装できます。これにより、新たなビジネス要件への対応が短期間でかつ柔軟で行なわれ、運用保守の負荷が軽減されます。「Cognos 8 BI」との親和性にすぐれ、膨大なデータから業務レポートや分析にすぐに使える形式の情報に容易に最適化でき、全社規模で一貫性のある情報活用環境の構築を促進します。
コグノスでは、「Cognos 8 BI」の新規および既存顧客を主要な対象として、「Cognos 8Data Manager」をコグノスおよびパートナー企業のコンサルティング・サービスなどと組み合わせ、データ構築のノウハウを盛り込んだ『ディメンショナル・データウェアハウス (*2)』構築ソリューションとして提供していく予定です。
これにより、企業におけるBI有効活用を一層促進し、全社規模で一貫性のある情報活用環境を提供することにより企業の業績向上を支援してまいります。
(*1) ディメンショナル・モデル:
ディメンショナル・モデルは、BIのベストプラクティスとして知られるデータのモデリング手法です。データは収集するためでなく、意図する方法で取得する目的で設計されます。ユーザーは、ビジネスの視点(ディメンション)で情報を捉えることができます。例えば、営業部長が「担当地域ごとの製品別売上を前年同月比でみたい」という場合、地域、製品、期間というディメンションを組み合わせて売上をみることができます。
(*2) ディメンショナル・データウェアハウス:
ディメンショナル・モデルに基づいて構築されたデータウェアハウス
【 コグノスについて 】
コグノスは、ビジネス・インテリジェンスとパフォーマンス・マネージメントの世界的リーダーとして、企業プラン、財務・業績の把握・管理をサポートする世界クラスのプランニングおよびBIソフトウェアを提供しています。コグノスは、顧客に完璧なパフォーマンス・システムを提供するため、技術、分析アプリケーション、ベストプラクティス、広範なパートナーのネットワークを提供します。コグノスのパフォーマンス・システムは、企業のERP、パッケージ・アプリケーション、およびデータベースに蓄積された情報を最大限に活用できる、オープンかつ適応可能なソリューションです。顧客は、「現状はどうなのか」「なぜ、順調なのか、順調でないのか」「それについてどうすべきなのか」、といった質問に答えられるようになり、将来のビジネス戦略の計画を行う一方で、パフォーマンスの現状を把握し、モニターすることが可能となります。コグノスの顧客は135カ国以上、2万3,000社を超え、そのうちのトップ100社は一貫して市場指数を超える業績を達成しています。コグノスのパフォーマンス管理ソリューションとサービスは、ワールドワイドで3,000社以上のパートナーおよびリセラーからも購入できます。詳しくは、コグノスのホームページ http://www.cognos.co.jp をご覧下さい。
Cognos、Cognosロゴは、米国および/またはその他の国々におけるコグノス社の登録商標です。
本文中に記載の社名、製品名はすべて各社の商標または登録商標です。