日本郵船、日本飛行船の株式を売却し飛行船事業から撤退
株式会社日本飛行船 株式売却の件
当社は、2007年4月2日、子会社である株式会社日本飛行船の保有株式(4,000株、持株比率58.8%)全株を、杤木汽船(とちききせん)株式会社(代表取締役社長 杤木滋彌[とちき・しげや]氏)に売却し、飛行船事業から撤退しました。
当社は、日本における飛行船事業の実現を目指し、2003年9月に株式会社日本飛行船に出資し、広告宣伝を中心とした事業活動を進めるとともに、飛行船運航ノウハウの吸収につとめて来ました。
しかしながら、当初予定していた黒字化にはまだ時間を要する状況にあり、また、クルーズなどの当社事業との相乗効果も十分に発揮できる機会が少ないため、今後の事業計画の見直しを進めた結果、今般の決定に至りました。
現在株式会社日本飛行船の株主(300株、4.4%)である杤木汽船株式会社は、飛行船事業の将来性を高く評価しており、同時に将来の事業展開も色々と検討を進めているため、当社は、飛行船事業の更なる発展のため株式の売却を決定しました。今後、株式会社日本飛行船は新体制にて飛行船事業の継続・発展に取り組んでいくことになります。
関係の皆様におかれましては、当社の飛行船事業に多大なご支援・ご協力賜りましたことをここに厚く御礼申し上げます。
以 上
*会社概要などは、添付資料をご参照ください。