ナリス化粧品、「肌の体質改善」を行い肌の総合力を強化するアプローチを確立
ナリス化粧品、表出角層の奥に潜む肌不調の根源を解決
個々の角層状態に着目した「肌の体質改善」を総合提供
株式会社ナリス化粧品(本社:大阪市、社長:村岡弘義)は「なんだか肌の調子がよくない」という原因の特定できない肌の不調に対し、(1)浄化、(2)育む、(3)産む、(4)守るの4ステップで「肌の体質改善」を行い、肌トラブルそのものの発生を抑制し、肌の総合力を強化するアプローチを確立しました。
本成果は、2007年4月19日大阪・なんばパークスにオープンするカウンセリング型店舗での製品に活かしていきます。
(研究背景)
●乾燥・シワ・くすみ・たるみ・・・様々な肌トラブルの一因として角層の乱れが挙げられます。角層が一定(約28日)の周期で産まれ変わらない「ターンオーバーの乱れ」や不均一(角層の肥厚や未分化)な角化などによって、肌の内部に蓄えられるはずの水分が蒸散してしまったり、肌のハリ・弾力を失っていくことで肌トラブルを起こしやすくなります。
●これまで「乾燥には保湿成分を与える」、「くすみには美白成分を与える」といった「足りないものを与える」美容法が主流でしたが近年、肌が本来持っている力を引き出し、「足りないものを自ら作り出す」美容法が注目されています。
(研究結果)
ナリス化粧品では(1)浄化(老化角質除去)(2)育む(潤いある細胞を育てる)(3)産む(健全な細胞を作る)(4)守る(紫外線からの防御)の4ステップを踏むことによる角層状態正常化で肌トラブルの改善、さらにより健全な肌状態に導く結果を得ることが出来ました。
(1)浄化(老化角質除去)
ナリス化粧品は昭和7年の創業以来「ふきとり用化粧水」による角質ケアを美容理論の基礎としており、その長年の技術とノウハウを活用して、肌にダメージを与えることなく老化角質を取り除くことにより角層が正しいサイクルで産まれ変わるのを助けます。
(2)育む(潤いのある細胞を育てる)
NMF(Natural Moisture Factor=天然保湿因子)産生関連成分を産み出す力を促進するイチョウエキスを配合した化粧水をヒトに連続塗布し、肌の水分量を測定したところ、3週間以上もの間水分量が上がりつづける結果が得られました。これは単に保湿成分を与えるだけでなく、肌が本来持っている潤いを生み出す力を引き出せたことが示唆されます(図1)。
(3)産む(健全な細胞を作る)
肌細胞の細胞同士はデスモソームという物質でつながれ、また肌細胞が産み出される最下層の基底膜とも強固につながれて栄養の受け渡しをしています。この縦、横のつながりが弱くなると肌のハリ・弾力が失われ、シワ・たるみなどの元となります。この細胞間の結合を強化するバラエキス(特許出願中、公開番号2004-359632)、基底膜との細胞接着を強化するヒソップエキス(特許出願中、公開番号2004-262861)を配合した化粧水にて、良好な結果を得ることが出来ました。
(4)守る(紫外線からの防御)
紫外線は日やけをさせるだけでなく、様々な老化を引き起こす原因の一つであることが一般に知られています。4ステップの中に「紫外線からの防御」を加えることで、産み育てた健全な細胞を保護しシステムを完結させます。
また、この4ステップ理論を取りいれた化粧品の1ヶ月間連続使用を行ったところ、肌のキメの状態改善、透明感UPなど様々な肌データが有意に改善されました(図2、3)。
以上のように角層状態の改善がトータルの肌改善への近道であることを明らかにすることが出来ました。当社ではこの結果を活かして、表面に現れている角層の状態を個々人毎にその場で診断し、その人にとっての「肌質改善法」を提案できる新しい形の店舗として2007年4月19日、大阪・なんばパークスに第1号店「バランティクス」をオープンします。
(添付資料)
●図1.イチョウエキス配合化粧水によるうるおい増加
●図2.4週間連続使用による肌のキメ改善
●図3.4週間連続使用による剥離角層の状態改善
(参考資料)
●(株)ナリス化粧品 ホームページ http://www.naris.co.jp/