日経リサーチ、ポッドキャットのサービス利用実態調査結果を発表
「ポッドキャストは平日利用が顕著」
~日経リサーチ クロス・メディアリサーチの結果より~
好みの番組を、対応機器にダウンロードし、持ち運びしながらいつでも視聴できるポッドキャットのサービスの利用実態について調べたところ、平日と休日で利用に大きな違いがあることが判明した。
■ポッドキャスト利用率は伸び悩み状態
2007年2月にポッドキャストサービスの認知者に対して、「ポッドキャストの利用状況」について質問したところ、「利用したことがある」は34.3%で、「利用したことがない」は65.7%であった。また、「利用したことがある」と回答した上で、「現在利用している」は56.6%、「以前利用していたが現在は利用していない」は43.4%と、利用経験があっても利用が定着しているのは半数程度であった。
■ポッドキャストの利用経験
添付資料1をご参照ください。
■ポッドキャストは通勤時に活躍?
次に、現在の利用者に「ポッドキャストの視聴時間」について質問したところ、平日の場合、1回当たりの最多視聴時間は「20分~30分未満」が16.3%に対し、休日は「5分未満」の27.0%と、全体的に視聴時間が減っている。
利用時間帯において、平日と休日に最も違いが表れるのは、午前7時から午前9時までの時間帯で、平日の利用率が2割程度に対し、休日は5%未満。平日と休日との利用時間の違いは通勤時間帯での利用が影響を与えているといえそうだ。
■ポッドキャストの利用時間<平日・休日>
添付資料2をご参照ください
■調査概要
調査対象:16-69歳の男女
サンプリングソース:日経リサーチ・アクセス・パネル
調査日時:2007年2月19日~2月22日
有効回収数:4,807人
調査主体:(株)日経リサーチ