矢野経済研究所、2015年までのテレマティクスサービス市場予測を発表
ITSテレマティクス市場~2015年予測
2007年のサービス加入車(者)数602万台(人)予測。商用車向けは改正省エネ法施行と原油価格高騰が追い風に!
◆調査要綱◆
矢野経済研究所では、~2015年までのテレマティクスサービス市場推移の未来シナリオを描いた。有望なサービス市場は商用車向けか、乗用車向けか、歩行者向けか?市販か、純正か?各分野でどのアプリケーションがいつから、いくらで、どのような方向性で成長していくのか?普及要因は?普及阻害要因は?メディアは?ハードウェアは?どこが儲けるのか?当レポートではこれらの点を中心に、今まさに新しい市場を創らんとする現場にインタビューを試み、その市場実態を分析、将来予測を試みた。
1.調査対象サービス
(1)乗用車向けテレマティクスサービス
・G-BOOK
・インターナビプレミアムクラブ
・カーウィングス
・DSRC応用サービス(GS・駐車場等の自動決済サービス、プローブ情報サービス、他)
・ネットワーク型カーセキュリティサービス
・緊急通報サービス
・遠隔診断サービス 他
(2)商用車向けテレマティクスサービス
・運行動態管理
・デジタルタコグラフ
・ドライブレコーダ
(3)歩行者向けテレマティクスサービス(GPS携帯電話向けサービス)
(4)インフラ協調システム&サービス
・路車間通信システム
・車々間通信システム
・人車間通信システム 他
2.調査対象企業
自動車メーカ、カーエレメーカ、通信業者、サービスプロバイダ、他
3.調査期間
2006年10月~2007年3月
4.調査方法
弊社専門調査員による直接面接調査及び電話・メール取材
◆調査結果サマリー
・2006年の国内テレマティクスサービス市場の加入台(者)数見込み値は345万台(人)。
・2007年の国内テレマティクスサービス市場の加入台(者)数予測値は602万台(人)。内訳としては、乗用車向けサービス加入台数は245万台(40.7%)、商用車向けサービス加入台数は11万台(1.8%)、GPS携帯電話向けサービス加入台数は347万台(57.6%)と見込まれる。
・乗用車向けテレマティクスサービス加入車両数(国内)は2007年が245万台、2010年が559万台、2015年が1,258万台と予測される。
・商用車向けテレマティクスサービス加入車両数は2007年が11万台、2010年が25万台、2015年が60万台と予測される。改正省エネ法(2006年4月施行)対応のためのデータ収集及び報告書作成機能を付加したシステムと、原油価格高騰対策としてのエコドライブ機能を付加したシステムが多数上市されてきている。
・2010年にはGPS携帯電話の国内稼働台数は8,000万台が見込まれる。稼働台数の10%が有料サービスに加入するとした場合、携帯電話向け有料テレマティクスサービス加入者数は2007年が346万人、2010年が800万人、2015年が960万人と予測される。
◆資料体裁
資料名:「2007~08年版 ITSテレマティクス市場予測レポート」
発刊日:2007年3月25日
体 裁:A4版/500頁
定 価:173,250円(本体価格:165,000円、消費税等:8,250円)
○株式会社矢野経済研究所
所在地:東京都中野区本町2-46-2
代表取締役社長:水越 孝
設 立:1958年3月
年間レポート発刊:約250タイトル
URL:http://www.yano.co.jp/
(※ 以下、詳細は添付資料を参照してください。)