ネットマークス、ネットワークに接続するシステムログを統合的に管理するツールを発売
ネットマークス、ネットワーク上のあらゆるシステムのログを統合、管理し、
分析、レポーティングを行うソリューションを提供
~内部統制の強化や監査に有効なレポートの作成が可能~
ネットワーク・ソリューションプロバイダの株式会社ネットマークス(東京都港区元赤坂1-3-12 代表取締役社長:大橋 純 以下、ネットマークス)は、内部統制の強化の一環としてネットワークに接続する様々なシステムのログを統合的に管理し、分析、レポーティングを行うツール「Network Intelligence ENGINE(ネットワーク インテリジェンス エンジン)アプライアンス」(米国 RSA, The Security Division of EMC製)を5月より販売いたします。
本製品は、ネットワークに接続するスイッチ機器や、アプリケーション、サーバ、セキュリティツールなどのログを収集・管理し、リアルタイムでモニタリング、分析、レポーティングを行うアプライアンス機器です。様々なログを統合し、一元的に管理することで異なるログの相関分析や時系列の分析などが可能、さらに監査に対応したレポート作成や内部統制の強化の向けた施策に活用できます。あわせて、増加するログデータを保存するためのストレージシステムを提供、ログデータのバックアップやアーカイブなどに対応します。
ネットマークスでは、本製品とストレージシステムを組み合わせた「ログ統合管理ソリューション」をエンタープライズマーケットに向け展開、初年度3億円の売上げを見込んでいます。
内部統制においては、「モニタリング」が基本的要素のひとつとして構成されています。さらに遵守状況の正確な把握、セキュリティ違反の検知、有効性・効率性の継続的な評価は、「ITへの対応」(*1)により適切に対応することが必須になっています。しかし、この評価のベースとなるログ管理はシステムごとに収集・管理されており、分析やレポーティングに膨大な時間を要していました。
今回、販売を開始する「Network Intelligence ENGINEアプライアンス」は、様々なログを統合し、一元的に管理するためログの分析を容易に行うことが可能です。例えば、従来、ネットワークトラブルや外部からの不正アクセスなどの事故発生時、原因の調査や復旧に長い時間を要していましたが、本製品の分析機能により複数システムのログを相互に分析し、原因を明確にすることでダウンタイムの短縮を実現します。また、各種システムのログをリアルタイムでモニタリングし、あらかじめ設定した条件に合致しない場合は、管理者に警告を出すことが可能です。
【「Network Intelligence ENGINEアプライアンス」の概要】
●特長
・ネットワーク上のログ収集
エージェントレスで、各機器のログをアプライアンス内に格納。
100種以上の機器のログに対応。
・ログのデータベース管理
高速、高圧縮、暗号化、イベント指向でのログ管理が可能。
・リアルタイムアラート
機器が出力する各々ログに対し任意の条件を基に個別にアラートを出力。
同時に管理者へのメール通知やコマンド実行可能。
・ログ調査
監査作業は全てブラウザにて対応。
管理しやすいインターフェースのため操作が容易、迅速かつ正確な調査が可能。
・相関分析
各機器から出力されるログを任意の条件でフィルタして組み合わせ、相関分析が可能。
相関分析のテンプレートは70種類以上を用意。
・レポート出力
J-SOX法などの規制やログカテゴリに対応した800種類以上のテンプレートが利用可能。
カスタマイズやスケジュール設定も可能。
●価格(税別)
6,200,000円(NIE550-EX)から
以上
(*1)「ITへの対応」:
金融庁企業会計審議会 財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準より
*記載されている会社名及び製品名等は、各社の商標または登録商標です。