セブン&アイHDなど3社、釣銭宅配など新しい金融サービス提供で新会社を設立
~ 安心・安全、安価・簡便な新しい金融サービスの提供へ ~
『セブン・キャッシュワークス』の設立について
今秋より釣銭宅配サービス、来春より釣銭交換機サービス開始予定
株式会社セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、代表取締役会長 最高経営責任者〈CEO〉:鈴木 敏文)、トヨタファイナンシャルサービス株式会社(愛知県名古屋市、代表取締役社長:尾崎 英外)、株式会社セブン銀行(東京都千代田区、代表取締役社長:安斎 隆)の3社は、2007年6月5日に株式会社セブン・キャッシュワークスを設立することで今般合意いたしました。
新会社では、営業用釣銭宅配サービスならびに独自の釣銭交換機による新しい金融サービスを今秋以降順次ご提供することで、国内の中小小売・飲食サービス等約340万におよぶ一般事業者の"現金ニーズ"に対応してまいります。
I.新会社の概要
1.社名(商号):株式会社セブン・キャッシュワークス
(英文社名:Seven Cash Works Co.,Ltd.)
2.所在地:東京都千代田区丸の内1-6-1
3.代表取締役社長:丹生 勝已(にぶ かつみ)
4.設立予定日:2007年6月5日
5.決算期:2月末日
6.従業員数:約20人
7.資本金および資本準備金:30億円(資本金15億円、資本準備金15億円)
8.設立に際して発行する株式の数:6万株
9.株主構成および所有割合:
株式会社セブン&アイ・ホールディングス 48,300株 80.5%
トヨタファイナンシャルサービス株式会社 8,700株 14.5%
株式会社セブン銀行 3,000株 5.0%
10.主な事業内容:(1)釣銭宅配サービス
(2)釣銭交換機サービス
11.事業協力会社:株式会社セブン-イレブン・ジャパン 【サービス拠点】
株式会社アサヒセキュリティ 【現金調達・加工】
日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 【釣銭交換機製造・保守】
ヤマト運輸株式会社 【商品配送】
II.セブン・キャッシュワークス設立の狙い等
1.セブン-イレブン店舗インフラを活用した年中無休24時間の釣銭サービスを提供することで、中小小売・飲食サービス事業者の方々(約340万事業所)の利便性を向上
2.効率的かつ低コスト運用による収益事業化の実現
3.セブン&アイHLDGS.の店舗ネットワーク、トヨタファイナンシャルサービスの金融ノウハウ、およびセブン銀行のATMネットワークを活用することで実現する多面的金融サービスの提供により、金融機関が従来行ってきた窓口サービスの補完
III.事業の特徴
1.世界でも最大規模の光ファイバ通信網による高速大容量の専用線ネットワーク等セブン-イレブンのシステムインフラ(第6次総合情報システム)ならびにオペレーションノウハウ、トヨタファイナンシャルサービスの金融ノウハウに加えて、セブン銀行のATM事業ノウハウを結集
2.アサヒセキュリティ、日立オムロンターミナルソリューションズ、ヤマト運輸等、各分野で優れたノウハウ・機能を有する企業と連携
3.金融(キャッシュ)、流通(ロジスティックス)、安心安全(セキュリティ)を一本化した低コスト現金サービスを提供
4.年中無休24時間のサービスを提供し、金融機関の補完的役割を担う
IV.事業の概要(事業スキームについては別紙資料ご参照)
1.釣銭宅配サービス
○釣銭パックを発注者であるセブン-イレブン店舗および一般事業者へ配送
○スタート段階は、セブン-イレブン店舗向けにサービス開始
○上記セブン-イレブン店舗向けのサービス・スキームを検証の上、中小小売・飲食サービス事業者向けサービス展開を検討
2.釣銭交換機サービス
○釣銭交換機をセブン-イレブン店舗内に設置
*高機能で効率性の高い小型の釣銭交換機を独自開発
○有料サービスとして24時間365日サービス提供
V.今後の予定
2007年6月5日 株式会社セブン・キャッシュワークス設立
2007年秋 釣銭宅配サービス開始
(首都圏のセブン-イレブンから開始、順次拡大)
2008年春 釣銭交換機サービス開始
(首都圏のセブン-イレブンから開始、順次拡大)
以上
(※ 新会社ロゴマーク、別紙資料は関連資料を参照してください。)