ウェザーニューズ、梅雨シーズンにおける傾向を発表
梅雨入り間近! ウェザーニューズ 梅雨傾向発表 (更新版)
梅雨明けはラニーニャの影響により、東日本、西日本で早い!
株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、本日、今年の梅雨シーズンにおける傾向(更新版)を発表いたしました。
今回の梅雨傾向は5月22時点の情報になります。
最新の梅雨情報は、携帯サイト:ウェザーニュース(URL: http://wni.jp )にてご確認ください。
【全国の梅雨見解】
今年の梅雨入りは、平年並の所が多いが、梅雨明けは、ラニーニャ現象(※1)の影響で早くなる可能性があります。ラニーニャ現象の時は、太平洋高気圧が強まり梅雨前線を押し上げるため、梅雨明けは九州をはじめ西日本を中心に平年並か早めになる傾向があります。昨年が遅い梅雨明けだったため、早い夏の到来を感じさせるかもしれません。一方、オホーツク海高気圧の勢力が一時的に強まり、東北の梅雨明けは遅くなる可能性もあります。今年の梅雨は、関東以西ではメリハリ型で、6月に強い雨が降りやすい見込みです。また東北は、太平洋側でシトシトと雨が降って、日本海側では晴れたり雨が降ったりとメリハリのある天気変化で、地域によって二分されそうです。夏の天気は、北日本では比較的涼しく、西日本や東日本では暑い「北冷西暑型」となりそうです。
【各地域の梅雨入り・明け時期と傾向】
※ 関連資料参照
※ラニーニャ現象
「エルニーニョ」の逆の現象を指し、ペルー沖から太平洋の中央部まで、赤道近くの海面の水温が、平年に比べて、半年から1年半ほど低いままになることをいいます。通常ラニーニャが発生すると夏の気温が平年並みから高い傾向があります。
【梅雨入り、梅雨明けの平年日】
※ 関連資料参照
梅雨傾向の発表について
当社では、日々、長期気象予測サービスの実用化に向けて取り組みをおこなっていますが、現在の気象予測の技術水準では、予測精度の誤差が大きくなる場合があります。この度の梅雨の傾向発表にあたり、複数の長期予報の有識者の見通しを元に、総合的に見解をだしています。本リリースにおける情報につきましては、発表日における最新の見解になりますので、最新の見解は当社の携帯サイト( http://wni.jp )にてご確認ください。
株式会社ウェザーニューズ(東証1部<4825>)について
世界17カ国に38の営業拠点を持つ、気象情報業界のグローバルリーディングカンパニー。海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自のピンポイント予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供。一般個人・大衆に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供している。
ホームページ:http://weathernews.com
(※参考資料あり)