インデックスとNHK、携帯向け視聴用アプリケーション「Yomu.TV」の共同開発を開始
インデックスとNHK、放送と通信の新しい連携サービス、
『Yomu.TV(仮称)』の共同開発を開始
放送番組の観たいシーンだけ「検索」し、「読む」、「観る」を携帯電話で実現する、
動画視聴の新しいスタイルを提案
株式会社インデックス・ホールディングス(代表取締役社長:椿 進 本社:東京都世田谷区)の子会社の株式会社インデックス(代表取締役社長:小川 善美 本社:東京都世田谷区 以下 インデックス)と、日本放送協会(会長:橋本 元一 本部:東京都渋谷区 以下 NHK)は、メタデータを活用し、いつでも、どこでも、番組コンテンツを快適に楽しむことのできる、新しい携帯電話向けの視聴用アプリケーション『Yomu.TV(仮称)』を共同で開発し、携帯電話を通じて番組内容を「検索する」「読む」「観る」という3つの組み合わせサービスの構築をめざします。
本アプリケーションの開発にあたり、NHKはその設計に関する技術情報ならびにノウハウ等の提供を、インデックスはその設計および制作を担当いたします。
携帯電話で動画を視聴する場合、長時間のコンテンツであっても、限られた短い時間で、効率よく能動的に視聴したいというニーズがあります。本アプリケーションは、字幕放送で用いる字幕テキストをメタデータとして有効に活用して、キーワードによる番組検索や、見たいシーンにピンポイントですばやくアクセスする機能を実現し、携帯電話による動画視聴の新しいスタイルを提供することができます。
この共同開発で構築するアプリケーションでは、以下の3つの機能の提供をめざします。
1)「検索する」 ~字幕をメタデータとして活用して、「番組内容を“検索する”」機能~
番組には字幕放送のためのキャプションが付加されているため、それをメタデータとして活用することにより、「番組名」や各種「キーワード」によって全番組の検索、あるいは番組内のピンポイントのシーン検索など、視聴者にとって欲しい情報を簡易に検索しアクセスすることが可能となります。
2)「読む」 ~シーンと連動する字幕テキストで、「静止画像のキャプションを“読む”」機能~
検索によって選択した番組には、字幕放送用のキャプションが付加されているため、各シーン(静止画像)と連動したキャプションを電子ブック(紙芝居)のように閲覧することができ、番組コンテンツを“読む”という、新しいスタイルを楽しむことが可能となります。
3)「観る」 ~気に入ったシーンを選択し、その「動画を“観る”」機能~
また、その中で気に入ったシーンを選択すれば、その部分を動画として視聴できます。ストリーミングで視聴することで、テレビ番組のような長時間の動画を視聴することが可能となります。さらに、携帯電話にダウンロードして、電波の届かないところでも視聴することができます。
放送番組を、携帯電話を通じて視聴者がオンデマンドで享受できるサービス提供をめざすアプリケーションの開発は、初の試みとなります。
■株式会社インデックス・ホールディングス 会社概要
社名:株式会社インデックス・ホールディングス(JASDAQ:4835)(英文表記:Index Holdings)
本社所在地:〒154-0004 東京都世田谷区太子堂4-1-1キャロットタワー
設立:1995年9月
資本金:360億7,100万円(2007年2月末現在)
代表者:代表取締役社長 椿 進
事業概要:モバイル、エンターテイメント、ソリューション事業を展開するインデックスグループ会社の純粋持株会社として、グループ全体の戦略統一と最適な資源配分を行い、より機動的で柔軟な事業活動を推進。
URL:http://www.index-hd.com
■株式会社インデックス 会社概要
社名:株式会社インデックス(英文表記:Index Corporation)
本社所在地:〒154-0004 東京都世田谷区太子堂4-1-1キャロットタワー
設立:2006年6月
資本金:1億円(2006年6月現在)
代表者:代表取締役社長 小川 善美
事業概要:モバイル向けにコンテンツやソリューション、メディアソリューション、マーケティングソリューションなど、各種情報サービスを提供
URL:http://www.indexweb.co.jp