カネカ、植物由来ポリフェノールが主成分の機能性食品素材「カネカ・グラボノイド」など発売
新製品の継続的投入で機能性食品事業の競争力を強化
― 第一弾として、新たな機能性食品素材の『カネカ・グラボノイド(TM)』及び
『カネカ・コエンザイムQ10(TM) 10%水溶液』の本格販売を開始 ―
株式会社カネカ(本社:大阪市。社長:大西正躬)は、重点戦略分野の事業である機能性食品事業の競争力強化のため、当社が得意とする発酵技術などを活かし差別化された機能性食品素材の開発を加速させ、継続的に新製品を上市していくことで豊富な品揃えを実現していく。
第一弾として、中高年齢層の健康維持を狙いとした植物由来ポリフェノールを主成分とする『カネカ・グラボノイド(TM)』及び一般食品へ幅広い展開が可能となる『カネカ・コエンザイムQ10(TM) 10%水溶液』の本格販売を開始した。
◆『カネカ・グラボノイド(TM)』-本格販売を開始。
◎『カネカ・グラボノイド(TM)』は、食品用及び薬用で幅広く使用されている植物由来ポリフェノールを主成分として、中高年齢層の健康維持を狙いとした当社の独自技術で開発した機能性食品素材である。オイル、乳化粉末、水溶液の製品形態を準備し販売する予定であり、サプリメント、飲料、ゼリーなどの幅広い食品への展開が可能である。本年5月より販売を開始した。
◎製品形態及び用途展開については下記の通り。
・『カネカ・グラボノイド(TM)』
植物由来ポリフェノールを30%含有したオイル形態で、ソフトカプセルやドレッシング・マヨネーズなどのオイル食品類に適した素材。
・『カネカ・グラボノイド(TM)乳化粉末』
『カネカ・グラボノイド(TM)』を10%含有した水溶性の乳化粉末形態で、ハードカプセル、タブレットや粉末の飲料に適した素材。
・『カネカ・グラボノイド(TM)水溶液』
『カネカ・グラボノイド(TM)』を5%含有した水溶液形態で、ドリンク類、デザート類など幅広い用途に適した素材。
◎『カネカ・グラボノイド(TM)』は、厳密なGMP管理の下、世界トップレベルの高度な製造技術と品質管理をベースとしており、その充実した安全性データを用いて、2005(平成17)年7月、FDA(米国食品医薬品局)に「New Dietary Ingredient(NDI)*」申請を行い登録されている。
*米国では、栄養補助食品健康教育法の下、1994(平成6)年10月15日以前に流通していなかった素材については、安全性の根拠を示すデータを添えてFDAに届出を行い、NDIとして受理されなければ販売することはできない。
◆『カネカ・コエンザイムQ10(TM) 10%水溶液』-本格販売を開始
◎『カネカ・コエンザイムQ10(TM) 10%水溶液』は、『カネカ・コエンザイムQ10(TM)*』を10%含有しており、良好な溶解性を有し、飲料などにも透明感のある状態で添加することができる。本製品により、脂溶性物質であるコエンザイムQ10を飲料、ゼリー、ヨーグルトなどの一般食品へ幅広く展開することが可能となり、本年5月より販売を開始した。
また、製造コストについては、当社独自技術により大幅な削減に成功した。
*『カネカ・コエンザイムQ10(TM)』は、「安全性」「信頼性」「高品質」をコンセプトとして、世界で唯一、酵母から発酵法を用いて製造されるコエンザイムQ10として、世界市場で高い信頼を得ている。
以上