NECソフト、Webメール製品「WitchyMail(ウィッチーメール)」の最新版を発売
Webメール製品「WitchyMail」の最新版発売について
~セキュリティ機能の更なる強化と、IMAP4対応によるデータの一元管理~
NECソフト株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役執行役員社長:池原憲二、以下NECソフト)は、Webブラウザによるメールの送受信を可能とするWebメール製品「WitchyMail」(ウィッチーメール)の最新版(V3.0)を、6月20日より販売開始し、6月下旬より出荷開始いたします。
「WitchyMail」は、国内最大級のISPであるBIGLOBEがサービスを提供している「ウェブリメール」に採用された製品を、企業利用を前提に機能強化した製品で、Webブラウザ上でも軽快な操作感を提供するエンタープライズWebメールシステムとして好評をいただいております。
個人情報保護法、日本版SOX法など、企業活動におけるさまざまな責務を定めた法律に代表されるように、情報セキュリティを含めた内部統制が企業に求められています。
いまや最も重要な企業インフラのひとつである電子メールを、いかにセキュアに運用するか、という課題を解決することを目指して、今回の最新版では、主に以下の機能強化を図りました。
1)セキュリティ機能強化
V2.0においても、サーバ上のデータの暗号化およびブラウザのキャッシュにもデータを残さないというセキュリティ対策を実装していましたが、今回さらに、以下3点の機能を実装し、よりセキュリティの高いWebメールとして利用できます。
・誤送信防止機能
管理者のポリシー設定(送信先として許可する/しない文字列の定義、送信先件数の上限等)に基づき、利用者のメール送信時に確認を促します。
・メール暗号化システムとの連携
暗号化システムを経由してメール送信することにより、より安全にメールを送信できます。
・添付ファイル制御システムとの連携
端末への添付ファイルのダウンロードや印刷および画面キャプチャを制御するシステムと連携してシステムを構築することにより、情報漏えいのリスクを低減することができます。
2)IMAP4対応
従来はメールサーバとの通信プロトコルとしてPOP3を採用していましたが、さらにIMAP4にも対応します。IMAPサーバを利用することにより、メールデータの一元管理を実現し、社内からも社外からも同一環境のメールを利用できるようになりました。
Webメールは、Webブラウザを利用し、端末にメールを取り込むことなくWebブラウザ上でメールの送受信等を可能とするものです。企業等のPOP/IMAPサーバに蓄積されたメールをWebブラウザで閲覧・送受信できるシステムです。
有意義な利用シーンとして、
・外出先等さまざまな場所でメールを利用
・1人1台のパソコンを配置せず、共有端末でメールを利用
・セキュリティの観点から、メールデータを端末に残さない
などをあげることができます。今回の最新版により、さらに高いセキュリティを保ちつつ情報伝達の融通性を図ることを促し、組織内においてメール活用の場面を大幅に拡大できる有益なコミュニーケションツールとなります。
「WitchyMail V3.0」の価格は250ユーザで、96万円(税別)からとなります。NECソフトでは、今後3年間に約200セットの販売と、SI(システムインテグレーション)および保守を含め、約10億円の売上を見込んでいます。
今回の発表に合わせ、NECソフトは「WitchyMail V3.0」を、6月13日~15日に開催される「Interop Tokyo 2007」(場所:幕張メッセ)に出展いたします。
「WitchyMail V3.0」の詳細につきましては別紙をご覧ください。
以 上
商標について
1.WitchyMailは、NECソフト株式会社の登録商標です。
2.その他、記載されている会社名、製品名、サービス名等は、各社の商標です。
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
NECソフト株式会社カスタマーサポートセンター
TEL:0120-632-364
受付時間9:00-19:00(土日祝日は除く)
E-mail:info@necsoft.com
(製品紹介ホームページhttp://www.necsoft.com/solution/witchymail/)
※別紙は添付資料を参照