住友電工情報システムとNRI、オープンソース活用の環境設計済みパッケージを共同提供
住友電工情報システムとNRI、
オープンソースを活用した環境設計済みのパッケージを共同で提供
住友電工情報システム株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:岩佐洋司)と株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤沼彰久、以下「NRI」)は、オープンソースのシステム基盤を活用し、高品質で生産性の高いアプリケーションの開発を容易にするためのソリューションを共同で提供することに合意しました。
まずは、住友電工情報システムのJava開発フレームワーク「楽々Framework II(らくらくフレームワーク・ツー)」※1とNRIのオープンソースソフトウェア・サポートサービス「OpenStandia(オープンスタンディア)」※2を一体化させた環境設計済みパッケージを、2007年1月に発売します。
これまで、業務アプリケーションを開発する際に、オープンソースソフトウェア(OSS)をミドルウェアやOSで利用しようとすると、アプリケーションの開発フレームワークとそれぞれのOSSの検証や設定の変更などの作業を開発者自身で行う必要がありました。
そこで、住友電工情報システムとNRIは、「OpenStandia」のサポート対象であるApache、Tomcat、PostgreSQLなどのOSSと「楽々Framework II」の組み合わせを検証し、動作確認などの環境設計を済ませたパッケージを開発します。
このパッケージでは、インストール時に、ミドルウェアからフレームワーク、サンプルアプリケーションまでのパラメーターを一括で設定することが可能です。また、環境構築後も、チューニング作業やシステムインフラの環境構築の作業を省力化し、システム全体の開発の効率化を推進することができます。
結果として、コスト削減を図りながら、アプリケーション開発の生産性を向上させ、品質の高いシステムを開発することが可能になります。
※文中の社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
*添付資料あり。