大同生命、重度の要介護状態も保障する「無配当歳満期定期保険(生活障害保障型)」を発売
死亡保障に加え、重度の要介護状態にも高額の保障!!
『無配当歳満期定期保険(生活障害保障型)』を新発売
T&D保険グループの大同生命保険株式会社(社長:倉持 治夫)では、『無配当歳満期定期保険(生活障害保障型)』を平成18年10月2日より発売いたします。
死亡・高度障害に加え、重度の要介護状態を保障することにより、従来の定期保険にない幅広い保障で経営者をサポートします。
【 『無配当歳満期定期保険(生活障害保障型)』の特徴 】
(1)死亡・高度障害に加え「重度の要介護状態」に対する保障を追加
高度障害状態・要介護状態になられた場合、死亡保険金と同額の「生活障害保険金」を生存中に一時にお支払いします。
(2)安心の長期保障
保険期間中は、一定の保険料で最長95歳までの保障を確保できます。
(3)生存退職金準備・経営資金確保が可能
経過年数に応じた解約払戻金がありますので、生存退職金の準備や経営資金の確保にもご活用いただけます。
1.背景
中小企業の経営者は、病気や事故で重度の要介護状態となった場合、経営復帰が困難なためリタイアを余儀なくされることがあります。その場合、円滑に事業承継をするためには、まとまった資金が必要となります。また、リタイア後の生活を支えるためには、十分な生存退職金の確保も必要となります。
当社では、こうしたニーズに応えるべく、当社と提携する団体向け制度商品として、『無配当歳満期定期保険(生活障害保障型)』を開発しました。当商品は、当社が主力とする定期保険が保障する死亡・高度障害状態に加えて、重度の要介護状態となった場合にも同額の保険金を支払い、企業の事業承継をサポートします。
2.商品内容
◆商品名
『無配当歳満期定期保険(生活障害保障型)』
◆取扱開始日
平成18年10月2日(月)
◆仕組図
死亡保険金:保険期間中に死亡されたときにお支払いします。
生活障害保険金:保険期間中に所定の高度障害状態、または所定の要介護状態となられたときにお支払いします。
◆商品の特徴
・「所定の高度障害状態」もしくは「所定の要介護状態」となられた場合、生活障害保険金をお支払いします。
・保険期間は最長95歳までと長期間です。
・資産形成機能を活かして生存退職金の準備・経営資金の確保が可能です。
・当商品は、法人経営者向けに開発した商品であり、ご加入は法人契約・保険金額3,000万円以上となります。
◆生活障害保険金のお支払
(1)生活障害保険金のお支払
給付責任開始の日以後に発生した傷害もしくは発病した疾病によって、保険期間中に以下のいずれかに該当されたとき
*所定の高度障害状態
*「寝たきり」または「認知症」による所定の要介護状態に該当後、その状態が180日以上継続し、かつ、終身回復が見込まれないと認められることが医師によって診断確定された場合
(2)「所定の要介護状態」とは
介護保障の対象となるのは、「寝たきり」または「認知症」による要介護状態に該当した場合をいいます。
〔認知症についての補足〕
■「器質性認知症」とは…
次のいずれにも該当する認知症をいいます。
(1)脳内に後天的におこった器質的な病変あるいは損傷を有すること
(2)正常に成熟した脳が、(1)による器質的障害により破壊されたために、一度獲得された知能が持続的かつ全般的に低下したものであること
■「意識障害のない状態」とは…
・対象を認知し、周囲に注意を払い、外からの刺激を的確にうけとって反応することのできる状態をいいます。
「生活障害保険金」のお支払事由は、公的介護保険および身体障害者福祉法等の認定基準とは異なります。
(※ 詳細は添付資料を参照してください。)
● 関連リンク
東京海上日動、付随的な保険金支払い漏れの調査結果と再発防止策を発表
付随的な保険金の支払漏れに関する検証結果等と再発防止に向けた各種取り組みの進捗状況について
東京海上日動火災保険株式会社(社長 石原邦夫)は2005年11月25日付業務改善命令に基づき、金融庁に業務改善計画書を提出し、受理いただいております。今般、業務改善計画に基づき実施した付随的保険金の支払漏れに関する検証結果等についてご報告申しあげます。また、検証結果も踏まえた再発防止に向けた各種取り組みの進捗状況を合わせてご報告申しあげます。
保険金のお支払いは、保険会社の基本的かつ最も重要な機能であるにもかかわらず付随的な保険金のお支払い漏れが発生したこと、並びにそれに伴い金融庁より保険業法に基づく行政処分(業務改善命令)を受けましたこと、更に業務改善計画に従い実施した検証により追加対応を要することが判明したことについて、皆様方に多大なるご迷惑をおかけいたしました。ここに改めて深くお詫び申しあげます。
今後も引き続き再発防止に向けた各種取り組みを推し進め、「お客様にお支払いの対象となる保険金を漏れなくご案内し、漏れなくお支払いする」という基本姿勢を徹底してまいりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます。
検証結果等
I.検証結果
当社は、業務改善計画に従い調査を行った結果、お客様への追加対応が必要であることが判明しました。保険金毎の件数・金額詳細につきましては別紙1をご参照ください。
II.追加対応に至った主な理由
1.対人賠償責任保険の臨時費用保険金
臨時費用保険金の認定について、実務取り扱いを変更するとともに、漏れなくお支払いをするようシステム手当てを実施しましたが、徹底が不十分でありました。
2.その他の保険金
(1)内部監査部門の指摘等に基づき、支払管理部門で調査を行ったところ、以下の原因により調査対象データに一部抽出漏れが生じていました。
・対象となる保険金等の選定
・データベースから調査対象事案を抽出する要件の設定
・システムにおけるプログラム設定
(2)昨年の調査において、事案を振り分けする際の判断誤りにより、本来追加でお支払いの対象となる事案を、お支払い不要と判断していた事案がありました。
(3)お客様が保険金の受領を辞退されたという点を確認済みの事案についても、再度、お客様に保険金ご請求の意思確認を行った結果、保険金のご請求をいただいた事案がありました。
(4)お客様が法人の場合で、一旦保険金は請求されないとの意思表明があった件につき、窓口担当の方が変更されたため、再度、お客様の保険金ご請求の意思確認を行った結果、保険金のご請求をいただいた事案がありました。
(5)自動車保険の各種保険金の組み合わせについても追加調査することとしました。
業務改善計画書の進捗状況
当社は業務改善計画書に従い、以下の観点から再発防止に取り組んでおります。具体的な進捗状況は別紙2を、全体像は別紙3をご参照ください。
I.経営管理(ガバナンス)態勢の改善・強化
1.付随的な保険金の支払漏れが生じないような適正な業務運営態勢の整備に経営陣が関与する体制の整備
2.付随的な保険金の支払状況についても、適切に点検・内部監査等が実施されるとともに、その結果が経営陣に報告され、問題を認識した場合に、速やかに業務運営全般を是正する態勢の構築
II.お客様に対する説明態勢の見直し・整備
1.パンフレット等の資料について、お客様に対して、どのような保険金が付随しているのかをわかりやすく解説したものとなっているか、検証を行い、問題があるものについては直ちに見直しを行うこと
2.お客様にご案内する保険金請求書等の書面について、保険金をご請求いただく事案が発生した際に、お客様に対して、どのような保険金が付随しているのかをご案内できるものとなっているか、検証を行い、問題があるものについては直ちに見直しを行うこと
III.商品開発態勢の見直し・整備
商品発売及び改定前に、商品開発担当部門、支払事務担当部門、システム担当部門その他関連部門相互における、保険金の支払漏れが生じないための連携体制の構築(例えば、上記II.及び下記IV.において掲げた点等、商品発売前に検討すべき具体的な項目の整理を含む)
IV.支払管理態勢の見直し
1.保険金支払に関するシステム対応の実施
2.帳票、規定・マニュアル、その他の書式の見直し
3.支払事務関係者に対する教育・研修の徹底
4.お客様から過去の保険金の支払漏れに係る照会が行われた場合、速やかに対応を行うことができる体制の整備、並びに、保険会社として過去の保険金の支払い漏れの遺漏がないように検証できる体制の整備
業務改善計画書策定以降に新たに決定・実施している再発防止策
I.内部監査専任担当役員の配置
内部管理態勢の強化を目的として、2006年10月1日付で副社長を内部監査専任(他の執行部門と兼務しないで担当すること)とします。
II.取締役会委員会「業務品質改善委員会」の設置
適正な業務運営の徹底に向けて、部門横断でスピーディーに課題解決に取り組むため、社長を委員長とする取締役会委員会「業務品質改善委員会」を2006年9月1日付で設置しました。
(なお、事務局として経営企画部内に新たに「業務品質改善室」を設置しました。)
III.「お客様の声室」の設置
お客様からの苦情・ご要望などを収集・分析、再発防止策の立案・推進を強化していくため、2006年10月1日付で「お客様の声室」を設置します。
IV.「損害サービス審査会(第三者審査会)」「再審査請求制度」「保険金請求ご相談コーナー」の設置
保険金支払い態勢の強化を目的として、より透明性の高い審査を実施するために、2006年10月1日付で社外委員(医師、弁護士、有識者)から構成される「損害サービス審査会(第三者審査会)」を設置します。あわせて、後遺障害等級・有無責等の判断に関するお客様からの不服申し立てに対応する「再審査請求制度」を新設するとともに、カスタマーセンター内に「保険金請求ご相談コーナー」を設置し、専門スタッフがお客様からの保険金支払いに関するご照会・苦情にお応えしていく態勢といたします(「保険金請求ご相談コーナー」につきましては、要員の手配ができ次第速やかに設置いたします)。
V.適正な業務運営を更に徹底していくにあたっての要員の配置
保険金支払の一層の適正化のため、約300名の要員増強を行ないます。
役職員の処分今般の付随的な保険金の支払漏れに関し、業務改善計画に従い実施した調査等により追加対応を要することが判明したことに伴い、経営として会社全体に係わる重大な問題と受け止め、厳正なる役職員の追加処分を行います。
<本件に関するお客様からのお問い合わせ窓口>
フリーダイヤル 0120-522-375
受付時間 午前 9:00~午後5:00(土・日・祝を除く)
ホームページ http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/
以上
(※別紙あり)
● 関連リンク
東芝、ソニーと協力してバッテリパック自主交換プログラムを実施
ソニー株式会社のバッテリパック自主交換プログラムに関するお知らせ
既に報道されておりますが、ソニー株式会社がノートパソコン用バッテリパックに関して自主交換プログラムの実施を公表いたしました。
これまでご説明してきたとおり、ソニー製バッテリパックに関連して、デル株式会社およびアップルコンピュータ株式会社が自主交換を行っている過熱問題と同一の原因による事故は、当社製パソコンでは発生しておりません。
しかし、当社といたしましてはお客様に安心してお使いいただくために、下記の機種に対してソニー株式会社と協力して自主交換プログラムを実施する予定でおります。詳細につきましては決まり次第ご案内いたします。
■対象機種
・dynabook SS LX、L10、L11、M10、M11、M35、MX、MXW
・dynabook R10
・dynabook TX/2、TX/3、TX/4
・Qosmio G30、F30
・Satellite T10、T11、T12、T20
・TECRA M3、M4、M5、M7、S3
・PORTEGE S100、M300、M400、M500
・Satellite A50
上記機種以外は対象外ですので、継続してお使いください。
ソニー株式会社のページ
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200609/06-090/index.html
以上
● 関連リンク
楽天モーゲージ、来店不要のネット型住宅ローンサービス「フラット35」を開始
楽天モーゲージ、来店不要のネット型住宅ローンサービスを開始
楽天グループの楽天モーゲージ株式会社(本社:東京都港区、社長:新村 正孝、以下 楽天モーゲージ)は、10月2日より営業を開始し、住宅金融公庫との提携による「フラット35」(*注)の取り扱いを開始いたします。
楽天モーゲージは、2006年2月に楽天株式会社(以下 楽天)と株式会社新生銀行(以下 新生銀行)が共同で設立した住宅ローン専業の金融会社です。楽天のインターネットビジネスのノウハウと新生銀行の金融技術力を活かし、より魅力的で使いやすい「フラット35」を提供してまいります。
楽天モーゲージがご提供する「フラット35」は、以下の特色を備えています。
1.お申込手続きはネットで、お客様はご自宅にいながらローン手続きを進めることができ、融資実行に至るまで一切ご来店頂く必要がありません。ご自宅のパソコンから楽天モーゲージのサイト(URL: http://mortgage.rakuten.co.jp/ )に訪れて頂き、手続きを行う流れになっております。
2.ローン商品や手続きに関するご質問には、24時間365日対応可能なコールセンターにてお受けいたします。
3.ご融資時にご融資額に応じて「楽天スーパーポイント」をプレゼントいたします。新居に必要な家具や電化製品等の購入に「楽天スーパーポイント」をご利用頂くことができます。
*楽天スーパーポイント:1ポイント=1円として楽天市場などでのお買い物に利用できます。
□■営業開始に伴い以下のキャンペーンを実施■□
■創業記念キャンペーンとして、お借入金額に応じて楽天スーパーポイントを最大10万ポイントプレゼントします。
■追加特別キャンペーンとして、融資事務手数料を通常お借入額の2%(税抜き)のところ1%(税抜き)にて優遇します。
*詳細は弊社サイト(URL: http://mortgage.rakuten.co.jp/ )をご確認下さい。
楽天モーゲージは、先進的な取り組みを行う楽天と新生銀行の両社が蓄積してきた商品構築などのノウハウを基に、今後も多様化するお客様のニーズにお応えできるよう画期的な住宅ローン商品、サービスの提供に努めてまいります。
(*注)「フラット35」
住宅金融公庫が民間金融機関と提携し提供する超長期固定金利住宅ローンです。
お客様は最長35年にわたり固定金利で住宅ローンのお借り入れができます。
【楽天モーゲージの概要】
(1)商号 楽天モーゲージ株式会社
(2)主な事業内容 住宅ローン業務、火災保険代理店業務
(3)設立年月日 平成18年2月17日
(4)本店所在地 東京都港区虎ノ門4丁目3番1号
(5)代表者 代表取締役社長 新村 正孝
代表取締役最高財務責任者 中山田 明
(6)出資金 10億円
(7)出資比率 楽天株式会社50%、株式会社新生銀行50%
以 上
ロジクール、撮影角度を自由に調節できる回転式ヘッド採用のノートPC用ウェブカメラを発売
ロジクール、撮影角度を上下左右に調節できる回転式ヘッド採用
コンパクトサイズのノートPC用ウェブカメラ
「Qcam(R) for Notebooks」を発売
True30万画素CMOSセンサー採用
ステレオヘッドセット同梱の「Qcam for Notebooks with Headset」も同時発売
マウス、キーボード、ウェブカメラ、スピーカーなど人々とデジタルインフォメーションを繋ぐ画期的なパーソナルインターフェイスプロダクツの世界的リーダーであるLogitechグループの日本法人 株式会社ロジクール(本社:東京都新宿区、代表取締役社長: 青柳マテウ)は、True30万画素CMOSセンサーを採用したコンパクトサイズのノートPC用ウェブカメラ「Qcam(R) for Notebooks」(型番:QV-400N以下、QV-400N)および同製品にヘッドセットを同梱したセット製品「Qcam for Notebooks with Headset」 (型番:QV-400NHS、以下QV-400NHS)を2006年10月6日(金)より発売します。価格はオープンプライスで、ロジクールオンラインストア価格はQV-400Nが3,980円 (税込)、QV-400NHSが4,980円(税込)です。対応OSはWindows(R) 98SE、Me、2000、XPですQV-400NおよびQV-400NHSは、ロジクールストア(http://store.logicool.co.jp)および全国のロジクール製品取扱店で販売されます。
QV-400Nは、成長を続けるノートPC市場向けにデザインされた、携帯性に優れたTrue30万画素CMOSセンサー採用のウェブカメラです。QV-400Nは、動画で640 x 480、静止画で1280 x 960ピクセル※のキャプチャーが可能です。動画のフレームレートは、最大15フレーム/秒です。付属のQcamソフトウェアを利用すればワンクリックで動画や静止画をパソコンに取り込むことができます。
ポップなデザインのQV-400Nは、撮影角度を上下左右に調整でき、マニュアルのフォーカスリングを採用しているので、PCの前だけでなく、より広範囲を撮影対象にすることができます。また、携帯時に便利なキャリングケースが付属します。
QV-400Nは、「Windows Live(TM)メッセンジャー」、「Skype」、「Windows(R)メッセンジャー」、「Yahoo!メッセンジャー」などの主要なビデオチャット対応インスタントメッセージング ソフトウェアで使用することができます。
QV-400NHSに同梱されるヘッドセットは、マイク部分に人間の音声帯域である350Hzから7000Hzまでの周波数にフォーカスし、それ以外の周波数の音をフィルターするMicroNCAT2テクノロジー (Micro Noise Cancellation and Amplification Technology)を採用し、クリアでノイズの少ない音声入力ができます。ヘッドセットを使用することで、周りの音が気になる場所などでのプライベートトークが可能になります。
※ソフトウェア処理による
*製品概要は添付資料をご参照ください。
■ロジクールについて
株式会社ロジクール(以下、ロジクール)は、デジタル社会の中で人々がワーク、プレイ、コミュニケートを効率的に行うためのパーソナルペリフェラル(周辺機器)を提供する日本におけるリーディング・カンパニーです。
ロジクールは、パソコン、ゲーム機器、ポータブル・デジタルオーディオ・プレイヤーやホーム・エンターテインメントシステムなど幅広い用途に最適な周辺機器を提供しています。
ロジクールは、スイス証券取引所(LOGN)と米国NASDAQ(LOGI)に上場しているLogitech International S.A.(米Logitech)が100%出資している日本法人です。
米Logitechは1981年の設立以来、パーソナルペリフェラルのデザイン、開発、製造、販売を行っています。
詳細な情報はhttp://www.logicool.co.jp/でご覧いただけます。
<読者の方のお問い合わせ先>
ロジクール・カスタマー・リレーションセンター
TEL:03-5350-6490
FAX:03-3375-6490
E-Mailサポート:http://www.logicool.co.jp/support/form/index.html
または ロジクールウェブサイト http://www.logicool.co.jp
※記載されている会社名、商品名は、各社の商標及び登録商標です。
※ロジクールは、株式会社ロジクールの登録商標です。
※仕様は予告なしに変更される場合があります。
※本リリースに掲載した写真は実際の製品と多少異なる場合があります。
STマイクロ、HDD向け小型・高集積モータ・コントローラ・チップを発表
STマイクロエレクトロニクスはHDD向け高集積モータ・コントローラ・チップにより、民生用電子機器のバッテリ長寿命化を実現
必要なパワーMOSFET全てを集積し、民生用機器に適した1.8インチおよび1.8インチ未満の超薄型HDD用モータ・コントローラ
ディスク・ドライブ・ソリューションとシステム・オン・チップ・ソリューションの世界的リーダーであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)は、MP3プレーヤやビデオ・プレーヤなどの携帯型コンスーマ向け電子機器(CE)製品に使用される1.8インチおよび1.8インチ未満のハードディスク・ドライブ(HDD)を対象とした小型の高集積HDDモータ・コントローラを発表しました。この新しいL7208 HDDモータ・コントローラは、HDDのスピンドル・モータとボイス・コイル・アクチュエータの制御および駆動に必要な全ての回路(必要なパワーMOSFETデバイス全てを含む)を集積しており、実装スペースの削減および消費電力を最小限に抑えるように設計されています。
L7208は、部品数(BOM)を最小限に抑える柔軟なデジタル・アーキテクチャで構築しているため、メーカーはコストを削減することができ、また、幅広いHDDベースの製品に使用することができます。L7208には、スピンドル・モータの音響ノイズを最小化するために好評を得ているSTのSmooth Drive(R)疑似正弦波デジタル・ドライブ技術(静音動作が不可欠であるCEアプリケーション向けに重要な機能)、および自由落下センサのインタフェースが搭載されています。このデバイスは、高さが0.55mmの超薄型LGAパッケージで出荷されます。
消費電力は、非常に効率的なスリープ・モードを含む全ての動作モードにおいて極めて低く、そのためアプリケーションのバッテリ寿命を延長することができます。さらに、ボイスコイル・ドライバは、リニア・モードとPWM(Pulse-Width Modulation:パルス幅変調)モードの両方で動作可能で、さらに大幅に電力が節約されます。ABクラスの出力段は、デッドバンドがなく、クロスオーバ歪みは最小限になっており、パワーMOSFETは最大0.5Aのピーク電流を供給できます。ボイスコイル・セクションには、電流コマンド用の14bitデジタル・アナログ・コンバータ(DAC)、センスアンプ・ゲイン・スイッチ、ロード/アンロード回路および定電圧リトラクト機能が含まれています。
スピンドル・モータ・セクションには、Smooth Drive機能に加え、スピンドル電流制限、起動位置検出、および電源オフ時のスピンドル減速のための回路が含まれています。専用のアナログ・デジタル変換器(ADC)によって、外付け部品を追加することなく電源の変動が補償されます。
L7208はレジスタ制御で、最大50MHzで動作するシリアル・バスを経由してホスト・システムに接続されます。1チップに集積された補助機能として、内部アイソレーション用FET、10bit ADC、プログラム可能なリニア・レギュレータ、プログラム可能な正および負のスイッチング・レギュレータ、衝撃センサ回路、および全電圧レベルの監視機能があります。
このチップは、現場で実証済みのST独自のBipolar-CMOS-DMOS(BCD)技術を使用して製造されます。この技術は、デジタル回路、高精度バイポーラ・アナログ回路および高効率パワーMOSFETを同一シリコン上に統合するものです。
STのHDDモータ・コントローラ・ファミリにはL7207も含まれていますが、これは、L7208とファームウェア互換製品で、ノートパソコンなど携帯アプリケーション用の5Vドライブとデスクトップ・コンピュータ用の12Vドライブの両方に使用できるよう設計されています。
L7208 HDDモータ・コントローラは、2006年10月にサンプル供給開始予定で、価格は15.00USドルです。
■STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに半導体製品やソリューションを開発・提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、他社の追随を許さない高度なシリコン技術とシステムノウハウを擁しており、幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力との組合わせにより、SoC(システム-オン-チップ)技術に関し世界的リーダーとしての地位を確立しています。
またSTの半導体製品は、市場における技術やシステムのコンバージェンス化を促進するために重要な役目を果たしています。STは、ニューヨーク証券取引所(NYSE:STM)、パリ証券取引所(Euronext Paris)とミラノ証券取引所に上場されています。2005年の売上は88.8億ドルで、純利益は2億6600万ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人: http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語): http://www.st.com
◆お客様お問い合わせ先
〒108-6018 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟18階
STマイクロエレクトロニクス(株)
Computer&Peripheral事業部
Computer&Peripheral製品部
TEL:03-5783-8320 FAX:03-5783-8216
● 関連リンク
富士通SSL、ソリューション商品群「PoweredSolution」をバージョンアップし発売
ソリューション商品群「PoweredSolution」をバージョンアップ
~「見える化」および「セキュリティ統制」の各種サービスを強化~
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(本社:神奈川県川崎市中原区小杉町1-403、代表取締役社長:池上幸弘、以下:富士通SSL)は、2000年11月から提供しているソリューション商品群「PoweredSolution(パワード・ソリューション)」の製品、サービスを強化拡充し、「PoweredSolution」V7として11月7日より販売を開始いたします。
富士通SSLは、お客様のビジネスをITでご支援するため、得意分野の製品を核としたサービスをソリューション商品として体系化した「PoweredSolution」を2000年11月よりご提供しております。これまでの提供実績は累計で2700件を超え、多くのお客様からご好評いただいております。このたび、富士通SSLは昨今の企業内外の情報をより効果的に経営に活かしていくニーズ、および企業内の情報セキュリティを統制していくニーズにお応えするため、新たな製品群やサービスを組込み、「PoweredSolution」を強化しました。
富士通SSLは、豊富なシステム構築実績と高度な技術力を持つ専門化集団により「PoweredSolution」を、経営に役立つITの活用に取組むお客様に向けて業種を問わず幅広く提供してまいります。
販売目標としては今後2年間で240億円を見込んでいます。
富士通SSLでは、「PoweredSolution」V7をご紹介する場として、2006年11月7日(火曜日)と8日(水曜日)に「PoweredSolutionフォーラム2006」を開催いたします。
【「PoweredSolution」の強化ポイント】
1.ITによる「見える化」のサービス強化
お客様企業内のあらゆる情報の「見える化」を実現するための情報活用基盤をご提供するシステム構築サービスを、以下の4つの切り口で強化いたしました。
●『経営の見える化』
・企業内外の経営データを一元管理
・経営データの分析による的確な経営判断を実現
●『業務の見える化』
・ドキュメントの流れや業務プロセスの流れを一元管理
・リアルタイムな問題発見と問題解決を実現
●『顧客の見える化』
・企業内に散在する顧客情報を一元管理
・顧客データ活用による提供サービスの向上を実現
●『情報(ナレッジ)の見える化』
・企業内外に散在する製品情報・技術情報などを一元管理
・情報共有促進による生産性の向上を実現
2.「セキュリティ統制」のサービス強化
内部統制を実施するうえで重要なポイントとなる4つのセキュリティ統制要件に対応する製品およびサービスを品揃えしました。
●『認証/アイデンティティマネージメント』
・認証強化、認証のための利用者情報を統一管理し利便性を向上
●『アクセスコントロール』
・利用者、システム管理者からのシステム上の情報リソースに対するアクセスを制御
●『証跡管理』
・セキュリティに関する問題の早期検出
・対処のための監査ログの統合収集、分析、保管
●『集中管理』
・システムの安定運用を行うためのシステム全体での効果的管理
(脆弱性管理、構成管理、変更管理など)
【提供開始日】2006年11月7日
【販売目標】 2年間で240億円
【「PoweredSolutionフォーラム2006」のご案内】
新しいPoweredSolutionをご紹介する場として、「PoweredSolutionフォーラム2006」を開催いたします。
●会 期:2006年11月7日(火曜日)~2006年11月8日(水曜日)
デモ展示:9時30分~17時00分 セミナー:10時00分~16時20分
●会 場:ホテル ザ・エルシィ(川崎市中原区小杉町1-403)
●主 催:株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)
●入場料:無料(ご参加にあたっては事前登録をお願いします。)
【富士通SSLについて】URL:http://www.ssl.fujitsu.com
富士通SSLは、富士通グループの一員として、基盤ソフトからアプリケーションまでのソフトウェア開発、コンピュータ・システム構築などを中心に事業を展開してきました。また、これらの技術をもとに、流通業、製造業、通信事業、自治体など様々なお客様に向けたソリューション・サービスを提供しています。1990年に、システムインテグレータ認定、1996年にはISO9001の認証を取得しました。また、2003年にはBS7799 およびISMS認証基準の認証を取得し、さらに2006年にはBS7799およびISMSから移行したISO27001の認証も取得しております。現在、お客様のビジネスの成功を強力にプロデュースするソリューション群『PoweredSolution(パワード・ソリューション)』を整えCRM、EAI、データウェアハウス、ネットワーク構築およびセキュリティなどの幅広い分野でサービスを提供しています。
以上
● 関連リンク
日清ファルマ、順天堂大と共同で小麦グルテン加水分解物摂取が筋損傷の回復に有効と研究成果を発表
順天堂大学と共同で、筋組織障害抑制効果を検証
日清製粉グループの日清ファルマ株式会社(社長:中村勝)は、スポーツ健康医科学に関して優れた研究実績を有する順天堂大学スポーツ健康科学部と共同研究を行い、小麦グルテン加水分解物(Wheat Gluten Hydrolysate。以下WGH)の摂取がハーフマラソン後の筋損傷の回復に有効であることを確認いたしました。
この研究成果は、9月24日(日)から26日(火)まで神戸大学で開催された第61回日本体力医学会大会にて、順天堂大学スポーツ健康科学部の鯉川なつえ講師により発表されました。また澤木啓祐教授によるランチョンセミナー『スポーツ医科学的データに基づく長距離ランナーに観る記録の向上と科学的アプローチ』でも紹介されました。
また日本体力医学会大会に先駆け、9月20日(月)からWebサイト「WGH.jp」(URL:http://www.wgh.jp)を開設し、WGHに関して大学との共同研究で得られた研究成果など様々な情報の提供を行っております。
WGHは、アミノ酸の一種であるグルタミンを豊富に含む小麦グルテンを酵素分解したペプチドです。グルタミンには、筋肉のタンパクに対して合成促進と分解抑制の効果があります。本来、体内で合成されるアミノ酸ですが、激しい運動などの際には不足しがちになり、サプリメントなどで補給するのが望ましいとされています(※)。
当社では、小麦の主要タンパクでグルタミンを豊富に含む小麦グルテンに着目し、15年以上にわたる研究開発を重ね、2000年にはWGHを食品用グルタミン強化素材として国内で初めて開発しました。また近年、研究を進めた結果、WGHにはグルタミン源としてだけでなく、WGHに固有の生理機能があることが次第に明らかとなってきています。
※グルタミンは、生体内でも合成されますが、激しい運動や外科手術等の際には血中レベルが維持できず、補給するのが望ましいことから、Conditionally Essential Amino Acid とされています。
<この件に関するお問い合わせ先>
日清ファルマ株式会社 マーケティング部
東京都千代田区神田錦町1-25 電話03-5282-6535
<Webサイト「wgh.jp」概要>
URL: http://www.wgh.jp
開設日: 2006年9月20日(月)
内容: 小麦グルテン加水分解物(WGH)に関する各種情報の提供
<順天堂大学との共同研究概要>
◆研究の目的
CPK(クレアチンフォスフォキナーゼ)は骨格筋や心筋に多く存在する酵素で、これらの組織に異常があると血中に出てくるので筋損傷の指標とされています。運動負荷後は、通常24~48時間後をピークに血中のCPK値が急上昇し、3~4日程度で回復することが知られています。本研究では、走運動負荷後にWGH(10gあるいは20g)を投与し、24時間後、48時間後の筋組織障害抑制効果を血中のCPK値により評価することを目的としました。
◆方法
長距離を専門とする男子学生ランナー30名を対象に、ハーフマラソンレース1時間後にWGHを0(非投与)、10、20g投与し、前日、レース後(WGH摂取前)、レース24時間後、48時間後において血液検査を実施しました。
◆結果
1.レース前及びレース1時間後のCPK値は、各群間で差はみとめられなかった。
2.レース24時間後のCPK値は、20g投与群において有意に低下した
3.レース48時間後のCPK値は、他の群に比べ20g投与群において低下傾向がみられた
これらの結果から、ハーフマラソン後に20gのWGHを投与したことで、血中へのCPKの逸脱が有意に抑制されたと考えられ、運動に起因する筋組織障害を抑制する作用があることが示唆されました。
<順天堂大学・澤木教授プロフィール>
学生時代に五千、一万メートルなど7種目において日本記録を樹立・更新。また箱根駅伝2区で区間新をマークし初優勝に貢献。メキシコ、ミュンヘン五輪出場。ソウル(コーチ)、アテネ(監督)では指導者としてチームを牽引。順天堂大学陸上競技部監督として箱根駅伝に9度優勝。順天堂大学理事、日本陸上競技連盟強化委員長(理事)等を兼任。科学的トレーニングのパイオニアであり、最近では全日本女子バレーボールチームのトレーニングアドバイザーを務めるなど、陸上競技以外の分野でも活躍中。主な著書:『練習法百科陸上競技』『ランニングに強くなる本』『マラソン』『マラソントレーニング』ほか多数
パイロット、携帯電話による店舗向け集客用コミュニケーションシステムをサービス開始
10月からサービス開始のRSS配信ASP
携帯電話による店舗の集客用システム
年内300店舗、07年末までに5000店舗への導入目標
ITサービスのベンチャー、株式会社パイロット(東京都千代田区、井ノ部研太社長、03-3219-3618)は、店舗向けに携帯電話による集客用コミュニケーションシステム「インフォキャスト」のサービスを10月1日から始めます。店舗の利用料金は初期費用無料の月額5000円で、ユーザーの利用料は無料。年内までに300店舗、2007年末までに5000店舗の導入を目指します。
このシステムは、情報入力から配信まですべて携帯電話で行うRSS(リッチ・サイト・サマリー)配信ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)です。サービスは、携帯電話の3キャリアすべてに対応します。販売方法は直販と代理店販売の2方式で、代理店では10~20社程度募集します。
各店舗の集客方法には、チラシ広告をはじめ、看板、雑誌・フリーペーパー、メールマガジン、ホームページなどと多種多様あります。しかし、チラシや看板だけでは物足りなく、しかも広告掲載料が高かったり、ホームページの更新に手間取ったりしているほか、メルマガがリアルタイムに配信できないなどといった声が出ていました。こうした問題を簡単な手法で解決するために開発されたのが「インフォキャスト」です。
店舗は、パソコンの管理画面あるいは携帯電話から写真と文章を1通のメール送信で情報登録するだけで、ユーザーに情報配信ができます。一方、ユーザーは、初回のみ性別や年齢を登録し、好きな店舗のホームページをマイページに追加するだけです。自分の好きな店の情報に好きな時間に簡単にアクセスすれば、マイページに店舗から最新情報やクーポン、セールなどのお得情報が配信されてきます。マイページを持っていないユーザーも店のページを見るだけで最新情報が得られます。
店舗からの情報発信は、自動的にポータルページに掲載され、店のユーザーのほか、ポータルページ利用者にも配信されますので、新規顧客開拓も可能となります。またメルマガと異なって、登録に名前やメールアドレスなどの個人情報が不要で、迷惑メールや個人情報の流出の心配がありません。
【 「インフォキャスト」のサービス概要 】
(※ 関連資料を参照してください。)
【 会社概要 】
■会社名:株式会社パイロット
■所在地:東京都千代田区神田神保町1-19 ポニービル5F
TEL:03-3219-3618
FAX:03-3219-3616
■設 立:2005年4月
■資本金:1,500万円
■代表者:代表取締役兼CEO 井ノ部研太
■社員数:15名
■売上高:4,500万円(2005年10月期)
2億円(2006年9月期見込み)
■事業内容:ASP事業、ウェブサイトの構築、システムコンサルティング
■URL:http://pilotz.jp
【 井ノ部研太(いのべ・けんた)社長の経歴 】
○1976年8月24日生まれ。東京都出身 30歳
○東京大学文学部仏文科 2000年 卒業
○システム会社勤務を経て、2005年に株式会社パイロットを設立。ブログサイト、ECサイト構築など、手がけたWEBサイトの数は100サイトにのぼる。
● 関連リンク
STマイクロ、高集積ARM7マイクロコントローラ「STR750Fファミリ」を発表
STマイクロエレクトロニクスは、3.3Vおよび5Vのフルスペック動作を
サポートする高集積ARM7マイクロコントローラの新製品を発表
CEATEC JAPAN 2006会場でデモンストレーションを実施
千葉幕張メッセ/2006年10月3日~7日
STマイクロエレクトロニクス ブース No.8C53
STマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM以下ST)は、ARM7TDMI-S(TM)コアを搭載した32bitマイクロコントローラSTR7ファミリを拡張し、高集積STR750Fファミリを発表しました。このSTR750Fファミリは、汎用向けARM7 Flashマイクロコントローラ製品として初の3.3Vおよび5Vの両方でフルスペック動作をサポートする製品です。この新しいファミリは60MHzの時に54MIPSの性能を発揮すると同時に、ストップ・モードで12μA、スタンバイ・モードで10μAとバッテリ駆動のアプリケーションには理想的な極めて低い消費電力モードを実現します。3.3Vまたは5Vのいずれでも動作可能なため、電気的ノイズの多い環境でも追加の費用をかけることなく非常に柔軟に対応できます。STでは、2006年10月3日から7日まで幕張メッセで開催されるCEATEC JAPAN 2006において、このマイクロコントローラを使ったデモンストレーションを、初めて一般公開する予定です。
STR750ファミリでは、その革新的な新機能によりSTR7の豊富な周辺機器がさらに高度に進化しています。新機能とは、メイン・クロックが故障した場合に起動するバックアップ・クロック、水晶振動子を使っているデバイスでは通常1ms要する実効コードの開始をたった55μsで実行できる高速立上げ機能、低電力のストップ・モードまたはスタンバイ・モードから起動させるための外部信号や外付け部品を必要としない自動起動(AWU)機能、そして3つのフレキシブルでパワフルな16bitタイマおよびベクトル制御系アプリケーションを含む複雑なモータ制御を簡易化する3相モータ制御機能付きPWMタイマなどです。シリアル通信には、LINプロトコルをサポートする最大3つの高速(2Mb/s)UART、および外部シリアルFlashメモリに対してグルーレスなシリアル・メモリ・インタフェースが含まれます。さらにSTR750ファミリには、ビット操作が可能な新しいメカニズムとI/O端子を保護するマスクが含まれます。
STのマイクロコントローラ部門ジェネラル・マネージャであるJim Nicholasは次のように述べています。「新ファミリSTR750Fには、豊富なIP製品群だけでなくシステム・オン・チップおよび標準的なマイクロコントローラの両方に、ARMコアを統合してきたSTの高い専門技術が反映されています。その結果、STR750Fファミリには32bit組込みMCU市場において前例のない統合性、性能および低消費電力の実現を可能にしました」
ファミリ第一号はおよそ30の様々な関連製品で構成され、64Kから256KBのFlashに加えEEPROMエミュレーション用の16KバンクのRWW機能付きFlashも搭載されています。組込みFlashメモリは、業界最高レベルの保持特性を持ち、85℃で最大20年間のデータ保持を保証しています。デバイスは、CPUの負荷を著しく低減する4チャネルDMAコントローラおよび高速10bit AD変換器と共に、USBおよびCANなど最大8つの通信ペリフェラルを備えています。新しいファミリには、-40℃~+105℃の広い温度範囲で使用可能な製品も用意しています。
統合性、性能、低消費電力、イノベーションおよびパワー・レールの柔軟性をすべて兼ね備えているSTR750Fファミリは、汎用マイクロコントローラとして非常に魅力的です。
さらに、バックアップ・クロックなどの高度なセキュリティ機能により、新しいデバイスは警報システム制御パネル、モータ制御、データ・ロガー、モデム、プリンタ/スキャナ、自動販売機、その他幅広い組込みアプリケーションに特に適しています。
STR750Fファミリは、全てのペリフェラルに対して利用可能なローレベルの標準ライブラリおよびUSBライブラリやUSB、SMI、タイマ、ADC、JTAGコネクタ、モーターコントロール・コネクタおよび電源に対するデモンストレーションを供給する評価用ボードで完全にサポートされています。AR、Raisonance、HitexおよびKeilにてサード・パーティ・スタータ・キットも入手可能です。キットにはJTAGエミュレータ、対象となるボードおよびCコンパイラが含まれます。
このデバイスは2006年10月初旬よりサンプル供給開始予定で、量産も間近です。
TQFP64 /BGA64およびTQFP100/BGA100パッケージにて出荷されます。10Kユニット単位での価格は、STR755FR0T6(64K Flash、64ピン・パッケージ)で3.6USドル、STR750FV2T6(256K Flash、100ピン、USB、CAN)で6.5USドルです。
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに半導体製品やソリューションを開発・提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、他社の追随を許さない高度なシリコン技術とシステムノウハウを擁しており、幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力との組合わせにより、SoC(システム-オン-チップ)技術に関し世界的リーダーとしての地位を確立しています。
またSTの半導体製品は、市場における技術やシステムのコンバージェンス化を促進するために重要な役目を果たしています。STは、ニューヨーク証券取引所(NYSE:STM)、パリ証券取引所(Euronext Paris)とミラノ証券取引所に上場されています。2005年の売上は88.8億ドルで、純利益は2億6600万ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人: http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語): http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6018 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟18階
STマイクロエレクトロニクス(株) MPAグループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8218
● 関連リンク
リンクスインターナショナル、取り付け自由自在のケースクーリングファンを発売
ケース内のどこでも自由に設置できるケースクーリングファン
バランスの取れた静音クーリングを発揮する「Spot Cool」発売
Antec総合製品代理店株式会社リンクスインターナショナル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川島義之)は、ケース内に自由自在に取り付け可能なケースクーリングファン「Spot Cool」を2006年10月7日より、全国のパソコン専門店にて発売を開始いたします。店頭予想売価は3,000円前後(税込)(OPEN)を予定しています。
Antec社、ケースクーリングファン「Spot Cool」は、システム部分の最も熱が高くなるグラフィックカードなど、冷却が必要な箇所にお好みの角度で、どこでも自由自在にファンの取り付けが可能。あらゆるマザーボードへ取り付けることができます。マザーボード上の取り付けネジ穴を利用して簡単に取り付けることができます。
取り付け位置も、曲げやすく・自由自在に方向を変えられるフレキシブルアームを採用。ファン部分もくるくると180度方向転換が可能。向き・角度を自由自在にお好みの位置で調節できます。
電力の供給は、マザーボード上のファンコネクタより供給。回転速度を調節できる、3段階の回転速度調節機能を搭載。お好みの環境に合わせた、静音クーリング環境を実現いたします。どこでも気軽に取り付けられるSpot Coolで、更なるクーリング機能とパフォーマンス機能の向上を体感してください。
■□ Spot Cool 製品特徴
・どこでも取り付け可能
あらゆるマザーボードへ取り付けることが可能。マザーボード上の取り付けネジ穴を利用して簡単に取り付けることができます。
・向き・角度、自由自在に調節可能
取り付け位置も、曲げやすく・自由自在に方向を変えられるフレキシブルアームを採用。ファン部分も、くるくると180度方向転換が可能。向き・角度を自由自在にお好みの位置で調節できます。
・3段階の回転速度調整ができる
3段階の回転速度調節機能付き。お好みの環境に合わせた、静音クーリング環境を実現いたします。
・熱が高くなりやすいグラフィックカードの冷却に最適
メモリや拡張カードなど、システム部分の最も熱が高くなるグラフィックカードなど、冷却が必要な箇所にお好みの方向・角度にて自由自在にファンの取り付けが可能。更なるクーリング機能とパフォーマンス機能の向上を体感してください。
・爽やかなブルーLEDイルミネーション
見た目も涼しげな爽やかなブルーLEDが点灯します。
■□ Spot Cool 製品詳細
製品名 CASE COOLING 「Spot Cool」
型番 Spot Cool
定格電圧 DC12V
実質量 100g
速度(RPM)
低速:2000
標準:2500
高速:3000
エアフロー(CFM)
低速:15
標準:18
高速:22
ノイズ(dBA)
低速:23
標準:27
高速:33
■□ Spot Cool 発売詳細
-発売日
2006年10月7日
-製品型番
Spot Cool
-店頭予想価格
3,000円前後(税込)(OPEN)
-製品情報
http://www.links.co.jp/html/press2/a-spotcool.html
※機能改善、仕様変更などの理由から、予告なく機能や仕様が変更される可能性があります。
読者からのお問い合わせ先:
株式会社リンクスインターナショナル
営業部 TEL 03-5812-5820 FAX 03-5812-5821
東京都千代田区外神田6-14-3 神田KSビル1F
URL:http://www.links.co.jp
● 関連リンク
インクリメントP、クチコミスポット情報を通信カーナビやポータルサイトで試験提供
生活地図サイト「MapFan Web(マップファン・ウェブ)」
クチコミスポット情報の法人提供に向けて試験公開開始
インクリメントP株式会社が運営する生活地図サイト「MapFan Web(マップファン・ウェブ)(http://www.mapfan.com/)は現在、会員数約160万人、1日約250万PVのアクセスがある、日本最大級の地図検索サイトとしてたくさんの皆様にご利用いただいております。
このたび、上記サービスで利用されているMapFanの「クチコミ」情報をより多くの方にご利用いただくことを目的として、クチコミスポット情報(※)を通信カーナビゲーションサービスやポータルサイト等のWebサービスからの閲覧が可能となる仕組みを構築しました。
各Webサービスはクチコミ周辺検索サーバを利用することで、クチコミスポット情報を簡単に周辺検索でき、その結果を汎用的なgeoRSS形式で、受け取る事ができます。
この仕組みの提供開始は、11月以降を予定しております。(別途弊社との契約が必要となります。)
これにより、通信カーナビゲーションサービスやポータルサイト等はクチコミスポット情報の周辺検索が簡単に実現します。MapFan Webでは、クチコミスポット情報の注目度が上がると共に質の高い情報を、より多くの方に広く利用していただけることを期待しております。
(※)クチコミスポット情報とは?
「MapFan Web」の利用ユーザーが登録し公開している、よく見るお気に入りの場所やオススメしたいスポット情報です。 公開されたクチコミスポットはMapFan Webの「周辺検索」や「キーワード検索」などで閲覧可能になります。
★なお、同施策につきましては、明日より開催されるCEATEC JAPAN 2006 (会期:10月3日-7日 会場:幕張メッセ)日産自動車株式会社様ブース、テレマティクスサービス「カーウイングス」コーナーにて、試験公開される予定です。ご来場の際には、ぜひお立ち寄りください。
また同施策を含む、今後の各「MapFan」サービスの施策につきましてパイオニアブース内インクリメントP「MapFan」コーナーにて参考出品・展示デモを行っております。併せてぜひともお立ち寄りください。
弊社では、これまで培ってきたカーナビゲーションやパソコン・携帯電話向けのデジタル地図のテクノロジーや運営ノウハウを活用し「MapFan」の地図をより多くの方に「楽しく」「便利に」「シームレスに」ご利用いただけるサービスを提案して参ります。
生活地図サイト「MapFan Web」:http://www.mapfan.com/
※「MapFan(マップファン)」はインクリメントPの登録商標です。
※記載されている会社名、製品名などは該当する各社の商標または登録商標です。
キユーピー、「キユーピーテイスティドレッシング」シリーズの中栓を使いやすく改良
より使いやすく
キユーピーテイスティドレッシング
開けやすい中栓に改良
10月製造分から切り替えスタート
キユーピーは、2006年10月製造分から「キユーピーテイスティドレッシング」シリーズの中栓をユニバーサルデザイン化し、開けやすく、使いやすく改良します。
ドレッシングの中栓は「開けるときにリングが滑って開けにくい」という声があり、リングに溝をつけ、指がかりが良いようにし開けやすくします。あわせて、出し口が汚れないように液切れを良くし、出し口の形を変更し量の調整をしやすいようにします。
今後、今回の改良した中栓の検証を行うとともに、「テイスティドレッシング」以外のシリーズに関しても検討、改良を行っていく予定です。
ドレッシングは、油相と水相が分かれているセパレートタイプ、乳化して混ざっているクリーミィタイプの2タイプがあり、それぞれの具材の大きさや粘度に合わせた中栓を使用しています。
新しい中栓の改良の詳細は以下の通りです。
※詳細と参考画像は添付資料を参照。
● 関連リンク
三井住友海上メットライフ生命、七十七銀行などで変額個人年金保険を販売
三井住友海上メットライフ生命保険株式会社、10月2日より新たに3つの金融機関を通じて販売開始
10月2日販売開始
<新規取扱開始金融機関>
株式会社七十七銀行/販売開始商品「百花凛々(ひゃっかりんりん)」
株式会社山梨中央銀行/販売開始商品「未来航路Two(みらいこうろトゥー)」
<追加取扱開始金融機関>
桐生信用金庫 /販売開始商品「未来航路Two(みらいこうろトゥー)」
三井住友海上メットライフ生命保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役共同社長:栗岡 威、三宅 伊智朗 以下、三井住友海上メットライフ生命)は、10月2日より、上記のとおり各銀行を通じて、変額個人年金保険の販売を開始いたします。
すでに当社商品をご販売いただいております桐生信用金庫様はもとより、この度新規でお取扱いを開始いただきます七十七銀行様、山梨中央銀行様を通じて、より多くのお客さまへ当社商品をお届けできる事を大変うれしく思っております。
今後ともより一層、お客さまそして販売代理店の皆さまへのサポートを強化しつづけてまいります。
≪ 各商品に関する参考資料 ≫
『 百花凛々(ひゃっかりんりん) 』の主な特徴
正式名称 : 保証金額付特別勘定終身年金特約付変額個人年金保険(2005)
ペットネーム :
百花凛々(ひゃっかりんりん)(造語)
これから先、たくさんの花が咲き誇るような幸せな生活を送っていただきたいという気持ちを表現しています。
この商品のキービジュアルであるギフトボックスの中は、たくさんの種類の花で埋め尽くされとても華やかであり、これはこの商品の特徴である『「すぐ」受取れて「一生」続く※1』という欲張りな魅力を表しています。
キャッチフレーズ : 「すぐ」受取れて「一生」続く変額年金※1
商品ポイント :(*添付資料参照)
※1 「すぐ」について:契約日の1年後から受取ることができること/「一生」について:被保険者が生存している間/「変額年金」について:変額個人年金保険を指します。
※ 上記内容は当商品の主な特徴を記載したものです。詳しくは「商品のしくみと特徴(契約概要)」「パンフレット」および「特に重要なお知らせ(注意喚起情報等)」「ご契約のしおり・約款」「特別勘定のしおり」をご確認ください。
※ 保証金額付特別勘定終身年金特約付変額個人年金保険(2005)『百花凛々(ひゃっかりんりん)』に関する、より詳細な情報については、当社ホームページ(http://www.msi-metlife.com/)をご覧下さい。
『 未来航路Two(みらいこうろトゥー) 』の主な特徴
正式名称 : 変額個人年金保険(2005)
ペットネーム :
未来航路Two(みらいこうろトゥー)
お客さまそれぞれの明るい未来へ導きたいという気持ちを表現しています。
※この商品はAGシリーズ「未来航路」に早期受取終身年金プランLG型を追加したものです。
キャッチフレーズ : 早期受取終身年金プラン(LG型) = 「すぐ」受取れて「一生」続く変額年金※1年金受取総額保証プラン(I型、II型、III型) = 安心の最低保証にふやす楽しみをプラス
商品ポイント :(*添付資料参照)
※1 「すぐ」について:契約日の1年後から受取ることができること/「一生」について:被保険者が生存している間/「変額年金」について:変額個人年金保険を指します。
※ 上記内容は、当商品の主な特徴を記載したものです。詳しくは「商品のしくみと特徴(契約概要)」「パンフレット」および「特に重要なお知らせ(注意喚起情報等)」「ご契約のしおり・約款」「特別勘定のしおり」をご確認ください。
※ 変額個人年金保険(2005)『未来航路Two(みらいこうろトゥー)』に関する、より詳細な情報については、当社ホームページ(http://www.msi-metlife.com/)をご覧ください。
理化学研究所と東北大など、重イオンビームを用いた耐塩性のイネの作出に成功
重イオンビームを用いてイネの耐塩性変異系統を作成
- 「日本晴」で世界初の塩害耐性栽培の新品種誕生 -
◇本研究成果のポイント◇
・ 塩害水田でもすくすく育つイネ
・ 炭素イオン照射で変異、わずか2年で品種改良に成功
・ 獲得した耐塩性は他のイネ品種にも付与可能
独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、仁科加速器研究センターリングサイクロトロンから発生する重イオンビーム(※1)を用いて、わずか2年という短期間で耐塩性のイネの作出に成功しました。仁科加速器研究センター(矢野安重センター長)生物照射チームの阿部知子副チームリーダーと国立大学法人東北大学(吉本高志総長)大学院生命科学研究科佐藤雅志助教授との共同研究による成果です。
重イオンビームを使った突然変異誘発法は、ガンマ線照射やX線照射などの物理的変異処理や化学的な変異剤処理などの従来の突然変異誘発による品種改良手法に比べ、処理植物に障害を与えない処理(極低線量照射)においても遺伝子の変異率が高く、また変異の固定に長い年月を必要としない特性を持っています。生物照射チームは、この重イオンビームを使った作物の品種改良をすでにイネ、コムギ、オオムギ、トウモロコシ、ヒエ、ソバ、ダイズ、サツマイモなどで実施、葉緑体変異株を変異効率の指標として、糯性や矮性変異株などを作出するなどと技術を高めてきました。共同研究グループは、この技術を耐塩性の稲の開発に活用したもので、理研リングサイクロトロンで炭素の重イオンを使い、稲の品種「日本晴」の種に照射するなどして、耐塩性が従来品種よりも1.5倍という系統を選抜しました。選抜では、実際の圃場(ほじょう)(限られた面積の海水の塩類の1/4程度の濃度、具体的には水田の20倍以上)に汚染された塩水を付加し、直接耐性株選抜を行い、耐塩性を示すイネを作出することに成功しました。これらの変異株を交配親として用いることによって栽培イネに耐塩性を付与できると考えられ、塩害が進んでいる耕地でも栽培できるイネの育種が進むことが期待されます。
本研究成果は、平成18年9月21日~23日に国立大学法人愛媛大学(愛媛県松山市)にて行われる第110回日本育種学会にて発表されます。
1. 背景
土壌に塩分が集積し、土壌環境や農業に深刻な被害をもたらす塩害は、アフリカ諸国やパキスタン、中国などのアジアの諸外国で深刻化しています。また、インドやアメリカでは地下水の渇水による耕地での塩害が問題になっています。このため、塩害による育成阻害をどのように防止するかが大きな課題で、耐塩性イネの育成方法の研究開発が望まれています。一般に環境耐性は1つの遺伝子ではなく、複数の遺伝子に支配されているため、耐性変異系統を育成することは難しいとされています。そのため、これまで通常の栽培イネ品種を用いて体細胞変異やEMS(ethyl methanesulfonate)やX線照射などによる突然変異誘発を使った耐塩性変異系統の作出、育成を試みた例は少ない状況です。また、少ない例では、いずれも幼植物期段階やポット栽培で耐塩性を調べたにすぎず、実際の圃場レベルの栽培で耐塩性を示すか否かは確認されていません。耐性変異系統の選抜には一般に1000系統から10000系統が必要とされており、そのような多くの系統の栽培には広い面積を要します。そのため、実際の圃場を使ったレベルの栽培では耐塩性を評価することが事実上困難であり、これまで行われた例はありません。このため、圃場レベルの栽培で耐塩性の評価を行うためには、変異率を上げて選抜系統数を減少させることが必要となります。また、従来の手法では、多数の突然変異体を生み出すのが困難であったり、耐性変異系統を選抜後の後代に発現される不良形質の排除に、優良系統との交配を繰り返さなければならなかったり等、長い年月、労力、および費用を必要とします。従って、変異処理によって耐塩性以外の形質に影響を及ぼすことなく、かつ選抜の短期化と労力の軽減化を図る手段が望まれています。
2. 研究手法と成果
(1) 変異処理および変異系統作成
具体的には、新しい稲の品種として親しまれている「日本晴」の催芽種子(※2)に、仁科加速器研究センターに設置している理研リングサイクロトロン(RRC)で加速した炭素イオン(核子あたり135MeV LET 22.6KeV/um)を20Gy(グレイ)~40Gy照射しました。その照射種子を圃場で栽培し、照射(M1)個体から得た第二代となる(M2)種子を耐塩性の選抜に用いました。
(2) 選抜および固定
M2種子は1系統50粒ずつ播種し、東北大学生命科学研究科の温室で育苗後、同・湛水生態系野外実験施設内の試験水田に移植しました。水田移植後2週間から塩水と農業用水を水田に流し込み、湛水のNa+濃度を海水の1/4なみの(あるいは普通の農業用水の20倍以上となる濃度の)50~100mMに調節しました。収穫時には耐性と感受性の分離比や草丈を観測して種子を乾燥した後、穂重などを測定しました。耐塩性の指標は、葉身の枯れ程度・草丈・穂数・穂重などです。耐塩性を示した変異系統は、種子を採取し、M3世代やその後代を塩水付加水田で育成し変異形質の安定性の確認および固定を行いました。その結果、173系統より2つの耐塩性系統を選抜することができました(出現率1.2%)(図1)。選抜した耐塩性系統は収穫時にも葉色が緑色を保ち、草の勢いが強く、稔性が高いものとなりました。(図2)具体的には塩害で汚染された水田で育てても籾数が普通の水田で育てた日本晴に比べて90%と下がったものの稔実率が普通と変わらず100%、千粒重量は102%と逆に高い実績を上げました。(表1)
(3) 耐塩性の検定
選抜した2つの系統は、水耕栽培法を用いて耐塩性の評価を行いました。水耕液を入れた容器内のネット上に催芽種子を播種して、環境調節装置内(25℃ 12時間日長)にて栽培を行い、播種後5日目から、水耕液のナトリウムイオン(Na+)濃度がそれぞれ0、50、75、100mMになるように塩化ナトリウムを付与しました。栽培開始後、16~20日目に草丈の測定をし、その後地上部の乾燥重量を測定しました。その結果、2つの系統とも草丈と地上乾燥重の相対値が正常株よりも高い値となり、塩分(NaCl)付与時に対する耐性が確認されました。
3. 今後の展開
重イオンビームは花卉(かき)園芸植物において、花色や花型変異株の出現率が高く効率の良い変異原として実用化が進んでいます。今回これをイネ種子に処理することで、1%という高い変異率を有するため、限られた面積の塩害水田におけるより少ない変異系統株からの変異株の選抜を可能としました。さらに、選抜された耐塩性株を交配に用いることによって、様々なイネ品種に塩耐性を付与することが可能になります。また、イネゲノムデータベースを利用した遺伝解析(連鎖解析)などによりこの変異遺伝子領域が同定されると、イネとゲノムの類似性が高いトウモロコシやソルガムなどの単子葉植物でも耐塩性育種におけるマーカー利用選抜(※3)が可能となるかもしれません。
(問い合わせ先)
独立行政法人理化学研究所
仁科加速器研究センター 生物照射チーム
Tel : 048-467-9527 / Fax : 048-467-4674
国立大学法人東北大学大学院生命科学研究科
Tel : 022-217-5689 / Fax : 022-217-5689
<補足説明>
(※1) 重イオンビーム
原子から電子をはぎ取って作られたイオンのなかで、ヘリウムイオンより重いイオンを重イオンと呼ぶ。これを、加速器を用いて高速(光の約1/2のスピード)に加速したものが重イオンビーム。
(※2) 催芽種子
充分吸水した種籾に胚の生長に最適の温度(30℃前後)を与え、芽を出させた種子のこと。
(※3) マーカー利用選抜
DNAの塩基配列上の特定の位置に存在する個体の違いを表す目印がマーカー。このDNAマーカーを用いて形質の遺伝を追跡するのがマーカー利用選抜で、有用な形質を見つけ出しそれらの植物を他の品種と交雑育種することで効率よく品種改良ができる。
*参考画像などは添付資料を参照
JALグループ、12月と年末年始期間搭乗分の「先得割引」「特便割引」を設定
JALグループ、12月、年末年始期間ご搭乗分「先得割引」「特便割引」を届出
JALグループは、2006年12月、年末年始期間ご搭乗分の「先得割引」「特便割引1(ワン)」「特便割引7(セブン)」の設定を決定し、本日、国土交通省へ届出いたしました。
各種運賃のご利用条件は、以下(*関連資料)の通りです。
以 上
運賃額等、詳細につきましては、 http://www.jal.co.jp/dom/rates/ をご参照ください。
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損害保険ジャパン、付随的な保険金支払い漏れの調査結果と再発防止策を発表
付随的な保険金のお支払い漏れに関する検証結果ならびに再発防止策の実施状況について
株式会社損害保険ジャパン(社長 佐藤正敏)は、本日、金融庁に「付随的な保険金のお支払い漏れについて検証結果ならびに再発防止策の実施状況」を報告しました。
検証結果ならびに再発防止策の実施状況等につきましては別紙のとおりです。
付随的な保険金のお支払い漏れを生じさせたことにつきまして、お客さまに多大なご迷惑をおかけし、お客さまからの信頼を損ねる結果となりましたことを、改めまして心よりお詫び申し上げます。
弊社では、今後、再びこのような事態が発生することのないよう、全社一丸となって「損保ジャパン再生プラン」を着実に遂行し、信頼回復に向けてこれまで以上にお客さまの視点での サービス提供に取り組む所存です。
1.付随的な保険金のお支払い漏れに関する検証状況
<1>調査対象案件
当社は、以下の案件について調査を実施しました。
(1)主たる保険金の支払対象となる事故が発生したことにより、定額もしくは定率でお支払いする臨時費用保険金等(見舞金、香典、代車費用等)のお支払い状況。
(2)臨時費用として必ずしも定額もしくは定率でお支払いするものではないものの、ある保険金がお支払い対象となった場合に自動的に支払われる他の保険金のお支払い状況。
(3)お支払いの要件に極めて高い相関関係がある保険金同士において、いずれか一方の保険金のお支払いがあった場合のもう一方の保険金のお支払い状況。
<2>検証結果
上記<1>について、あらためて検証を行った結果、保険金の追加的なお支払いが見込まれる案件に関しまして、既に報告しております28,606件に加えて1,045件が追加で判明し、お支払い見込み件数の合計が29,651件となりました。
また、お支払い見込み金額の合計は1,637百万円となりました。
なお、本年9月29日現在、28,582件(96.4%)につきましてはお客さまへのお支払い手続きを完了しています。
※別表をご参照ください。
<3>検証内容
当社は、付随的な保険金のお支払い漏れを防止するとともに、迅速かつ適切な保険金のお支払いを確保するために、本年9月1日に品質管理室を設置し、これまでのお支払いデータを再検証するとともに、以下の(1)、(2)の観点を含めて、保険金のお支払い 漏れについて再度徹底した検証作業を実施しました。
(1)お客さまの転居等によりご連絡がとれなかった案件、保険金請求書類の未着、保険金の請求意思の最終確認等により、対応を継続していた案件について、確認に努めてご請求のご案内を行い、最終確認調査を実施しました。
(2)これまで実施してきた調査項目に加えて、お支払いの要件に極めて高い相関関係がある保険金同士のお支払い状況について、追加調査を実施しました。
今後も品質管理室において、すべての保険金のお支払いについて、お客さまに適切にご案内できているかなど、あらゆる観点から検証を継続的に実施するとともに、全社を挙げて更なる再発防止や改善のために必要な措置について対応してまいります。
今後、検証結果およびお客さまへのお支払い状況等については、当社ホームページにおいて随時公表してまいります。
2.再発防止策の実施状況
既に、本年6月26日の業務改善計画、ならびに9月25日の業務改善計画の実施状況においても報告させていただいていますが、システムによるチェック機能の強化や規程・マニュアルの改定、保険金等支払部門の要員増強などのほか、以下の再発防止策を実行しています。
<1>「保険金等支払管理態勢の構築に係る方針」の策定
当社は、「適時・適切かつ漏れのない保険金等のお支払い」という基本的な保険金等支払業務を着実に遂行し、真にお客さま志向の社内態勢を構築することを目的として、「保険金等支払管理態勢の構築に係る方針」を策定しました。
本方針にそって、経営陣の関与のもと保険金等支払管理態勢を強化し、適時・適切かつ漏れのない保険金等支払業務の運営・管理を実行してまいります。
主な内容は、「適切かつ的確なお客さま対応」、「社内体制の整備」、「人材育成」、「社内規程等の整備」、「経営陣の関与」等です。
<2>「保険金等審査会」の設置
保険金等支払業務の適切性確保の一環として、外部専門家を招聘して「保険金等審査会」を設置しました。
今後、高度な法的・医的判断を要する案件などにおいて、事前に意見を聴取するとともに、無責・免責によりお支払いできないとした案件に関して、その判断の妥当性について事後的な検証を受けます。
<3>保険金等支払管理機能の強化
保険金等のお支払い漏れを防止し、迅速かつ適切なお支払いを確保するため、「品質管理室」を設置しました。
当該部署は、保険金等のお支払い状況等を検証するとともに、第三分野商品のご契約に係る無責・免責案件などを調査し、これらの結果をふまえて適切かつ必要な措置を講じます。
また、今後も付随的な保険金のお支払い漏れ防止の観点にとどまらず、適切な保険金等の支払管理体制の構築に向けた検証作業を実施し、保険金等支払業務の品質向上に努めます。
<4>支払査定担当者の業務能力の強化
保険金等支払業務を行う担当者の業務能力の維持・向上を図るため、「トレーニング センター室」を設置しました。
当該部署は、公平かつ適切に保険金をお支払いするため、新任者研修・階層別研修などを実施するとともに、研修効果の把握などを通じて研修内容を見直し、保険金等支払業務を行う担当者の業務能力向上を図ってまいります。
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NEC、携帯機器で快適なハンズフリー通話を可能にするエコー消去技術を開発
携帯機器で快適なハンズフリー通話を可能にするエコー消去技術を開発
NECはこのたび、携帯機器に搭載されているスピーカで快適なハンズフリー通話を可能にする非線形音響エコーキャンセラを世界で初めて開発しました。
非線形エコーとは、一般にスピーカの歪みや筐体を伝わる振動などが原因で発生するエコーのことを指し、マイクロフォンに漏れ込んで送話信号を妨害します。非線形エコーは、そのエコー量をスピーカの再生信号から予測することが難しく、推定に莫大な計算量が必要とされています。
このたび開発した非線形音響エコーキャンセラは、非線形エコーの推定にかかる計算量を大幅に低減することで、エコー量の推定から除去までを実現可能にしたもので、以下の技術により構成されます。
(1)線形エコーが大きい時は非線形エコーも大きくなるという、非線形残留エコーと線形擬似エコー間の相関の発見、
(2)前記相関に基づく非線形エコー抑圧量推定方式の開発(注1)、
(3)背景雑音量による最大抑圧量制限(注2)、
このたびの開発により、大口径のスピーカを用いることなく、快適なハンズフリー通話が実現できるようになります。この結果、PCや携帯電話などのスピーカを変更することなく、また、今後益々小型、薄型化する携帯機器のハンズフリー通話時の音質を向上できます。
近年、企業における遠隔会議、PC上の各種メッセンジャーなどを用いたVoIP電話、携帯電話によるテレビ電話などの普及や、運転中の携帯電話利用の法的な禁止により、ヘッドセットやハンドセットを用いないハンズフリー通話の需要が激増しています。現在、これらのハンズフリー通話には、一般的には線形適応フィルタに基づく線形エコーキャンセラが用いられています。しかし、この技術は、スピーカの非線形特性やスピーカとマイクが固定された筐体などを伝搬する振動によって生じる非線形エコーが残留するため、非線形エコーの消去を図ることが課題となっていました。
この非線形エコーを消去することで、従来の線形エコーキャンセラと比べて60%強エコーを低減できるという報告もあります(注3)。非線形適応フィルタやニューラルネットワーク(擬似神経回路網)によって非線形エコーを消去する手法も開発されていますが、線形エコーキャンセラの10倍以上に達する莫大な演算量が必要となり、現実的な解決にはなりません。そのため、少ない演算量で非線形エコーを消去できる技術の開発が求められていました。
このたびの開発は、こうした課題を克服し、少ない演算量で非線形エコーの消去を可能とするものです。本技術を用いることで、PCや携帯電話に搭載されているスピーカで、高音質テレビ会議システムと同等の音質を実現することが可能です。
NECでは、今回の開発が、PC・ソフトフォン・VoIPハンドセット・携帯電話など様々な機器での快適な双方向ハンズフリー通話の実現に貢献すると考え、今後、早期の実用化を目指して研究開発を加速していく計画です。
以上
(注1) 従来の線形エコーキャンセラでは、擬似線形エコーを適応フィルタで生成しているので、これを用いると非線形エコー量を推定できる。分解した多数の周波数成分に対して独立に、推定値が大きいときは抑圧を強く、小さいときは弱くすることで、送話信号の歪を小さく保ったまま、非線形エコーを十分に抑圧することができる。
(注2) エコーを背景雑音より小さくなるくらい過剰に抑圧すると、背景雑音と残留エコーのレベルが異なるために、信号レベルが変動して音質劣化につながる。これを防ぐために、背景雑音レベル以下には抑圧しないように制限を設けた。
(注3) N. birkett and R. Goubran, "Nonlinear echo cancellation using a partial adaptive time delay neural network," IEEE International Conference on Neural Networks and Signal Processing," pp.249-258, Aug. 1995. 非線形エコーを5dB削減できるとの記述がある。5dBを倍率でいうと、10^(-0.5)=32%。
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
NEC 研究企画部 企画戦略グループ
http://www.sw.nec.co.jp/contact/
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エントラストジャパン、認証強化プラットフォーム「IdentityGuard 8.1」を提供開始
エントラストジャパン、Entrust(R) IdentityGuard(TM)8.1の提供を開始
~ユーザ認証方式として新たにハードトークンにも対応~
エントラストジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:保坂真、以下、エントラストジャパン)は、Entrust IdentityGuard(エントラストアイデンティティガード)の最新版である8.1を日本国内で本日より提供開始したことを発表いたします。
Entrust IdentityGuard(以下IdentityGuard)は、インターネットや企業アプリケーション向けの認証強化プラットフォームです。IdentityGuardが提供する「乱数表」「機器」「ワンタイム・パスワード・リスト」「アウトオブバンド」「ナレッジベース」等の複数認証オプションを組み合わせることで、ユーザ、取引、業務アプリケーションのリスク評価レベルに応じた認証強化を実現します。また、IdentityGuardでは、「ユーザ認証」だけではなく、サービス提供側のサーバの真正性を証明する「相互認証」機能も提供でき、フィッシング行為を心配することなくユーザは安心してオンライン取引を実行できるようになります。今回のバージョンでは、新たにVasco社のハードウェア・トークンも利用可能となりました。
現在、COMMERCEBANK、Bank of New Zealand、Government Offices of Sweden、shufaそして東京工業大学等、世界で約150社に導入されています。本日提供を開始したIdentityGuard 8.1の主な機能強化点は以下の通りです。
1.「トークンベース」ユーザ認証方式追加
Vasco社の時刻同期方式によるハードウェア・トークンDIGIPASSでユーザ認証が可能。別途、トークン用ソフトウェアの購入は不要。
2.リモートアクセス構築の容易化
Microsoft Windowsドメイン認証(Active Directory)及びLDAP(リポジトリ兼用)の場合、外部の認証用Radiusサーバが不要。
3.サーバ・プラットフォームの拡充
従来のRed Hat Enterprise Linux ASに加えESも追加サポートとなり、MicrosoftWindows Server 2003 SP1(Enterprise/Standard)及びSun Solaris 9、10もサポート。
4.アプリケーション・サーバのサポート拡充
Apache Tomcat(バンドル)に加え、Sun Solaris 上のBEAWebLogic Server 8.1、9.1(Standard/Express)及びIBM WebSphere Server 6.0(Standard/Express)をサポート。
5.管理面での強化
Web管理画面のユーザビリティをより一層向上させ、また、管理シェルコマンド(supersh)も一括処理が可能になりました。
6.Microsoft IIS用ISAPIフィルタの提供
Microsoft IISやOutlook Web Accessのためにフォルダ、ファイル単位での多要素認証を可能にするISAPIフィルタを新しく提供致しております。簡単にIISのセキュリティを向上できます。
Entrust IdentityGuard 8.1は、エントラストジャパンの販売代理店を通じて販売され、価格は、サーバライセンス、3,150,000円(1サーバあたり、税別)、ユーザライセンス、1,680,000円(1,000ユーザ、税別)からの提供となります。なお、クライアントモジュールのEntrust IdentityGuard for Microsoft Windowsは、無償提供となります。価格には、カード作成関連費、ソフトウェアのインストール、構築費は含まれません。
以上
エントラストジャパン株式会社について
エントラストジャパン株式会社は、米国エントラスト社(Nasdaq:ENTU、本社:米国テキサス州ダラス、会長兼社長兼CEO:ビル・コナーhttp://www.entrust.com/)の日本法人で、日本市場向けに米国エントラスト社製品の販売、コンサルティング、サポート業務を行っています。PKIを最初に提唱し、90以上のパテントを持つ米国エントラスト社は、ディジ
タル・アイデンティティ及びインフォメーションを対象としたセキュリティソリューション分野で、世界のリーディング・カンパニーです。NASA、米国沿岸警備隊、Lloyd’s TSB社、メリルリンチ社、カナダ政府等、50カ国以上で1,400を超える企業と団体に採用されており、アイデンティティ・マネジメント、Eメールセキュリティ及び企業コンプライアンス向けのソリューションを提供しています。同社は、本社を米国ダラスに、開発拠点をカナダ・オタワに持ち、全世界10カ所に拠点を展開しています。エントラストジャパンの詳細は、Webサイトhttp://japan.entrust.com/をご参照ください。
Entrustは、米国及びいくつかの国においてEntrust,Inc.の登録商標です。カナダ国においては、Entrust はEntrust Limitedの登録商標です。
すべてのEntrustの製品名及びサービス名は、Entrust,Inc.及びいくつかの国ではEntrust Limitedの商標または登録商標です。その他の製品名及び会社名は各社の商標または登録商標です。
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アイチップス・テクノロジー、2画面表示可能なフルHD対応のIP変換・解像度変換LSIをサンプル出荷
2画面表示可能なフルHD対応IP変換・解像度変換LSI IP00C751を開発
アイチップス・テクノロジー株式会社は、フラットディスプレイパネルTVやプロジェクター等の固定画素の表示デバイス向けに、2系統の動き適応IP変換と画像の拡大・縮小エンジンを1チップに集積し2画面表示を可能にした解像度変換LSI IP00C751(SCW2)を開発、10月よりサンプル出荷を開始致します。
近年、市場が急成長しているフラットパネルディスプレイTVやプロジェクター等ではデジタル画像の拡大・縮小、フレームレート変換等の解像度変換機能が必須であり、最近では、フルHD等の高解像度パネルの登場により、インタレース画像をプログレッシブ画像に変換する動き適応IP変換機能が、映像品質を向上させる技術として極めて重要になってきております。
弊社では、このような市場の要求に応えるために、フルHDの動き適応IP変換と高性能スケーリングエンジン2系統を1チップに集積して1080Pパネル上での2画面表示を可能にした解像度変換LSI IP00C751(SCW2)を開発致しました。2系統の画像入力に対し、それぞれ独立してIP変換、拡大・縮小が出来、PiP、PoPの際に問題となるフレームの非同期性による画面の追越しを回避するための機構も備えているため、フレキシブルにPiP、PoP表示や静止画のタイリングによるマルチ画像表示を実現できます。
■特長:
1.2画面表示
・2系統の独立したIP変換、拡大・縮小エンジンを内蔵し、PiP,PoPや静止画のタイリングによるマルチ画像表示が可能。
・2画面間のαブレンディング機能
2.UXGA/1080i入力対応
・RGB / YUV4:4:4 / YUV4:2:2 162M画素/秒
・インタレース/プログレッシブ入力対応
3.UXGA/1080P出力対応
・RGB / YUV4:4:4 162M画素/秒
4.動き適応IP変換
・3次元NR
・高性能動き検出フィルター
・2:2、2:3プルダウン検出
・斜め線補間制御機能
5.高性能補間フィルター
・水平/垂直6シンボルプログラマブルFIRフィルター搭載
6.フレキシブルな拡大・縮小機能
・縦横独立な倍率設定ができ、4:3画像から16:9画像への変換も容易に実現可能。
・ワイドパネル向けに水平/垂直方向パノラマ変換機能をサポート。
・垂直方向台形補正機能
7.フレームレート変換機能
・入出力画像ポートが独立に動作し、フレームレート変換や追い越し制御を容易に実現可能。
8.ビットマップOSD機能
・色数 256色
・フォントデータ展開機能
・透過表示、ブリンク表示対応
・BitBlt処理機能
9.画質補正機能
・12ビットγ補正機能
・12bit →10bit、10bit→8bit、8bit→6bitの擬似多階調化処理
・水平/垂直エッジ強調機能や輝度補正、コントラスト補正、色補正機能。
・カラーマネージメント機能。
10.その他
・外部インタフェース 8ビットパラレル
・外付け画像メモリ DDR-SDRAM
・3.3V / 2.5V / 1.2V 3電源
・541ピンプラスチックBGA
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J-オイルミルズ、栄養補助食品「豊年 Nanoコラーゲン&ヒアルロン酸」を発売
女性の美容におすすめの栄養補助食品
10億分の1メートル ナノサイズ低分子コラーゲン配合
「豊年 Nanoコラーゲン&ヒアルロン酸」新発売
2006年11月1日発売
株式会社J-オイルミルズ(本社:中央区明石町8-1、取締役社長:佐々木晨二、資本金:100億円)は、2006年11月1日(火)より、健康食品事業の新商品として、ナノサイズ低分子コラーゲンとヒアルロン酸を配合した栄養補助食品、『豊年 Nanoコラーゲン&ヒアルロン酸[内容量:120粒 ソフトカプセルタイプ希望小売価格:3,800円(税込価格:3,990円)]を全国の薬局・薬店、ドラッグストアにて、[内容量:240粒ソフトカプセルタイプ希望小売価格:5,800円(税込価格:6,090円)]を全国の百貨店・健康食品売場にて新発売いたします。
◆これまで弊社では、1999年11月『豊年 コラーゲン&ヒアルロン酸』を発売し、2004年5月にはリニューアルを行い、従来品に比べヒアルロン酸含有量を5倍にアップした『豊年 コラーゲン&ヒアルロン酸PREMIUM』を発売し、順調に売上を伸ばしてきております。
この度弊社では、従来のコラーゲンと比べて吸収性に優れたナノサイズの低分子コラーゲン、「コラーゲントリペプチド」 に注目し、製品化を行ないました。通常のコラーゲンサプリメントに含まれるコラーゲンペプチドは、一度体内で消化分解して吸収され、取り込みまでに時間がかかるとされています。また、ペプチドが規則的に分解されていないため、体内でコラーゲンがつくられにくいとも言われています。しかしコラーゲントリペプチドは、コラーゲンの基本単位である、アミノ酸数3個(Gly-X-Y)で構成され、この結合のままで腸管より吸収されます。ちょうどこのサイズ(長さ)が、1ナノ(10億分の1)メートルであり、弊社ではお客様にわかりやすくアピールするため、このコラーゲントリペプチドを【Nanoコラーゲン】と名付けました。(商標登録出願中)
「豊年 Nanoコラーゲン&ヒアルロン酸」には、このコラーゲントリペプチドを含むコラーゲンを1日の目安量6粒中に480mg、またヒアルロン酸の含有量は従来品の2倍に増量し1日の目安量6粒中に60mg配合しました。その他にも美容成分として、スクワレン、コンドロイチンを配合しています。
さらに、ユニバーサルデザインを採用し、お客様がより商品内容を理解しやすい視覚デザインとなっております。
※「コラーゲントリペプチド」の「トリ」は3を意味します。
商品概要
□商 品 名:豊年 Nanoコラーゲン&ヒアルロン酸
□名 称:コラーゲン・ヒアルロン酸加工食品
□製品形態:ソフトカプセルタイプ
□原材料名:オリーブ油、フィッシュコラーゲンペプチド(トリペプチド含有)、スクワレン、ヒアルロン酸、コンドロイチン含有ムコ多糖蛋白、ゼラチン、グリセリン、増粘剤(ミツロウ)
□栄養成分:6粒(2.76g)当たり
エネルギー ・・・・・・・・・・ 17kcal
たんぱく質 ・・・・・・・・・・・・ 1.254g
脂質 ・・・・・・・・・・・・ 1.206g
炭水化物 ・・・・・・・・・・・・ 0.216g
ナトリウム ・・・・・・・・・・・・ 10.2mg
フィッシュコラーゲンペプチド(トリペプチド含有) ・・ 480mg
ヒアルロン酸 ・・・・・・・・・ 60mg
スクワレン ・・・・・・・・・ 360mg
コンドロイチン・・・・・・・・・ 12mg
□召し上がり量:栄養補助食品として、1日4粒~6粒を目安に水またはぬるま湯とともにお召し上がりください。
□希望小売価格:
120粒(約20日~30日分)……… 3,800円(税込価格 3,990円)
240粒(約40日~60日分)……… 5,800円(税込価格 6,090円)
□発売日:2006年11月1日(火)
□販売チャネル:
120粒:全国の薬局・薬店、ドラッグストア
240粒:全国の百貨店、健康食品売場
「豊年 Nanoコラーゲン&ヒアルロン酸」の新発売にあわせて、この商品をできるだけ多くの方々にお試しいただくために、モニター募集のキャンペーンを行ないます。
募集要項は以下の通りです。なお、弊社ホームページでも詳細をご案内いたします。
→ http://www.j-oil.com/ (10月1日より)
(※募集要項は添付資料参照)
<読者/一般の方からのお問い合わせ先>
株式会社J-オイルミルズ 健康食品消費者室
TEL:03-5565-1498
■ホームページURL http://www.j-oil.com/
● 関連リンク
あいおい損保、付随的な保険金支払い漏れの調査結果と防止策を発表
保険金のお支払いに関するお知らせ
臨時費用等付随的な保険金の一部支払漏れにつきましては、お支払いを完了した事案の自主調査を昨年実施し、一部のお客様には保険金を追加でお支払いしてまいりましたが、この自主調査内容を弊社内部の業務監査等により検証した結果、再度調査が必要との結論に至りました。本年1月からこれまで、お客様に改めて1件ずつご確認しながら丁寧に再調査を行い、保険金をお支払いしてまいりましたので、現段階の詳細をご報告致します。
弊社としましては、損害サービス態勢の充実に向け真摯に取り組んでまいりましたが、この様な事態に至ったことにつきまして、ご心配・ご迷惑をおかけ致しましたお客様ならびに関係先の皆様に深くお詫び申し上げます。
また、今般の問題を極めて深刻な事態と受け止め、幅広く深度ある徹底した再調査を行い、それに基づく万全の再発防止策を確立致しました。今後とも適切な保険金支払態勢確保に不断の取組みを行ってまいりますので、お客様ならびに関係先の皆様におかれましては、何卒ご理解頂きます様お願い申し上げます。
なお、個別の事案に係わるご照会等がある場合には、最寄りの弊社サービスセンターもしくはお客様専用窓口までご連絡ください。
【お客様専用お問い合わせ窓口】
0120-675101 (通話料無料、携帯電話・PHSからもご利用いただけます。)
受付時間: 9月29日(金)は、午後9時まで
9月30日(土)・10月1日(日)は、午前9時から午後7時まで
10月2日(月)以降は、午前9時から午後5時まで(土・日・祝日を除く)
※以下、詳細は添付資料参照
● 関連リンク
損保ジャパンひまわり生命、「終身医療保険 ワハハ21 Slim(スリム)」を発売
新商品発売のお知らせ
終身医療保険 ワハハ21 Slim(スリム)
損保ジャパンひまわり生命保険株式会社(本社:新宿区西新宿2-1-1 社長:田中(たなか) 勝治郎(かつじろう))は、2006年10月2日に割安な保険料で生活習慣病の比較的長期の入院も保障対象とする新商品「終身医療保険ワハハ21 Slim(スリム)」を発売いたしますのでお知らせします。
■ 終身医療保険 ワハハ21 Slimの特徴
●特徴1.短期化傾向にある入院に対応した1入院40日型
長期化するケースもある生活習慣病の入院は120日まで保障!
診療報酬制度の改定や医療技術の進展等により、退院患者の平均在院日数は37.9日(※)となり、年々低下傾向にあります。
一方、生活習慣病による平均在院日数は、たとえば脳血管疾患は平均102.1日(※)となっており、入院した場合の家計にかかる負担は大きなものとなります。
(※厚生労働省平成14年患者調査によります。なお、平均在院日数とは調査期間中に退院した患者の、そのときの入院から退院までの日数の単純平均をいいます。)
生活習慣病による入院を120日まで保障することで、生活習慣病で入院してもその間治療に専念することができます。(対象となる生活習慣病は別紙をご覧ください)
●特徴2.手術の保障が充実!
従来、手術給付金で支払い対象に該当しなかった手術に対しても、入院され公的医療保険対象の手術を受けられた場合、ほとんどすべての手術に対して手術見舞金をお支払いたします。
●特徴3.保障期間は一生涯。払込期間は、終身型と短期型の選択可!
払込期間は終身型のほか、55歳満了から85歳満了まで5歳刻みでお支払期間を選択することができます。
以上
● 関連リンク
オリコ、ぎょうせいと提携し「ぎょうせいカードUPty」を募集開始
「ぎょうせいカードUPty」募集開始
~ぎょうせいご愛読者にお得なポイントを加算~
株式会社オリエントコーポレーション(東京都千代田区麹町、上西郁夫社長、以下「オリコ」)は、法令集を中心に加除式図書や各種単行本・雑誌の出版を行う株式会社ぎょうせい(東京都中央区銀座、伊藤陽司社長、以下「ぎょうせい」)と提携し、10月1日より「ぎょうせいカードUPty」の募集を開始します。このカードを使いぎょうせいで書籍を購入すると、通常よりもポイントが加算されるシステムを搭載しており、初年度5,000枚の入会を予定しています。
ぎょうせいは、1893年の創業以来、1世紀以上に渡って加除式図書を中心に各種単行本や雑誌の出版を行っており、現在は、行政、法律、教育、経営、税務などの実務書をはじめ、一般教養書、児童書、写真集など広範な分野において多彩な出版活動を行っています。
【 「ぎょうせいカードUPty」の商品概要 】
■カードブランド MasterCard
■年会費 永年無料
■カードタイプ 支払い方法・金額をお客さまご自身が決めて、余裕があるときにいつでもご返済できる自由払い型の「UPty」を採用
■特別加算スマイル 「ぎょうせいカードUPty」はオリコのポイントシステム「暮らスマイル」を搭載。
ぎょうせいでのカード利用時は、通常のスマイルに加えてご利用金額1,000円につき、2スマイルを「特別加算スマイル」としてさらにプラス!
■ご入会特典 ぎょうせいご愛読者サービス券1,000円分をプレゼント!
オリコは、これまで1,500種類を超えるクレジットカードを通じてお客さまにサービスの提供を行ってまいりました。今後もさまざまなニーズ・利便性を重視したサービスと機能の拡充に努め、より多くのお客さま、提携するお取引さまに愛され、ご利用いただける商品・サービスの提供を目指して努力してまいります。
三井住友海上、付随的な保険金支払漏れの調査結果を発表
付随的な保険金の支払漏れに関する調査結果について
三井住友海上火災保険株式会社(社長 江頭 敏明)は、臨時費用保険金等の付随的な保険金の支払漏れに関する調査結果をまとめましたので、下記のとおりご報告します。
1.弊社では、2002年4月から2005年6月の間に保険金をお支払いした事案について、臨時費用保険金等の付随的な保険金の支払漏れ調査を進めた結果、最終的な付随的な保険金の支払漏れ総数は46,819件となりました。(次ページご参照。)
2.上記の支払漏れ件数につきましては、2006年9月28日までに45,168件(96.5%)のお支払い手続きが完了しております。引き続き、早期にお支払いできるよう対応してまいります。
3.なお、2006年9月21日にご報告した件数より増加した要因は、以下のとおりです。
(1)2006年8月から9月にかけて追加調査・点検を実施した自動車保険の各種保険金の組合せによりお支払いできたもの。(1,067件)
<具体的事例>
1)ご契約車両の同乗者へ対人賠償保険金、搭乗者傷害保険金をお支払いした事案において、人身傷害保険の臨時費用保険金をお支払いすることができたケース。
2)ご契約車両の同乗者へ対人賠償保険金、人身傷害保険金、自損事故保険金の医療保険金、後遺障害保険金等をお支払いし、搭乗者傷害保険の医療保険金をお支払いした事案において、後遺障害保険金等をお支払いすることができたケース。
3)搭乗者傷害保険金の医療保険金、後遺障害保険金等をお支払いし、自損事故保険の医療保険金をお支払いした事案において、後遺障害保険金等をお支払いすることができたケース。等
(2)これまで実施してきた調査内容について、調査が進捗したことによるもの。(111件)
以 上
*「別紙1」 弊社保険金の支払漏れに関する対応状況は、添付資料をご参照ください。