アナログ・デバイセズ、設計者向け計装アンプ・ガイドの最新版を提供開始
アナログ・デバイセズ、
「A Designer’s Guide to Instrumentation Amplifiers
(設計者向け計装アンプ・ガイド)」の最新版の提供を開始
最新情報を満載した計装アンプ・ガイドの第3版をオンライン版とレファレンス・ブックとして無償提供
アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、アプリケーション・ガイドである「A Designer’s Guide to Instrumentation Amplifiers(設計者向け計装アンプ・ガイド)」の第3版の提供を開始します。
本書は、ADIフェロー兼アナログ・テクノロジのヴァイス・プレジデントのルー・カウント (Lew Counts) と、ハードウェア・アプリケーション・エンジニア、チャック・キッチン(Chuck Kitchin)の共著によるもので、アナログ集積回路の設計と開発管理に携わってきた二人の計60年以上の経験に基づいて執筆されています。ウェブサイトwww.analog.com/pr/freeinampguideからダウンロードして入手できるほか、ハードコピーでも提供しています。本書は全126ページで、表、グラフ、データを使って「料理本」のようにわかりやすく説明しています。
計装アンプは、強い干渉(妨害信号)やノイズのある環境において、微小で弱い信号を正確に増幅する役割を果たすため、モータ制御、自動車用から医療用計測器やデータ・アクイジションまで多種多様なアプリケーションに採用されています。しかし、あまりに多くの種類の計装アンプがあるために、特定のアプリケーション向けに最適な計装アンプを選び、適合させることは難しくなっています。
著者の一人、ルー・カウントは、次のように述べています。「ADIは、業界でも最高レベルの高性能アンプの製品を提供するだけでなく、技術者がシステム性能を改善し、設計サイクルを短縮するためのツールも提供しています。当社の『A Designer’s Guide to Instrumentation Amplifiers』は、これまでの版でも高い評価を得てきましたが、このたび発表した第3版には、ADIの最新の革新的なアンプ製品に関する情報と新しいアプリケーションに関する章が新たに加わり、従来版を大幅に改訂した内容となっています」
この計装アンプ・ガイドは、便利なレファレンス・ブックとして、全ての設計サイクルで使えるように編集され、設計者が特定のアプリケーション向けに、最も適切な計装アンプを選択、評価し、デザイン・インする作業を支援します。内容は以下の通りです。
・計装アンプ設計の基礎・計装アンプを用いるかディファレンス・アンプを用いるかの選択方法
・AC入力カップリング回路技術
・入力保護の基礎
・無線周波数帯の干渉(RFI)整流誤差の低減
・計装アンプとディファレンス・アンプの回路
・最新のA/Dコンバータの駆動に最適な計装アンプの使用
・計装アンプのデータシート仕様の読み方
・単一電源設計ガイドライン
・共通的な計装アンプ・アプリケーションの問題とその解決方法
・ADIの最新のアンプに関する幅広い情報:デジタル・プログラマブル計装アンプの「AD8250」、「AD8251」を含む13種類の新しい計装アンプとディファレンス・アンプ製品を網羅
サポート・ツールが設計サイクルを短縮
ADIは、設計技術者が、適切な製品を迅速かつ効率的に選択し、リアルタイム・シミュレーションを行い、さまざまなコンフィギュレーションについてトライアル・テストを行うのをサポートするためのアンプ・サポート・ツール・ポートフォリオを無償で提供しています。設計段階でアンプを組み込むときに、起こりうる問題のトラブルシューティングを可能とするサポート・ソフトウェアも提供しています。サポート・ツール・ポートフォリオには「A Designer’s Guide to Instrumentation Amplifiers - 3rd Edition」に加え、Designing with Amplifiers Quick Reference wall chart,(アンプ設計クイック・レファレンス・ウォール・チャート)、設計アシスタントと操作ガイド、SPICEモデルと評価ボードが含まれています。
供給について
「A Designer’s Guide to Instrumentation Amplifiers - 3rd Edition」は、ADIのウェブ・サイトからダウンロードすることも、ハード・コピーでも入手できます。いずれの場合も無料です。オンライン版には、製品のデータシートやアプリケーション・ノートなどの関連サポート情報サイトに迅速に接続するウェブ・リンクがはられています。オンライン版の閲覧とハード・コピーの注文は、ウェブ・サイトwww.analog.com/pr/freeinampguideでできます(英語版のみの提供)。
アナログ・デバイセズについて
アナログ・デバイセズ(ADI)は、半導体市場において、40年という長い間、成長を続けてきましたが、その成長を支えてきたのが技術革新、高性能、および卓越した技術力を受け継いできた企業文化です。ADIは、データ・コンバージョンおよびシグナル・コンディショニング技術の世界的リーディング企業として、業界で高い評価を得ており、実質的にあらゆる種類の電子機器分野を網羅する世界各国の60,000社以上の顧客にサービスを提供しています。アナログおよびデジタル信号処理アプリケーションに用いられる高性能集積回路の世界的なリーディング・メーカーとして、今年40周年を祝うADIは、本社をマサチューセッツ州ノーウッドに構え、世界各地にデザイン、製造工場があります。アナログ・デバイセズの普通株はニューヨーク証券取引所に上場しており、ADIはS&P 500インデックスに挙げられています。www.analog.com
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バンダイネットワークス、バイクヘルメット「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の受注開始
"攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX"のバイクヘルメット
「攻殻機動隊 S.A.C LAUGHING MAN JET」
LaLaBit Marketで受注開始
バンダイネットワークス株式会社(東京都港区、代表取締役社長:大下聡 以下、バンダイネットワークス)は、斬新なストーリーで世界中のアニメファンを魅了した2002年放送のテレビ番組「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の世界観を忠実に再現したオリジナルヘルメット商品の受注を、12月8日 12:00(正午)より開始いたします。
商品の詳細は以下となります。
■商品名: 攻殻機動隊 S.A.C LAUGHING MAN JET
■価格: 13,650(税込)
■サイズ: フリーサイズ(57-60cm)
■特徴: サイズ調整用スポンジ付、専用ヘルメット収納袋付
■規格: SG(全排気量対応)
■予約受付期間: 2006年12月8日~2007年1月31日(予定)
■商品お届け時期: 2007年3月下旬出荷(予定)
※製品画像は添付資料を参照
※画像は開発中のものです。製品と異なる場合があります。
※販売数に限りがあるため、品切れの際はご了承ください。
※生産の都合上、お届け日の変更がある場合もございますので予めご了承ください。
■特徴
1)本体デザインは、西暦2030年のネットワーク社会を背景にした世界観をコンセプトに、劇中に登場する「笑い男」のイラストを電脳(近未来)イメージのもとデザインし、細部まで忠実に表現しました。まるで、「笑い男」にゴーストハックされたかの様なデザインは、今までにない斬新なデザインに仕上がっています。
2)作品のイメージを損なわないよう、"ジェットタイプ"のバイク用ヘルメットを採用し、裏面は笑い男事件を語る上で避けて通れない、公安9課(セクションナイン)のロゴをさりげなく施しています。
3)専用ヘルメット収納袋には、作品のロゴマークを印刷し、世界観を演出しています。
■予約方法:
※添付資料を参照
本商品は、「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」のオリジナルアイテムとして2006年7月に1,000個限定生産モデルとして受注受付をした「笑い男ZIPPO」「TACHIKOMA ZIPPO」や、2006年11月よりソニースタイル・ジャパン株式会社とのコラボレーションにより実現した攻殻機動隊"ウォークマン"『NW-A1000』に続く「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」オリジナル商品企画シリーズ第3弾です。
人気アニメーション「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」の近未来的な世界観を忠実に再現するため、スポーティータイプのジェットヘルメットを採用し、市販のヘルメットには無いオリジナリティあるイメージで企画・開発を行いました。バイクユーザーの方には実際に着用していただける商品であり、またファンの方々にとってはコレクションアイテムのひとつとしても価値ある一品となっています。ターゲットは、攻殻機動隊のファンである20代前半~30歳代後半の男女です。
本商品は、株式会社オージーケーカブトで製造されているジェットタイプ型ヘルメットの「スピンドル」をベースとし企画・開発を行っております。
※「LaLaBit Market」および「バンダイキャラストア」は、バンダイネットワークスが運営するキャラクターグッズ通販サイトです。
※「iモード」はNTTドコモの登録商標です。
※「Yahoo!」および「Yahoo!」「Y!」のロゴマークは、米国Yahoo!Inc.の登録商標または商標です。
※「EZweb」はKDDI株式会社の登録商標です。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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ベリングポイントとディーバ、連結会計ソリューション分野で広範にパートナー契約締結
ベリングポイント株式会社と株式会社ディーバ
連結会計ソリューション分野で広範なパートナー契約を締結
連結会計システム開発・販売大手の株式会社ディーバ(本社:東京都大田区、社長:森川徹治、以下ディーバ)とビジネスコンサルティング大手のベリングポイント株式会社(本社:東京都千代田区、社長:内田士郎、以下ベリングポイント)は、連結会計、連結経営分野でのソフトウェア開発、販売、ソリューション提供において広範なパートナー契約を締結したことを発表致します。
ディーバは、1997年に先進的な連結会計システムの構築ノウハウをベースに開発した連結会計システムDivaSystemの提供を開始し、現在(2006年11月末)では東証一部上場企業を中心に450社以上の連結会計の現場をご支援させていただいております。一方、ベリングポイントは、KPMG、アーサーアンダーセンという2つの会計事務所を起源とするコンサルティングファームとして、会計分野での強みを生かし、連結経営の分野においても数多くの企業に対してソリューションを提供して参りました。
こうした二社の協働、すなわち、ディーバの持つ継続的製品開発力と製品の導入、利用および連結決算実務教育などの卓越した連結会計業務サポート力に、連結経営の実現・高度化支援の豊富な経験・実績を有するベリングポイントの高度なコンサルテーション力が加わることにより、製品提供によるシステム導入にとどまらず、制度・管理両面を含めたトータルな連結経営実現のための管理手法の導入や制度設計、業務改善までを含む、総合的な連結ソリューションの提供が可能になります。
本提携により、スピーディかつ効率的な制度連結決算の追求や、連結経営のための意思決定情報のタイムリーかつ柔軟な活用を目指す企業に対して、両社の製品とコンサルティングの高いシナジーにより、多様で高度なニーズに合致した連結ソリューションを提供し、DivaSystemを利用するお客様の連結経営の実現、高度化を強力に支援します。
本提携を機に、ディーバの新バージョン開発プロジェクトへのベリングポイントの参画によるノウハウの提供、またベリングポイントによるDivaSystemを利用した連結経営システムの提案、導入、構築などを本格的に開始いたします。なお、DivaSystemの導入費用は、ライセンスを含めて1,000万円から、また、要件定義等の連結経営に関連するコンサルティングは、500万円からになっています。
ベリングポイントのマネージングディレクター、清水貴之は、本提携の目的を以下のように語っています。
「制度・管理の両面における連結会計が経営のインフラとして当然のものとなってきている中で、連結経営ソリューションに対するニーズは多様化してきています。これまで、弊社においては、海外製品を中心として様々な連結経営ソリューションをお客様に紹介してまいりましたが、国内企業の連結ニーズに精通したディーバ社の製品をラインナップに加えることにより、日本のお客様のニーズにより合致したソリューションを弊社のコンサルティングサービスと併せてご提供できるものと信じております。」
一方、ディーバの代表取締役社長、森川徹治は、本提携から得られるお客様のメリットを以下のように語っています。
「内部統制対応に代表される開示を前提とした経営情報の品質向上要請に対し、ますます高精度な連結経営が求められる中、日本の連結会計専業ソフトウェアメーカーとして実績を積んできた弊社と世界的に様々なコンサルティングサービスを提供するベリングポイント社との協働は、お客様のご要望に応えた連結経営ソリューションをご提供する上で非常に強力なパートナーシップであると確信しています。今回の提携により、両社の強みを最大限に活かし、DivaSystemご利用のそれぞれのお客様にとってのベストソリューションたりえる連結経営ソリューションの開発・提供を推進し、お客様の連結経営高度化へこれまで以上の貢献を目指します。」
【 「DivaSystem」について 】
DivaSystemは、利用実績450社を超える先進的連結会計システムです。高速処理により連結財務諸表を短時間で作成する一方、経営情報として有効な予算データや人員などの非会計情報も効率的に収集・管理することができます。データ中心アプローチによる設計は、収集・処理・出力それぞれのフェーズに最適なデータモデリングを実現し、決算業務全体の効率化だけでなく柔軟なデータ活用を可能にしています。
【 株式会社ディーバについて 】
株式会社ディーバは1997年5月26日に設立された連結経営やIR活動に対応する連結会計システム専門のパッケージベンダーです。大手コンサルティング会社での大規模な連結経営システム開発プロジェクトのノウハウを活かし、1997年にDivaSystemという連結経営システムを開発しました。株式会社ディーバではこのDivaSystemを軸として、今後の企業情報開示時代のニーズに対応していくことをミッションとし、この分野に専門特化した成長を進めています。また、専業であることを強みとして、常にお客様からのご意見や最先端の会計理論・経営手法、そして情報技術の研究結果をいち早く製品へフィードバックすることを心がけ、継続的な成長と、品質向上に力を入れています。現在、主力商品であるDivaSystemは大手上場企業を中心とする、企業の情報開示を重視した連結経営を指向しているお客様に数多く採用されています。(http://www.diva.co.jp)
【 ベリングポイント株式会社について 】
ベリングポイントは、世界最大手のビジネスコンサルティング会社のひとつであり、ビジネスとテクノロジーを融合させることにより、グローバル企業ならびに政府機関のビジネスをサポートしています。世界中で17,500名におよぶプロフェッショナル・スタッフが、顧客企業の事業戦略立案、財務再構築、ビジネスモデルの再構築から業務変革、ITソリューション導入、システム・インテグレーション、組織と人の変革、システムの保守、業務の運用に至るまで総合的に提供しています。日本においては、約1,000人の組織として、企業を成功に導くサポートをしています。2002年、アンダーセンのビジネスコンサルティング部門との統合後、社名をKPMGコンサルティングからベリングポイントに変更しました。世界で100万部の発行部数を誇るビジネス誌『フォーチュン』の調査で「コンピュータ・データサービス分野において米国で最も賞賛される企業」のひとつに選ばれています。(http://www.bearingpoint.co.jp)
ファンケル、11種類のビタミンなど配合のサプリメント「マルチビタミン&ミネラル」を発売
ビタミン・ミネラルはじめるなら、まずはこれから!
マルチビタミン&ミネラル
2006年12月21日 新発売
(株)ファンケルは、11種類のビタミンと10種類のミネラル、さらにプラス成分2種類(コエンザイムQ10・ベータカロテン)を配合した『マルチビタミン&ミネラル』を2006年12月21日より通信販売および直営店舗にて新発売いたします。
『マルチビタミン&ミネラル』は、ビタミンCやビタミンE、ビタミンB群などの11種類のビタミン、カルシウム、鉄、亜鉛などの10種類のミネラル、さらにコエンザイムQ10、ベータカロテンをバランス良く配合しており、効率よくビタミン・ミネラルを補給できるサプリメントです。
また、厚生労働省が定める「栄養素等表示基準値」を考慮してバランスの良い配合量になっています。
1ヶ月分980円と購入しやすい価格ですので、初めてサプリメントを試したいという方にもおすすめです。
ラーメンや丼ものなどの外食やインスタント食品で食事をすませることが多く、カロリーは摂れているけれど、ビタミンやミネラルが不足しがちな男性や、ヘルシーな食生活やダイエットにより栄養素が不足しがちな女性が多く、また、食事に気を遣われている方でもビタミンやミネラルは思っている以上に十分な量は摂れていないのが現状です。
ファンケルの『マルチビタミン&ミネラル』は、1日に摂っておきたいビタミンとミネラルをバランスよく摂れるサプリメントです。
【 製品特長 】
★23種類の成分
ビタミン11種類、ミネラル10種類、プラス成分2種類の合計23種類の成分をまとめて摂ることができます。
★バランス設計
国が定める最新の基準値(厚生労働省が定める栄養素等表示基準値)をもとに、栄養不足を考えてファンケルが設計しました。
★お手頃価格
1ヶ月980円と、サプリメントが初めての方にも購入しやすい価格設定になっています。
【 配合成分 】
●ビタミン●
11種類:ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、
ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン
ビタミンとは、人間の体がきちんと働くために必要な栄養素です。脂肪・炭水化物・たんぱく質の代謝や、コラーゲンの生成、神経伝達物質の生成など様々な役割を果たしています。体内では、ほとんど生成・合成することができないので、食事などで体外から取り入れる必要があります。
●ミネラル●
10種類:カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、セレン、クロム、モリブデン、ヨウ素
ミネラルとは、体内で一定のバランスを保ちながら働き、ビタミン・たんぱく質などと共に体を構成したり、体調維持に欠かせない5大栄養素のひとつです。ミネラルは筋肉や神経のはたらきの調節、またビタミンと同様に炭水化物やたんぱく質、脂質などの代謝にも深く関わっています。
●プラス成分●
2種類:コエンザイムQ10、ベータカロテン
コエンザイムQ10:
コエンザイムQ10はエイジングケアやダイエットに良いと大人気の成分です。
人の体内で生合成され、また魚介類などの食品からも少量は摂取できますが、加齢などにより減少し、不足しやすいので積極的に摂っていただきたい成分です。
ベータカロテン:
ベータカロテンはにんじんやブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれている色素で、カロテノイドの一種です。摂取されたベータカロテンは必要に応じて体内でビタミンAに変化します。
ビタミンAは、視覚や皮膚粘膜の形成などに関わっています。
【 製品仕様 】
(※ 関連資料を参照してください。)
< 読者のお問合せ電話 >
ファンケル 0120(750)210(料金無料・フリーダイヤル)
(株)ファンケル 〒231-8528 横浜市中区山下町89-1
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ネットワールド、Solaris/SPARCアプリをLinux/インテルXeonに移行するソフトを発売
Solaris/SPARCアプリをLinux/インテルXeonに移行する
「QuickTransit for Solaris/SPARC to Linux/Xeon」出荷開始
VMware Infrastructure 3への対応により、SPARC版Solarisアプリも統合可能に
サーバ運用・管理の効率化 と サービスの可用性を大幅向上
ITインフラのソリューション・ディストリビュータである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村康彦)は、Solaris/SPARC上のアプリケーションを一切変更せずにLinux/Intelプラットフォームで稼動させる「QuickTransit for Solaris/SPARC to Linux」のXeon対応製品を、本日12月8日より出荷開始いたしました。
Transitive社およびネットワールドは、本年9月より本製品のベータ版を提供開始し、海外では約70社、日本国内では約20社が評価を行いました。その結果、その実用性が高く評価され、既に複数の企業が導入を決定しています。
また、Transitive社は、去る11月7日VMworld 2006にて、64bit x86ベースのシステムにあるVMware仮想インフラ環境で「QuickTransit for Solaris/SPARC to Linux」が稼働可能になったことを発表しました。
VMwareでは、Solarisアプリケーションはx86版のみサポートし、SPARC版はサポートしていませんが「QuickTransit for Solaris/SPARC to Linux」が利用可能になったことで、ネットワールドが推進するVMwareによるサーバ最適化ソリューションを、多くのSolaris/SPARCユーザにも提供できるようになりました。
ネットワールドは、最新の「VMware Infrastructure 3」と「QuickTransit for Solaris/SPARC to Linux」を組み合わせることで、Solaris/SPARCアプリケーションの統合を積極的に提案していきます。
※VMware Infrastructure 3との連携によるユーザメリットの詳細は別項をご覧ください。
なお「QuickTransit for Solaris/SPARC to Linux」は、今回出荷開始したXeonプロセッサー対応の「QuickTransit for Solaris/SPARC to Linux/Xeon」と、Itanium2プロセッサー対応の「QuickTransit for Solaris/SPARC-to-Linux/Itanium」があります。
Itanium対応製品は、2007年第1四半期の出荷開始を予定しています。
「QuickTransit for Solaris/SPARC to Linux」は、Transitive社のハードウェア仮想化技術「QuickTransit」により、ソースコードやバイナリーに一切の変更を加えることなく、Solaris/SPARCアプリケーションをLinux/インテルXeonプロセッサーや、Linux/インテルItanium2プロセッサーベースのサーバで稼動させます。
移行先のインテル・ベースのサーバでは、Solaris/SPARCアプリケーションの全機能を同じユーザインターフェースで動かすのでエンドユーザには完全に透明性があり、アプリケーションを一切変更しないので移行後のサポートにも影響を及ぼしません。
Transitive社は、本年8月にはPowerプロセッサー搭載サーバへのLinux導入推進でIBMと提携、10月にはItanium Solutions Alliance(ISA)がTransitive社の「QuickTransit」技術を利用することを発表しており、Transitive社のテクノロジに対する市場ニーズはますます高まっています。
※「QuickTransit」の詳細 (日本語) は以下をご参照ください。
http://www.networld.co.jp/transitive/main.htm
■製品の出荷開始予定日
QuickTransit for Solaris/SPARC-to-Linux/Xeon 2006年12月8日
QuickTransit for Solaris/SPARC-to-Linux/Itanium 2007年の第1四半期 (予定)
■製品の価格・ライセンス体系
Transitive QuickTransit SPARC/Solaris-Linux/x86 1CPU/1年間ライセンス
・オープン価格
・年間ライセンス(次年度以降更新要)
・保守費用込み
・ソケット単位でライセンスをカウント(コア単位ではありません)
※VMware上で利用する場合
・物理CPU数ではなく、仮想CPU数でカウント
・仮想CPU2個 =1ソケット
※Linux/Itanium対応製品の価格は未定です。
■販売経路とサポート
RISC/UNIXインテグレーション技術を持つネットワールドのシステムインテグレータ・パートナーを通じて販売します。
また、ネットワールドでは教育やコンサルティングなどのプロフェッショナルサービスを提供いたします。
■今回の発表に対する賛同コメント
◆イージェネラ株式会社 代表取締役社長 大木 稔 氏
仮想化技術とLinux、汎用マイクロプロセッサといった技術の採用により、エンタープライズ・システム・インフラにおいて大幅なコスト削減と信頼性、俊敏性を同時に実現することが可能となった今日、「QuickTransit for Solaris/SPARC to Linux」のXeon対応製品はその流れを一段と加速させるものと弊社では考えており、本製品の出荷を歓迎しております。
◆ノベル株式会社 代表取締役社長 堀 昭一 氏
ノベル株式会社は株式会社ネットワールド様の「QuickTransit for Solaris/SPARC to Linux/Xeon」の出荷を歓迎します。
ノベルのSUSE Linux Enterprise Server(以下SLES)は64bit x86およびItanium環境でのスケーラブルで安定したサーバ環境を提供しております。QuickTransit for Solaris/SPARC to Linux/Xeon を使用して、これまでSolaris/SPARC上で稼働している業務アプリケーションを変更することなくSLESプラットフォームにマイグレーションできるようになると、システム構築の際に大きくコスト削減ができます。
また、ノベルは米VMware社とも提携関係にあり、仮想化技術を推進しております。仮想OS環境においてSLES上でQuickTransitを保証することでSolaris、Windows、Linuxのサーバコンソリデーションが可能となり、そういった幾つかの効果がお客様にとって大きなメリットとなることと確信しております。
■VMware Infrastructure 3 との連携によるユーザメリット
「QuickTransit for Solaris/SPARC to Linux」が64bit x86ベースのシステムにあるVMware仮想インフラ環境で稼働可能になったことで、Solaris/SPARCユーザは、VMware Infrastructure 3の包括的な仮想化および管理、リソースの最適化、アプリケーションの可用性、運用自動化を享受することができます。
VMware Infrastructure 3に含まれるVMware Distributed Resource Scheduler(DRS)およびVMware VMotionは、ハードウェアリソースを論理リソースプールへ飛躍的に集中させ、アプリケーションが動作する仮想化マシンへ最適配分します。
VMware High Availability (HA)は、仮想化マシンを自動的に再配分および再起動することにより、ハードウェアの一元ポイント化による障害を回避します。HAは、コストおよび、OS・特定のアプリケーションの複雑なフェイルオーバー(障害迂回)無しで、高可用性を、仮想化されたIT環境全般に渡り均一に提供します。
■Transitive社について
http://www.transitive.com/
Transitive社は、異なるハードウェア間でアプリケーションを移行させるソフトウエア技術のリーダーでありパイオニアです。同社のハードウェア仮想化製品「QuickTransit」は、特定のプロセッサー/OS用にコンパイルされたソフトウェアアプリケーションを、ソースコードやバイナリーに一切変更を加えることなく別の環境(プロセッサー/OS)で稼働させることができ、しかも実行スピードは移行後のプロセッサーのネイティブ速度とほとんど変わりません。この技術は、複数のハードウェアプラットフォームをサポートするための開発コストやリスクを劇的に削減し、タイム・ツー・マーケットの短縮に寄与します。また、コンピュータメーカの新しいコンピュータプラットフォームへの移行を促進し、より多くのソフトウエアが利用できるようになります。
QuickTransitテクノロジは、アップル社の「Apple Rosetta」移行ソフトウエアのエンジンを提供しており、現在アップル社が出荷しているすべてのインテル・ベースのコンピュータに搭載されています。また、Silicon Graphics社のLinux/Itaniumベースのコンピュータにも搭載されています。
Transitive社は、カリフォルニア州ロスガトス市に本社を置き、研究開発拠点は英国マンチェスター市にあります。 同社は未上場企業で、Pond Venture Partners Ltd.、Manchester Technology Fund、Crescendo Venturesや Accel Partnersから出資を受けています。
■株式会社ネットワールドについて
http://www.networld.co.jp/
株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャのソリューション・ディストリビュータとして、ユーティリティ・コンピューティング時代の企業データセンタと、そのセキュアでユビキタスなアクセスを実現する革新的な技術製品と関連サービスを提供しています。サーバやストレージ、そしてアプリケーションの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャのあるべき姿をリードしています。
[製品に関する読者お問い合せ先]
株式会社ネットワールド
TEL:03-5210-5081
E-mail:transitive-info@networld.co.jp
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三井住友建設、経済性・施工性実現の「タワークレーンフロアクライミングシステム」を実用化
超高層RC造集合住宅におけるフロアクライミング工法
~大型タワークレーン7基のフロアクライミング実施及びタワークレーン荷重柱1層受け工法の実現~
三井住友建設(株)(東京都新宿区西新宿7-5-25 社長五十嵐久也)は、超高層RC造建物を構築する上で有効な「タワークレーンのフロアクライミング工法」において、タワークレーンの稼動時等における補強方法の改良、及び独自の荷重受けシステムの開発により経済性・施工性を兼ね添えた「タワークレーンフロアクライミングシステム」を実用化しました。石川島播磨重工業株式会社と三井不動産レジデンシャル株式会社発注による「アーバンドックパークシティ豊洲」(江東区豊洲2丁目)の新築工事において、本システムを採用した新規クライミング工法を含め、大型タワークレーン7台のフロアクライミングを実施・施工中です。
■背景
超高層RC造建物では、一般的に建物を構築する上でタワークレーンを建物外部に設置し、工事の進捗に従ってマストを継ぎ足していく「マストクライミング工法」を採用しています。この工法の場合マストを地上から設置するため、建物が高くなるほど使用するマスト、及びマストの控え(ステー)の増加を含めコスト増の要因とされていました。
フロアクライミング工法は、鉄骨造では一般工法として採用されていますが、RC造の場合、現場打ちコンクリートの梁等に荷重を負担させるため、強度の発生条件等により、タワークレーンを支えることが非常に困難でした。
この問題を解決するために、近年では超高層RC造建物構築における「フロアクライミング工法」が開発され、その採用も年々増加しています。従来の「フロアクライミング工法」では、タワークレーンの荷重を躯体補強せず、ベース設置本設梁の下部に仮設支柱(2層)を設置し、タワークレーンの荷重を受ける方法(鉛直型補強支柱荷重受け工法)が一般的に採用されています。この方法の場合、梁に直接荷重が伝達されるため、タワークレーンの規模によっては補強に限界もあり、経済性・施工性に困難が生じます。
このほど当社にて開発した「新規タワークレーンフロアクライミング工法」は、従来タワークレーンの荷重を梁受けしていた上記工法に替わり、ジャッキ付支柱を梁より斜めに柱に設置することで直接柱で受ける工法(柱直接受け工法)とし、1層受けを可能としました。また、ジャッキ付支柱をベース下部に設置したスライド型装置によりベース下部に格納することで、荷重受け(ジャッキ付支柱)の盛替えがフロアクライミングと同時作業になり、従来工法に比べ作業性のよさ・高効率化を実現しています。
※以下、詳細は添付資料を参照
● 関連リンク
凸版印刷、住民基本台帳カード専用のカードプリンタ「CP400‐III」を販売
住民基本台帳カード専用のカードプリンタ『CP400‐III』を開発
環境にやさしいカードづくりで、「グリーン購入法」へ対応する自治体を支援
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立 直樹、以下 凸版印刷)は、この度、2002年に開発した世界最高水準の高精細さと耐光性、また独自技術を用いて高度なセキュリティ性を実現したカラーカードプリンタ「CP400」を、EUの環境規制である「特定有害物質使用制限指令(RoHS(ローズ))」(※1)に対応させた『CP400‐III』を開発しました。
環境への取り組みが先進的なEUの環境規制に適合することで、環境に配慮した製品を優先的に調達する「グリーン購入法」(※2)への対応が可能になります。『CP400‐III』は、この「グリーン購入法」への対応を求められている自治体に向け、住民基本台帳カード専用のカードプリンタとして、2007年1月より販売を開始します。
「CP400」の基本技術は米国・国防総省のIDカード発行用プリンタとして正式採用されるなど、高い評価を得ています。2005年には、米国の国防総省で使われたバージョンを「CP400‐II」として国内でも販売、両機種合わせて、これまで企業や学校、自治体など世界各国で採用されています。
中でも「CP400」は2003年8月から導入された住民基本台帳用カードの発行用プリンタとして、自治体約400箇所で採用されてきました。
現在自治体では、2006年7月に「RoHS 」が施行されたのを受け、「グリーン購入法」推進の機運が一層高まっています。こうした流れを受け、今回凸版印刷では、部品に使用されている物質を一から見直し、RoHS指令対応させた『CP400‐III』を開発しました。
凸版印刷では今後、この住民基本台帳カード用プリンタの「リプレイス市場」を狙い、各自治体に向けて『CP400‐III』を積極的に販売していきます。
※1 「特定有害物質使用制限指令(RoHS:Restriction of Hazardous Substance)」
EU(欧州連合)の欧州議会が2006年7月に発令した、EU域内で取り扱われる電気・電子機器における特定有害物質の使用を禁止する指令。使用禁止される物質は、カドミウム、鉛、水銀、六価クロム、ポリ臭化ビフェニール、ポリ臭化ジフェニルエーテル。
※2 「グリーン購入法」
2000年5月に日本で制定された「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」。国等の公的機関が率先して環境物品等の調達を推進し、環境物品等に関する適切な情報提供を促進することで、持続的発展が可能な社会の構築を目指しています。
(※製品画像あり)
『CP400‐III』
Copyright 2006 TOPPAN PRINTING co.,ltd.
<『CP400-III』の特長>
・デスクトップ型のカードプリンタとして世界最高の解像度(600dpi)
・世界唯一の独自技術(顔料インキによる印字)を採用、偽造が困難
・世界最高水準の耐光性を実現(紫外線などによる「色あせ」に強い)
・RoHS指令に対応
・全国の地方自治体が取り組んでいるグリーン購入法への適合
・クリーニング機能の改良によるゴミ混入の低減を実現
・従来型消耗品の完全互換を保持
<販売価格>
定価:215万円から
<売上目標>
2007年度 10億円
以 上
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ラナ、スヌーピー刻印入り「iPod nanoセット」を限定1000台発売
今年も限定1000台
スヌーピー刻印入り iPod nano セット新発売!!
株式会社ラナ(代表取締役社長 鈴見純孝、本社:大阪市中央区南船場)は第2世代iPod nano2G(シルバー)の裏面にスヌーピーの刻印を施した「スヌーピー&iPod nanoセット」を発売いたします。
人気のiPod nanoに、屋根の上で音楽を楽しむスヌーピーのデザインを施しました。セット内容は、本革の専用ケース・ネックピース・カラビナ・ホイールシールの5点セット。
本革を使用した日本製の専用ケースには、iPod nano本体裏面と連動したデザインの焼印が入っていてとってもキュート。シルバー箔のホイールシールは、3種のスヌーピーデザインを楽しめます。iPod nanoのホイール部分に貼ってiPod nanoをカスタムできます。専用のネックピース・カラビナを本革ケースにつけて、首掛けにしてもベルトに着けてもOKです。
世界限定1000セットのみの発売です。クリスマスごろのお届けになります。
販売価格は¥32,000(税別)、商品の詳細・お問い合わせは弊社の運営するホームページ、ラナタウン http://www.runatown.com/ へ。
・当商品は、Apple Computer, Inc.の提供・協賛によるものではありません。
・iPodは、本国およびその他の国で登録されているApple Computer, Inc.の商標です。
PEANUTS(C)United Feature Syndicate,Inc.
www.snoopy.co.jp
【 一般の方のお問い合わせ先 】
ラナタウン受付センター
Tel.06-6258-9449(受付時間10:00-18:00)
Fax.06-6258-9349
E-mail:support@runat.co.jp
ラナタウンドットコム:http://www.runatown.com/
http://www.runat.biz/
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マセラティ、高級スポーツセダン「クアトロポルテ」のオートマチック車を1月に発売
マセラティ社「Quattroporte Automatica」
「クアトロポルテ オートマチック」を来年1月に発表
モデナ発-マセラティは製品ラインアップの拡充を目指し、デュオセレクト・ギアボックス(セミAT)を搭載した現行モデルに加え、新たにオートマチック車を発売します。
「Quattroporte Automatica」(「クアトロポルテ オートマチック」)は、2007年1月のデトロイト・モーターショーでワールド・プレミアを飾ります。
新型「Quattroporte Automatica」(「クアトロポルテ オートマチック」)は、より快適な走行性を高めるため、素早いギアチェンジながら、滑らかで柔軟なつながりを実現する6速トランスミッションを搭載しています。その新型のトランスミッションは、低速から中速域の性能を進化させたV8マセラティエンジンの性能を余すことなく引き出します。また、従来のトランスアクスルでの理想的な車両重量配分から生み出された運動性能を損なう事が無いよう、フロント49:リア51の前後配分を達成させました。
「Quattroporte」(「クアトロポルテ」)は、洗練されたエレガントなデザインと性能、パフォーマンスを高める最新テクノロジーにより、2003年のデビューとともにマスコミ関係者や自動車ファンの注目を集めました。同時に、高級車市場にラグジュアリー・スポーツセダンという新しいセグメントを創りあげ、今や歴史に残る数々の名車の中でもそのカテゴリーを代表するモデルとなっています。デビュー以来、世界のメディアから28の賞を受賞しているのは、モータービジネスにおいて、また多くの人々から賞賛を得ている証と言えるでしょう。
リーマン・ブラザーズ、商品インデックス(LBCI)2007年当初ウェイトを公表
リーマン・ブラザーズ、商品インデックス(LBCI)
2007年当初ウェイトを公表
[東京2006年12月8日] グローバルな投資銀行であるリーマン・ブラザーズは本日、リーマン・ブラザーズ商品インデックスの2007年1月再設定時に適用される2007年当初ウェイトを公表しました。このウェイトは、インデックス適格商品先物契約の流動性に基づいて計算されます。流動性は当該契約の3年間移動平均取引高から求められます。この新しいウェイトは2007年1月のインデックス入れ替え期間中に導入されます。
インデックスにおける最大の構成要素はエネルギー・セクターで、再設定時にインデックス全体の55.85%を占めますが、2006年の再設定時に比べ0.4%減少します。金属、農産物、畜産物の各セクターはそれぞれインデックス全体の25.5%、15.8%、2.9%となります。この4大インデックス・セクターのなかで、金属セクターは2006年のリセット時22.8%に比べ2.7%増となり、最大の増加を示しました。
個別商品レベルでは、原油がインデックス中、引き続き最大のウェイトを占め(2007年当初ウェイト29.0%)、天然ガス(13.3%)、銅(8.1%)が続きます。インデックスは引き続き20の適格商品から構成され、2007年から新規に組み入れならびに除外される商品ならびに契約はありません。
「インデックスのウェイト決定に先物契約の流動性を用いることで、個別商品の価格動向と契約取引高の両方が相対的な構成に反映されたインデックスを形成しています」とリーマン・ブラザーズ・インデックス・ストラテジー・グループのシニア・ヴァイス・プレジデント、ニール・ワードリーは述べています。「今までもこの透明性の高いアプローチによって、構成要素の適度な安定性と、金融市場における当該商品の相対的な重要性とを同時に反映させたインデックスに仕上がっています」とも述べています。
2007年のLBCI セクター別ならびに商品別当初ウェイトは次の通りです。
※ 関連資料 参照
リーマン・ブラザーズは、34年以上にわたり債券インデックスを提供しております。同社のインデックスは資産運用業界で最も広く採用されているベンチマークであり、米国の機関投資家の90%以上、欧州の大手投資家の過半数が採用しています。また、アジア・太平洋地域の運用機関の間でもシェアを拡大しつつあります。リーマン・ブラザーズは、「インスティテューショナル・インベスター」誌全米債券リサーチ・チーム・ランキングの米国債券インデックス・プロバイダー部門において、同ランキングが開始された1997年以来連続して第一位を獲得しています。また欧州においても、「インスティテューショナル・インベスター」誌全欧州債券リサーチ・チーム・ランキングならびに「ユーロマネー」誌のクレジットリサーチ・ランキングにおいても、2005年、2006年と連続して第一位を獲得しています。
リーマン・ブラザーズ(NYSE:LEH)は、多岐にわたる金融サービスを提供する革新的投資銀行として、世界中の企業、政府機関や地方自治体等、および機関投資家や個人富裕層の金融面でのニーズに応じたサービスの提供に努めています。1850年の創業以来、リーマン・ブラザーズは株式/債券のセールス、トレーディング、およびリサーチ、また投資銀行、個人顧客向け投資運用、資産運用およびプライベート・エクイティの各業務で最大手の投資銀行のひとつです。ニューヨークを本拠地、ロンドン、東京をヨーロッパ、アジア・太平洋地域の拠点として、世界中の主要金融市場で業務を展開しています。リーマン・ブラザーズのサービス、商品等に関する詳細な情報については、ホームページ(www.lehman.com)をご覧下さい。
マキシム・ド・パリ、吉祥寺に本格スパゲッティ専門店「あるでん亭」をオープン
本格スパゲティ専門店「あるでん亭」
吉祥寺に進出!
イタリア人に育てられた本場の味と歯ごたえ
2006年12月20日(水)、本格スパゲッティ専門店「あるでん亭」吉祥寺店がオープンいたします。「あるでん亭」は、マキシム・ド・パリ(株)が経営する軽飲食ビジネスの一業態で、1977年に当時まだ、なじみのなかった「本場イタリアのアルデンテのスパゲティと本格的なソースのおいしさ」を楽しんでいただくことを標榜し、銀座店が開店しました。その後新宿店がオープン。日々多くのイタリア人でにぎわい、本場の味に育てられた人気の店が、いよいよ吉祥寺にも進出します。
< あるでん亭 "おいしさ"の秘密 >
アルデンテにこだわり続けて30年
長年多くのイタリア人に愛され、本場の味に育てられました
●Al dente(アルデンテ)へのこだわり!
歯ごたえを楽しんでいただくために安定した品質のデュラム小麦の太目(1.8mm)のスパゲティ(乾麺)を使用
オーダーごとに茹で上げ、歯ごたえのいい「アルデンテ」を提供します
●できたて・あつあつ!
ご注文ごとに麺を茹で、熱々のソースにからめますので、いつも"できたて!" "あつあつ!"を、お出しします
●約50種類の豊富なメニュー!
じっくりと煮込んだ手作りのトマトソースや厳選した食材にこだわり、常に約50種類のスパゲティメニューをご用意しております
その中には、イタリア人のお客様からの直伝のレシピも数種類載せております
(メニュー例は別紙をご覧ください)
◆◇あるでん亭 吉祥寺店◇◆
住 所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16
吉祥寺F&Fビル B1
TEL:0422-23-4571
営業時間:11:00~22:00
(ラストオーダー:フード21:00、ドリンク21:30)
席 数:27席(カウンター席7、テーブル席20)
アクセス:JR・京王井の頭線 吉祥寺駅北口
● 関連リンク
ルノー・ジャポン、1月から一部ルノー車の価格を引き上げ
ルノー車価格改定について
ルノー・ジャポン(所在地:東京、COO(最高執行責任者):徳山公信)は、2007年(平成19年)1月1日(月)から、一部ルノー車の価格を改定いたします。
今回の価格改定は、昨今の著しいユーロ高に対する措置として実施するものですが、値上げ幅は、全車種平均で0.77%(3万円から4万円)に抑えております。
なお、オプション装備、アクセサリー価格に、変更はありません。
<対象車種>
※添付資料を参照
<対象外車種>
◆ルノー メガーヌシリーズ全車(ハッチバック、ツーリングワゴン、グラスルーフ カブリオレ、ルノー・スポール各モデル)
◆ルノー グランセニック
本件に関するお客様お問い合わせ先:
ルノーコール: 0120-676-365 (受付時間9:00~21:00、年中無休)
● 関連リンク
ベンキュージャパン、ユニバーサルデザイン採用のスタイリッシュマウス2機種を発売
ベンキュージャパン、ユニバーサルデザイン採用のスタイリッシュマウス2機種
「BenQ P200」シリーズ、「BenQ P600」シリーズを同時発表
-国内のマウス市場に初参入-
1.概要
ベンキュージャパン株式会社(本社:東京都千代田区麹町5-3 代表執行役社長:マーティン・モーレ以下BenQ)は、PC周辺機器の新製品として、レーザー式マウス「BenQ P200」、および光学式ワイヤレスマウス「BenQ P600」を同時発表いたします。今回の2機種の発売により、BenQは国内のマウス単品市場に対し初めて参入する形となります。
BenQ P200、BenQ P600はともにBenQの「ライフスタイルデザインセンター」で、人間工学に基づいて設計されたユニバーサルデザインを採用しています。BenQ P200は、最先端のレーザー読み取り技術を採用しており、光沢のある机などでもスムーズな操作が可能です。デスクトップPCからノートPCまで幅広くご活用いただけるモデルです。BenQ P600はワイヤレスの光学式マウスです。スマートミニレシーバーをマウス本体に収納可能な流線型のデザインが特徴で、電池寿命を長持ちさせるための複数の省電力モードを搭載しています。ノートPCなど、モバイルコンピューティングに適したモデルです。
(※製品画像あり)
レーザー式マウスBenQ P200
ワイヤレス光学式マウス「BenQ P600」
機種名 メーカー希望小売価格 発売開始日 カラー
BenQ P200 OPEN 12月上旬 シルバー/オレンジ
BenQ P600 OPEN 12月上旬 シルバー/ブラック/レッド/ブルー
(※「BenQ P200」「BenQ P600」の主な特徴など詳細は添付資料参照)
本件に関するお問い合わせは下記までお願い致します。
■ お客様お問合せ先
ベンキュージャパンテクニカルサポートセンター 03-3265-8811
月曜から金曜9:00~17:00 年末年始祝祭日除く
BenQ P200 製品情報URL: http://www.benq.co.jp/products/Mice/?product=968
BenQ P600 製品情報URL: http://www.benq.co.jp/products/Mice/?product=966
■ ベンキュージャパン株式会社ウェブサイト http://www.BenQ.co.jp
■ ベンキューグループウェブサイト http://www.BenQ.com
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HIS、シェーン英会話&留学と提携し留学の新ブランド「シェーンワンダーランド」を設立
H.I.S.がシェーン英会話&留学と提携
留学の新ブランド「Shane Wonderland(シェーンワンダーランド)」設立
参加特典として、帰国後の「英語力キープレッスン(カウンセリング、セミグループレッスン4回)」をプレゼント。
株式会社エイチ・アイ・エス(本社:東京都新宿区代表:鈴木芳夫以下H.I.S.)関東営業本部語学研修デスクは、30周年を迎える「シェーン英会話&留学」を運営する株式会社シェーンコーポレーション(本社:東京都江戸川区代表:シェーン・リプスコム以下シェーンコーポレーション)と提携し、留学の新ブランド「Shane Wonderland(シェーンワンダーランド)」を立ち上げ、専用パンフレットを作成し12月11日(月)より販売受付を開始致します。
留学の新ブランド「Shane Wonderland(シェーンワンダーランド)」の留学ツアーは、国内213校、世界12カ国に直営校または提携校を有するシェーンコーポレーションが留学プログラムを企画、国内232店舗、海外60都市70拠点のH.I.S.がツアーを主催致します。ツアー特典として、帰国後に「英語力キープレッスン(45分間のカウンセリング、4回のセミグループレッスン)」を国内のシェーン英会話&留学にて受講することができます。
現在、留学プログラムとは別に渡航方法・滞在先の確保など観光旅行とは異なる諸手続きの手配はお客様ご自身で旅行会社へ直接申し込まれるケースが多くあります。また、シェーン英会話&留学スクールには、具体的に海外留学を予定している方や、今後してみたいと考えている方も多くいらっしゃいます。今回の提携により、留学をお考えのお客様に、より専門性の高く利便性の良い商品をご案内することで、より多くのお客様に当社をご利用いただく機会が創出できると考えています。
“留学”は学生の方々だけでなく、社会人・シニア・親子など様々な層でのニーズが高まり、内容とともにその行き先・期間も多様化しています。H.I.S.では、今後さらに留学市場が拡大するであろう考えのもと、留学を希望される方々の「留学は高価格」というイメージを払拭することで、市場の裾野をさらに拡大できる可能性があることから、2003年7月に留学・語学研修を専門に取扱う『語学研修デスク』を発足しております。今後もこのような提携により、留学商品の拡充をしてまいります。
■「Shane Wonderland」設立キャンペーン商品(一例)■
□イギリスシェーン・ヘイスティングス校8日間(一般英会話週15レッスン)
□出発日:2007年1月~2007年3月の毎週日曜日出発
□料金:159,000円~182,000円
□宿泊先:ホームステイ
□利用予定航空会社:アシアナ航空
□食事:月~日朝1回、夕1回
□最少催行人員:1名
□代金に含まれるもの:エコノミークラスの往復航空運賃、空港からホームステイ先までの往路送迎費用、入学金、授業料、ホームステイ費、旅行条件に記載の食事費用、現地スタッフ費、諸手続費、ホームステイの水道光熱費、緊急連絡費
※この他、ロンドン(英国)、オークランド(ニュージーランド)、ケープタウン(南アフリカ)、ホノルル(米国)、ホーチミン(ベトナム)など各国への1~4週間の留学パッケージツアーをご用意しています。
【 本件に関するお客様からのお問い合わせ先 】
株式会社エイチ・アイ・エス語学研修デスク
TEL:03-5360-4600 ホームページ:http://www.his-j.com/study
STマイクロ、イタリアにMEMSデバイス専用の200mm半導体ウェハ製造ラインを建設
STマイクロエレクトロニクスはイタリアに新しい最先端の200mm MEMS製造ラインを建設
世界最大の半導体サプライヤの1つであり、MEMS(Micro Electro-Mechanical Systems)デバイス分野のリーダーでもあるSTマイクロエレクトロニクスは、イタリアのミラノに近いSTのアグラテ工場にMEMSデバイス専用の新しい200mm(8インチ)半導体ウェハ製造ラインを落成したことを発表しました。STは主要MEMSメーカーとして世界で初めて200mmウェハを使用してデバイスを生産します。これによってデバイスコストを抑えることができ、現行のMEMSビジネスの拡大と新規市場開拓の両方を加速させることが可能になります。
シリコンが持つ電気特性と機械特性を同時に活かすMEMSテクノロジーは、コンピュータ、コンスーマ、自動車、および産業分野における幅広いアプリケーションで急速に採用されています。これらの分野では、エネルギーの節約、機器の操作性向上、およびゲーム・システムでのさらなるリアリティの追求と対話型操作という面で、物理的な動きや傾きを測定または検出する機能が重要になると考えられます。
STイタリアのジェネラル・マネージャであるPietro Palellaは、次のように述べています。「200mm製造ラインに対する多額の投資は、イタリアにおける競争力のある製造拠点を維持するためのSTの取組みを示すものです。STは、グローバルな製造体制をさらに強化するために、確立された製造技術を東アジアに移管する一方で、ヨーロッパにおいては最先端技術への投資を継続的に行っています。この新しいMEMS製造設備の完成により、新たな最先端分野におけるSTの地位が強化されることになります。STのMEMSテクノロジーは、ミラノ近郊にあるカステレット設計センターで開発されたものであり、同センターはMEMSの技術革新の中核となっています。そして今回アグラテ工場が、世界で最も進んだMEMS製造ラインを擁するようになりました。」
落成式典では、イタリアの学会、出版界、実業界の主要関係者による「ハイテク産業におけるイタリアの役割」についての討論会、STのMEMS事業部ジェネラル・マネージャであるBenedetto Vignaによる「MEMS市場の概要とビジネス・チャンス」に関する講演、さらに東芝PC開発センターのグループ・マネージャであるTsukazawa Hisao氏によって、「ノートPCにおけるMEMSの採用事例」についての講演が行われました。
STのMEMS事業部ジェネラル・マネージャであるBenedetto Vignaは講演の中で、次のように述べています。「2005年から2010年の5年間で約100%の成長が見込まれるMEMS市場は、半導体業界で最もエキサイティングな分野の1つであり、アグラテ工場で新たに操業を開始した最先端の製造ラインによって、この分野のSTのリーダーシップをさらに強化することができます。」
現在までに、STは約4000万ドルを投資して、従来の150mm(6インチ)製造エリアを最新鋭の200mm(8インチ) MEMS製造ラインに転換しました。現時点でおよそ1,300平方メートルのMEMSデバイス専用の新ラインでは100人以上が製造作業を行っており、カステレットを拠点とするMEMS研究開発活動のサポートも行います。このMEMS専用エリアは、市場の需要増に合わせて2,500平方メートルへとさらに拡張する予定です。
全世界のMEMS市場は2010年までに100億ドル規模に到達すると予測される中で(*)、STは拡大する市場ニーズに応えるべく革新的な加速度センサ、ジャイロスコープ、超小型マイク、圧力センサなど数億個にのぼるさまざまなMEMS製品部品を製造します。
* 米国市場調査会社インスタット社によるマーケット・リサーチ「Nexus and Yole Development」のデータをもとにSTが予測
【 STマイクロエレクトロニクスについて 】
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに半導体製品やソリューションを開発・提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、他社の追随を許さない高度なシリコン技術とシステムノウハウを擁しており、幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力との組合わせにより、SoC(システム-オン-チップ)技術に関し世界的リーダーとしての地位を確立しています。またSTの半導体製品は、市場における技術やシステムのコンバージェンス化を促進するために重要な役目を果たしています。STは、ニューヨーク証券取引所(NYSE:STM)、パリ証券取引所(Euronext Paris)とミラノ証券取引所に上場されています。2005年の売上は88.8億ドルで、純利益は2億6600万ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人: http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語): http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6018 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟18階
STマイクロエレクトロニクス(株)
MPAグループ
TEL:03-5783-8250 FAX:03-5783-8218
● 関連リンク
アジレント、スペクトラム・アナライザ向け測定機能を発表
業界初、アジレント・テクノロジーが、TD-SCDMAのHSDPA/8PSKに対応したスペクトラム・アナライザ向け測定機能を発表
アジレント・テクノロジー株式会社(社長:海老原 稔、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、自社の高性能スペクトラム・アナライザ「Agilent PSAシリーズ」向けに、業界で初めてTD-SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)規格でのHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)/8PSK(8-Phase Shift Keying:八位相偏移変調)に対応した測定機能を追加したことを発表、本日より販売を開始します。出荷開始は、2006年12月15日を予定しています。この測定機能は、研究開発エンジニア向けのものです。複雑なTD-SCDMAの信号に対して効率よく障害解析を行なったり、解析したりできるようになります。
TD-SCDMAは、中国における第3世代携帯電話の公式規格です。この技術は、TDMAと、スペクトラム拡散を用いるCDMA技術とを融合したものです。
アジレントのTD-SCDMA向けの新たな測定ソリューションは、2つの測定機能から構成されています。「Agilent E4445A オプション212 TD-SCDMA変調解析パーソナリティ」はTD-SCDMAの変調信号の品質の測定を行ないます。また、「Agilent E4445A オプション213 TD-SCDMA変調解析パーソナリティ用HSDPA/8PSK」はTD-SCDMA上でのHSDPA/8PSKチャネルの測定を行ないます。特長でもある合否判定機能に代表されるように、これらの測定機能はTD-SCDMA規格に適合しているかどうかを迅速に検証することができます。
アジレントのシグナル・アナリシス・ディビジョン担当副社長兼ジェネラルマネージャであるGuy Seneは次のように語っています。
「新たな通信規格に向けの測定ソリューションにおける革新的なリーダとして、当社は中国のTD-SCDMA市場にもソリューションを提供していくことをお約束いたします。この公約の具体的な表れとして、当社は、業界に先駆けてTD-SCDMA上でのHSDPA/8PSK解析機能を発表しました。今回発表の機能により、最先端の無線規格に携わる研究開発エンジニアの皆様は、TD-SCDMAの開発にも迅速に対応いただけるようになります。」
「Agilent PSAシリーズ スペクトラム・アナライザ」は、優れた解析帯域幅、柔軟性、スピード、確度、ダイナミックレンジを兼ね備え、最大50GHzまでの解析に対応したスペクトラム・アナライザです。これらに加え、PSAシリーズの特長として定評のあるワンボタン機能により、PSAシリーズは携帯電話や新しい無線通信規格、航空宇宙防衛関連に携わる研究開発および製造エンジニア向けの革新的かつ包括的なソリューションとなっています。
販売方針
*目標市場: TD-SCDMA規格携帯電話および基地局の研究開発部門向け
*販売価格(発表日時点での参考価格です):
Agilent E4445A PSAシリーズ スペクトラム・アナライザ 622万円
オプション212 TD-SCDMA変調解析パーソナリティ 470,758円
オプション213 TD-SCDMA変調解析パーソナリティ用HSDPA/8PSK 353,069円
*販売開始日: 本日
*出荷開始予定時期: 2006年12月15日
詳しい情報は以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.com/find/psa
製品写真は以下のウェブサイトからダウンロードいただけます。
http://www.agilent.com/find/PSA_TDSCDMA_image
アジレント・テクノロジーについて
アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス、化学分析市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。19,000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2006年度、50億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp
お客様からのお問い合わせ先:
計測お客様窓口 電話:0120-421-345
● 関連リンク
NTISなど、継続的な改善を実現する内部統制対応ソリューション「CGAA/IC」を発表
プロセス改善により、継続的な運用、監査コストを削減する
内部統制対応ソリューション「CGAA/IC(Internal Control)」を発表
NECトータルインテグレーションサービス株式会社(本社:東京都港区、社長:奥 峰夫、以下 NTIS)とIDSシェアー・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:力 正俊、以下 IDSシェアー)は本日、金融商品取引法、所謂日本版SOX法に素早く対応し、継続的な改善を実現するための内部統制対応ソリューション「CGAA/IC(Internal Control)」を発表しました。CGAA/ICは、NTISの業務プロセスを見える化する手法「CGAA/ARIS」と、IDSシェアーのビジネスプロセスマネジメント(以下BPM)ツール「ARIS」を一体化したソリューションです。提供はNTISより本日開始され、中堅の上場企業を対象に、今後3年間で54システム(5億円)の販売を目指します。価格は1システムあたり7百万円からです。
NTISの「CGAA」は、企業の高度な要求に対応するソリューションの提供を実現し、2002年の提供開始以降40システムの販売実績を有しています。2005年には、顧客企業が自社の業務に最適なシステムを構築するための手段として上流の企画フェーズにARISを採用し、CGAA/ARISの提供を開始いたしました。CGAA/ARISのBPM手法により、企業の業務の現状分析を行い、最適なプロセスへ改善した上で開発運用フェーズまでつなげる開発方法論、管理手法、構築基盤などを提供してきました。
このたびのCGAA/ICでは、このBPM手法によるシステム構築で培ったノウハウを、さらに内部統制にフォーカスした形でARISの上に展開し、新たに以下の機能を実現いたしました。
1.「内部統制文書化ガイド」として、コンサルティングノウハウをARIS上にコンテンツ化した。これに従うことで、自社で文書化の作業を進めることができる。
2.業務プロセス(人・物・金・情報の流れ)をコンピュータ上で構造的に可視化・一元管理することができる。これにより、自社のルール、規程との乖離や職務分離の有効性など、内部統制の視点において、無理や矛盾を検出して最適な業務プロセスを設計できる。
3.業務の機能・流れをパターン化したもの(業務テンプレート)を用意し、一般的に財務報告に関わり、内部統制の対象とされる業務プロセスの範囲を示す。また同テンプレートを業務プロセスの粒度を示す参考モデルとして活用することで、自社の業務のモデリングを短期間に整備できる。
4.業務モデリングの出力情報から、外部監査人が求めるフォーマットでリスクコントロールマトリックス表を自動的に生成できる。
5.業務モデリングから内部統制の文書化による成果物(リスクコントロールマトリックス等各種帳票)まで一元管理が可能。
6.業務モデリング上でリスク、統制、テストの情報が定義・管理されるため、組織変更にも素早く 対応し、結果をテストツールに反映できる。
現在、内部統制対応と銘打つ様々なツールが、文書化フェーズ及び運用テストフェーズにおいて、それぞれの特長を活かしたマーケティングを展開しています。
しかし、それぞれのフェーズにおいて、別々のツールを用いることにより、情報の引継ぎや連携が見過されているのも事実です。文書を個々のツールで作成していることで 初年度の成果物を今後毎年繰り返されていく運用や改善に有効に活用できないという現状があります。
NTISではこうした課題を解決するため、IDSシェアーと提携し、文書化と運用テストを一貫して実施することのできる「ARIS Platform」上で実現するCGAA/ICを、ソリューションとして提供します。これにより企業は、自社の内部統制プロジェクト立ち上げ時の負荷を軽減し、内部統制の改善活動を効果的かつ継続的に行うことが可能になります。
■CGAA/IC のターゲット
・法制化による内部統制対応が求められる大手、中堅の上場企業
・法制度対応のコストをビジネスプロセスの改善による企業の独自性、競争力強化の機会と捉える企業
以 上
※CGAAは日本国におけるNECトータルインテグレーションサービス株式会社の登録商標です。
ARISはIDS Scheer AGの登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
※用語/略語
CGAA:(Class of General Available Application)
ARIS:(Architecture of Integrated Information System)
BPM:(Business Process Management)
ビジネスプロセスマネジメント。「分析」「実行」「評価」「改善」というマネジメントサイクルで継続的にプロセス改善を遂行しようというコンセプト。複数の業務プロセスや業務システムを見直し、最適なプロセスに統合・制御・自動化して、改善を続けていく取り組み。
■NECトータルインテグレーションサービス株式会社 概要(2006年10月末現在)
名 称:NECトータルインテグレーションサービス株式会社
所在地:東京都港区芝 5-37-8 住友三田ビル
代表者:代表取締役社長 奥 峰夫(おく みねお)
設 立:1974年3月9日
資本金:4億円
従業員:350名
事業内容:
・システムインテグレータとして、よりユーザーニーズに立脚したソリューションの提供
・システム関連機器、用品、その他付帯機器の販売
・ソリューション開発、運用、サポート、保守および各種サービスの提供
・アウトソーシング
主な製品:
・「CGAA」
・生鮮卸売業向けシステムパッケージ「New FISH」
・財務会計/人事給与システムパッケージ「OFFICE HARMONY/LITE」
ホームページ:http://www.ntis.co.jp/
■IDSシェアー・ジャパン株式会社 概要(2006年11月現在)
名 称:IDSシェアー・ジャパン株式会社
所在地:東京都千代田区大手町1-7-2東京サンケイビル 15F
代表者:代表取締役社長 力 正俊(ちから まさとし)
設 立:1998年2月1日
資本金:9,900万円
従業員:約60名
事業内容:
・ARIS製品の販売
・プロダクトコンサルティング
・ビジネスコンサルティング
主な製品:「ARIS Platform」
ホームページ:http://www.ids-scheer.co.jp/
<問合せ窓口>
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コネクトテクノロジーズ、携帯サイト向け検索エンジン最適化コンサルティングサービスを開始
モバイル検索エンジン最適化コンサルティング
「コネクトモバイルSEO」のサービス提供開始に関するお知らせ
携帯電話向け開発事業を展開している株式会社コネクトテクノロジーズ(以下、コネクト、本社:東京都新宿区新宿4-3-17 ダヴィンチ新宿ビル6F、代表取締役社長:加来 徹也)と無料掲示板サービスを提供しているミクル株式会社(以下、ミクル、本社:東京都港区六本木4-8-7 六本木三河台ビル7F、代表取締役社長:福井 直樹)は、このたび携帯サイト向け検索エンジン最適化コンサルティング「コネクトモバイルSEO」のサービス提供を開始致します。なお、当社業績へ与える影響につきましては、詳細が判明次第開示を行う予定でございます。
■“SEO”について
“SEO”とは「Search Engine Optimization」の略であり、様々なアプローチから各種検索エンジンに対する最適化を行うことで、サイトへのトラフィック増大を図る手法です。
■目的
既に携帯電話ユーザの半数以上が検索エンジンの利用経験があり(*1)、また本年度後半より携帯電話キャリア各社でも検索サービスが開始されたことで、携帯サイト向け検索エンジンの最適化が大きくクローズアップされ、市場ニーズも急速に高まっています。
携帯電話関連のトータルソリューション提供を通じてノウハウを蓄積してきたコネクトは、PC向け検索エンジン最適化のノウハウを有するミクルとの協業によって携帯サイト向け検索エンジン最適化のコンサルティングを提供し、サービスラインナップのより一層の充実を図ります。
*1:ケイタイ2.0調査報告書2006 インプレスR&D インターネット生活研究所
■概要
コネクトの考えるモバイルSEOとは、検索順位表示アップの検索エンジン対策に加え、キーワードを主としたモバイルマーケティングの視点からより効果的な集客スキームをご提案することを目的としています。
PCとモバイルのSEOの違いとしては、PCのSEOの方法論をベースにしつつも、文字数の制限等モバイルサイトならではの特徴や、モバイル検索エンジンのロジックとの相違点、そして、公式サイトと勝手サイトに二分されるモバイルサイトのビジネスモデルや、最大手のキャリアが採用した複数検索エンジンモデルへの対応など、モバイルビジネスの特異性を押さえたコンサルティングをご提供致します。
【 サービス内容・ご提供の流れ 】
本サービスでは、下記のプログラムをトータルとしてご提供致します。
○Setp1:戦略立案
お客様のサイトのSEO現状分析、および競合サイト動向検証の上、適切なキーワードの選出など、基本戦略の立案
○Setp2:ページ構造最適化のご提案
基本戦略に基づき現状のサイト構造の分析、およびページ構造最適化の提案
○Step3:施策実施
外部リンク登録、お客様によるページ製作など
○Step4:効果測定・月次レポート提出
1ヶ月~6ヶ月
○当社独自のオプションサービス
本サービスにあわせて、携帯電話向け総合検証サービス“コネクト・テストラボ”サービスとのご提供や、3キャリア対応携帯サイト構築向けサーバー用パッケージソフトウェア“MobileSiteworks(TM)”による総合的なサイト構築などのご提供も可能です。
詳細については、下記よりお問い合わせ下さい。
< お問い合わせ先 >
株式会社コネクトテクノロジーズ 営業窓口
TEL:03-5368-5525
FAX:03-5368-5521
E-mail:sales@connect-tech.co.jp
プラネックス、持ち運びに便利な携帯用の巻取り式LANケーブルを発売
ストレート/クロス両対応
巻取り式LANケーブルを発売
プラネックスコミュニケーションズ株式会社(代表取締役社長:久保田克昭、本社:東京都渋谷区、JASDAQコード 6784)は、旅行や出張などの持ち運びに便利な携帯用の巻取り式LANケーブル(UTP-RL6E15)を12月下旬より全国の主要代理店およびPLANEX Directを通じて発売いたします。なお、この製品の発売につきましては、当期業績予想に折り込み済みとなっております。
【 主な特長 】
◆必要に応じてストレート/クロスケーブルを選んで使えます。
◆カテゴリ6対応により、ギガビット通信が可能です。
◆延長ケーブルとしても利用が可能です。(ストレート・最長約1.3m)
◆巻取り式なので、ケーブルの両端を引っ張るだけで簡単にケーブル長を調節できます。
◆生産から廃棄処分にいたる製品のライフサイクルにおいて、人の健康や環境への負荷を最小限に抑えることを目的としているRoHS指令にも対応しております。
【 読者からのお問い合わせ窓口 】
0120-415-976
ユーザ直販ページ PLANEX Direct 0120-415-978
http://direct.planex.co.jp/
*製品仕様などは、添付資料をご参照ください。
プラネックス、モバイル機器に対応したUSB充電ケーブル「充電万能」シリーズを発売
モバイル機器(携帯電話/ゲーム機) USB充電ケーブル
「充電万能」シリーズを発売
プラネックスコミュニケーションズ株式会社(代表取締役社長:久保田克昭、本社:東京都渋谷区、JASDAQコード6784)は、各種携帯電話、ゲーム機に対応した4種類のUSB充電ケーブル(BN-3GD-C/BN-3GD-CL/BN-3GA-C/BN-E2-C)及び、USBモバイルACアダプタ充電器(PL-UCHG01)を12月下旬より全国の主要代理店およびPLANEX Directを通じて発売いたします。なお、この製品の発売につきましては、当期業績予想に折り込み済みとなっております。
【 主な特長 】
充電万能「USBモバイル充電器」
■ 軽量小型のUSBモバイル充電器
軽量でコンパクトだから旅行や出張などに最適です。
■ 豊富な対応機器
ACアダプタが標準で付属していないiPodで利用することができます。また、別売りのケーブルと組み合わせることで各種携帯電話を充電する事ができます。
■ RoHS対応
生産から廃棄処分にいたる製品のライフサイクルにおいて、人の健康や環境への負担を最小限に抑えることを目的としているRoHS指令に対応しております
「充電万能」USBモバイル充電器
製品型番:PL-UCHG01(JANコード 4941250159284)
発売時期:12月下旬
価 格:オープンプライス
【 充電万能 USB充電ケーブルシリーズ(全4種) 】
(※ 関連資料を参照してください。)
< 読者からのお問い合わせ窓口 >
0120-415-976
< ユーザ直販ページ >
PLANEX Direct 0120-415-978
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● 関連リンク
プラネックス、世界140か国以上で使えるマルチ電源形状変換プラグを発売
「電源万能」
全世界対応マルチ電源変換プラグを発売
プラネックスコミュニケーションズ株式会社(代表取締役社長:久保田克昭、本社:東京都渋谷区、JASDAQコード 6784)は、世界140ヶ国以上で使えるマルチ電源形状変換プラグ(PL-PWCHG01)を12月下旬より全国の主要代理店およびPLANEX Directを通じて発売いたします。なお、この製品の発売につきましては、当期業績予想に折り込み済みとなっております。
【 主な特長 】
◆海外旅行・出張の必需品、マルチ電源コンセントです。
◆世界140ヶ国以上の電源コンセントに対応させることができる変換アダプタです。
対応国は弊社Webサイトをご覧下さい。(http://www.planex.co.jp)
◆突起部分を折りたためるので、コンパクトに収納が可能です。
【 読者からのお問い合わせ窓口 】
0120-415-976
ユーザ直販ページ PLANEX Direct 0120-415-978
http://direct.planex.co.jp/
*製品仕様などは添付資料をご参照ください。
理化学研究所など、「ファイ中間子」の質量が高密度下での減少を確認
「ファイ中間子」の質量が高密度下で減少することを世界で初めて確認
- 質量の起源の解明に大きな一歩 -
◇ポイント◇
・原子核内という高密度環境の下で測定
・ファイ中間子の質量が原子核内では約3%減少し、寿命は約1/4に
・宇宙創成時にゼロであった素粒子が質量を獲得した機構を明らかにする大きな一歩
独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK、鈴木厚人機構長)、国立大学法人京都大学(尾池和夫総長)、国立大学法人東京大学大学院理学系研究科附属原子核科学研究センター(CNS、大塚孝治センター長)で構成される研究チーム※1(実験責任者:延與秀人(えんよひでと)(理研 主任研究員))は、「ファイ中間子※2」の質量が原子核内部という高密度下で減少することを世界で初めて測定しました。
物質が質量をもつことは自明ではなく、宇宙創成時の超高温・高密度状態においては素粒子の質量はゼロであったと考えられています。このことを実験的に示すため、高温または高密度状態下での素粒子の質量減少を測定する実験が世界各地で試みられています※3。
本研究チームは、通常の原子核の内部が質量減少を検証するのに十分な高密度になっていることに着目し、原子核内部でファイ中間子の質量を測定することにより、高密度下での質量減少を検証しました。KEKの12GeV陽子加速器から引き出した陽子ビームを銅や炭素などの原子核標的に照射することによってファイ中間子を原子核の内部に生成し、その質量をファイ中間子の崩壊生成物である電子・陽電子ペアを用いて測定した結果、ファイ中間子の質量が原子核内で減少することを確認しました。今回の研究により、高密度状態下での素粒子の質量減少が実験的に確立されました。これは素粒子の質量獲得機構の理解に大きく貢献する実験結果です。
本研究成果は、米国科学誌『フィジカル・レビュー・レターズ』のオンライン版に近く掲載予定です。
1.背 景
全ての物質は陽子・中性子でできた原子核と、その周りを回る電子から構成されています。電子は原子核と比べて質量が非常に小さいので、身の回りの物質の質量のほとんどは、陽子・中性子の質量であるということができます。この陽子・中性子は、さらに小さな「クォーク」と呼ばれる要素が3つ集まってできています。すると、陽子・中性子の質量は約1000MeV/c2※4であることから、クォーク1つの質量は300MeV/c2程度であることが予想されます。
一方、物理法則を記述する最も基本的な理論である「標準理論」では、素粒子はヒッグス機構※5によって質量を獲得するとされています。しかし、「ヒッグス機構」によって獲得されるクォークの質量はわずか5~8MeV/c2程度であり、単純に3つ足し合わせても陽子・中性子の質量のわずか2%程度しか説明できません。ヒッグス機構だけでは、クォークが結びついてできる陽子や中性子などの質量を説明するには十分ではないのです。
このクォークの大きな質量の起源については、今までにさまざまな実験的・理論的研究が行われてきました。現在、理論的にはクォークの大きな質量は次のような仕組みで獲得されたと考えられています。
物質の周りをとりまく真空は、実は何もない空っぽの空間ではなく、反クォーク・クォークの対がぎっしりと詰まっています。これを「クォーク凝縮」と呼びます。クォークが真空中を進む際には、このクォーク凝縮の海をかき分けるようにして進んでいかなければならないため、約300MeV/c2という大きな質量が発生するのです。クォーク凝縮はビッグバンによる宇宙創成直後の超高温・高密度状態においては存在しませんでしたが、その後の宇宙の急激な膨張・冷却の過程で真空中に生じました。
もしこの理論的描像が正しいのならば、クォーク凝縮の量が少ない高温・高密度状態では、陽子・中性子や中間子などのハドロン(クォークが3つまたは2つ集まってできている粒子の総称)の質量が減少すると予想されます。研究チームは、このような理論予想を実験的に検証するため、原子核という自然に存在する高密度状態を用いて実験を行うことを考えました。つまり、ファイ中間子というクォーク2つからなるハドロンの質量が、真空中と原子核内とを比べてどのように変化するのかを測定することにしました。
ファイ中間子は、似たような質量と性質を持つほかの粒子がなく、しかも幅の狭い質量分布※6を持つので、質量変化についてあいまいさのない議論ができるという大きな利点があります。
2.実験手法
実験はKEKの陽子シンクロトロンを用いて行われました。12GeVに加速された陽子を照射することにより、銅や炭素などの標的原子核の内部にファイ中間子がある一定の確率で生成されます(図1上)。生成されたファイ中間子は飛行していきますが、約1.5×10-22秒という寿命ののちに崩壊します(図1中)。
本実験では、ファイ中間子の質量をその崩壊生成物である電子・陽電子ペアを用いて測定しました(図1下)※7。ファイ中間子の真空中での質量については、過去に行われた電子と陽電子の衝突実験などによってよく測られているので、そのデータと比較しました。
ファイ中間子は崩壊するまでのあいだ、原子核内部を飛行していきますが、速度の大きいファイ中間子は崩壊するまでに原子核の外に出て、真空中での質量に戻ってしまいます。速度の小さいものほど崩壊時点まで原子核内部にとどまる確率が大きくなります。また、標的として大きな原子核を用いるほど、原子核内部でファイ中間子が崩壊する確率が大きくなります。
原子核内でファイ中間子が崩壊した場合、電子・陽電子ペアは周りの原子核物質をつき抜けて外に出てくるわけですが、もし電子・陽電子が原子核物質によって散乱されてしまった場合、親粒子であるファイ中間子の質量についての情報が失われてしまいます。ところが電子・陽電子は原子核物質との相互作用が小さいため、このような散乱の効果を非常に小さく抑えることができます。
図2に、観測が期待される質量分布のシミュレーション結果を示します。生成されたファイ中間子のうち、真空中で崩壊したものの分布(図2上右)は、従来測られているファイ中間子の分布です。原子核内部で崩壊したものは変形した分布(図2上左)を持つ可能性があり、この変形の測定が本実験の目的です。ファイ中間子の全てが原子核内部で崩壊するわけではないので、観測される分布は既知の分布と変形した分布の重ね合わせ(図2下)になります。
研究チームは、このような質量分布の変化を測定するため、電子・陽電子ペアを識別し、その運動量を測定するスペクトロメータ(検出器群)をKEKに建設しました(図3)。前述のように、ファイ中間子の質量測定に電子・陽電子ペアを用いることで、原子核内部でのファイ中間子の質量情報が散乱によって失われることなく測定できるのですが、電子・陽電子測定には様々な難しさが存在します。まず、陽子ビームを原子核標的に照射した際にそもそもファイ中間子が生成される確率が小さく、さらに生成されたファイ中間子のうちの0.03%しか電子・陽電子ペアに崩壊しないため、ファイ中間子以外からの電子・陽電子(バックグラウンドと呼ぶ)をできるだけ抑制した実験を行わなければなりません。用いる原子核標的が厚いとバックグラウンドが増えてしまうため、非常に薄い標的を用い、また統計量を稼ぐために強度の大きな陽子ビームを照射して実験を行いました。さらに、陽子を原子核に照射すると大量のパイ中間子が発生するため、その中から電子・陽電子を精度よく識別する必要があります。このため、電子・陽電子識別装置を2段または3段構えに配置し、パイ中間子除去能力が高い構成としました。また、速度の小さいファイ中間子の崩壊によって生まれる電子・陽電子ペアを効率よくとらえるために、スペクトロメータは広い角度をカバーする必要があります。加えて、ファイ中間子の小さな質量変化を測定するためには、電子・陽電子の運動量を高精度で測定する必要があります。研究チームはこれらを実現し、電子・陽電子ペア崩壊を用いたファイ中間子の質量測定としては世界最高の精度を達成しました。
このスペクトロメータの建設は1996年から、実験は1997年から開始され、2002年3月にデータ収集を終えました。収集した約2.3テラバイト※8の大容量データを、主にRIKEN-CCJ(RIKEN PHENIX Computing Center in Japan)及びRSCC(RIKEN Super Computer Cluster)を用いて解析することにより、ファイ中間子の質量に関する情報を引き出すことができました。
3.実験結果
図4の赤い点が今回の実験で得られたファイ中間子の質量の分布を表すデータ点を表します。青い線はファイ中間子が原子核物質の影響を受けずに崩壊した場合の既知の分布です。左図は標的原子核として比較的大きな銅原子核を用いた場合、右図は、比較的小さな炭素原子核を用いた場合の結果です。ここでは、速度の小さなファイ中間子のみを選んで観測しています。左図をみると、ファイ中間子の真空中崩壊のピークの左側、つまり低質量側に、既知の分布の形では説明できない超過成分が観測されています。この超過成分は、もともと青い線で描かれる形を持っていたファイ中間子の一部が変形して形作っていると考えられます。炭素原子核を用いた右図ではこの超過が見られないことは、この超過が原子核内部で崩壊したファイ中間子によって形作られていることを示します。
また、図4は速度の小さなファイ中間子のみを選んで観測した場合の結果ですが、速度の大きなファイ中間子を選んでみると、この超過成分が少なくなることもわかりました。原子核標的が小さい、または速度の大きいファイ中間子を選んだ場合、ファイ中間子が原子核の外に出てから崩壊する割合が大きくなることから、観測されるファイ中間子の質量変化は小さくなると予想されます。今回得られた結果はこの予想と一致しており、観測された超過成分がファイ中間子の原子核内崩壊によって形成されたものであることを支持します。
原子核内での質量変化に対するモデルを取り入れて詳細にデータを解析した結果、ファイ中間子の質量が原子核内で約3%減少し、加えて寿命が約1/4に短くなっているという結論を得ました。この質量減少は、初田・リーによる、クォーク凝縮によってハドロンの質量が生み出されているという前提に基づいた理論予想※9とよく一致しています。
本実験では、物質の質量の高密度中における変化を直接とらえることを目的とし、これに成功しました。従来、ファイ中間子を原子核標的内に生成してその質量を測定する実験は数多く行われていますが、主に質量の測定の精度や統計量の不足、またはファイ中間子が原子核内部から真空中に飛び出してしまった後に質量を測定していることにより、質量変化を観測した例はありません。本実験で得られた結果は、高密度中でのファイ中間子の質量減少を直接測定した世界初の結果です。
4.今後の期待
本実験で得られた「ファイ中間子の質量が原子核内という高密度状態下で減少する」という結果は、宇宙創成直後の超高温・高密度状態の下では物質の質量がほぼゼロであったという理論予想を支持するものであり、この世界の物質の質量が生まれてきた機構を明らかにする上で大きな一歩を踏み出した貴重な実験結果といえます。
今後は、さまざまな密度・温度の媒質の中で、物質の質量がどのような振る舞いを見せるのか系統的に研究していくことが重要になります。現在茨城県東海村において建設中であるJ-PARC実験施設では、本実験の約100倍もの高統計データを収集し、ファイ中間子の原子核内での質量変化についてより精密な結論を出すことを目指す計画が進行中です。さらに、大きな原子核同士を正面衝突させることによって超高密度状態をつくりだす可能性についても議論されています。また、理研仁科加速器研究センター延與放射線研究室も参加している米国ブルックヘブン国立研究所・RHIC加速器における高エネルギー重イオン衝突実験では、陽子の中のクォークがばらばらにとびまわる「クォーク・グルーオン・プラズマ」ができるほどの超高温状態が実現していることを示唆する実験結果が得られています。このようなさまざまな環境下での中間子の質量を測定していくことにより、物質の質量の起源についての理解が近い将来急速に深まっていくことが期待されています。
< 補足説明 >
※1 研究チーム
論文著者は以下の日本人26名。(所属は実験参加時の所属。順不同。)
理化学研究所
延與秀人、成木恵、武藤亮太郎、田原司睦、四日市悟
高エネルギー加速器研究機構
千葉順成、家入正治、佐々木修、関本美知子、田中万博
京都大学
舟橋春彦、深尾祥紀、北口雅暁、石野雅也、神田浩樹、三原智、宮下卓也、三輪浩司、村上哲也、
名倉照直、佐久間史典、外川学、山田悟、吉村善郎
東京大学CNS
浜垣秀樹、小沢恭一郎
※2 ファイ中間子
ファイ中間子は、ストレンジクォークと反ストレンジクォークという2つのクォークが結びついて出来た素粒子。真空中での質量は約1019MeV/c2であり、生成されてから約1.5×10-22秒の寿命ののちに崩壊する。大部分はK中間子・反K中間子対に崩壊するが、約0.03%のファイ中間子は、電子・陽電子対に崩壊する。本実験ではこの電子・陽電子対を検出してファイ中間子の質量を測定する。
※3 世界のその他の実験
早野教授(東大)が率いる東京大学、理化学研究所を中心とした研究グループは、パイ中間子が原子核に深く束縛している基底状態を生成、観測した。この状態のエネルギーを調べることでパイ中間子と原子核の間の相互作用を精密に決定し、クォーク凝縮が原子核内で減少することを示す結果を得た。
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/info/hayano.html を参照。
そのほかにボン大学ELSA加速器におけるTAPS検出器を用いた実験、欧州合同素粒子原子核研究機構(CERN)のSPS加速器におけるNA45実験、米国ブルックヘブン国立研究所のRHIC加速器におけるPHENIX実験、STAR実験などがある。
※4 MeV/c2
質量の単位。1MeV/c2はおよそ1.7×10-30kg。
※5 ヒッグス機構
物理法則を記述する最も基本的なものは「標準理論」として知られている。この理論では、あらゆる粒子の「本来の」質量はゼロでなければならない。現実の粒子の多くは質量を持つことを説明するため、ヒッグス機構においては、真空中は「ヒッグス場」によって満たされていると考え、ヒッグス場と相互作用する粒子は真空中を進む際に抵抗を受けるため、質量を持つことになる。
※6 質量分布
不安定な(ある寿命で崩壊する)素粒子の質量は一定ではなく、図2の図右上の青いラインのように幅をもって測定される。この形のことを質量分布と呼ぶ。この幅は、粒子が本来持っている「崩壊幅」と呼ばれるものと、測定精度によって決まっている。崩壊幅は粒子の寿命と反比例の関係にあり、寿命が長いものほど狭い幅を持つ。(つまり安定な粒子の質量は一定と考えられる。) 実際の測定においては、崩壊幅で決まる形がさらに測定精度によって広がった形が観測されることになる。原子核内部での中間子の質量の変化は、この形の変化として測定される。
※7 質量測定の原理
ファイ中間子は電子と陽電子のペアに崩壊するが、ファイ中間子の質量は約1000MeV/c2であるのに対し、電子と陽電子の質量はあわせて1MeV/c2程度。この質量の差はエネルギーとなって電子と陽電子に分け与えられ、電子と陽電子はそのエネルギーに対応する運動量を持って飛び出す。ファイ中間子の質量が減れば、その分だけ電子と陽電子に与えられる運動量が減る。この電子・陽電子ペアの運動量を測定することで、親の粒子であるファイ中間子の質量を測定することができる。
※8 テラバイト
情報量の単位。TBと表記する。テラ(tera)は1兆倍(1012)倍を表わす接頭語。1TB=1,024GB(ギガバイト)。
※9 初田、リーの理論予想
1992年に初田教授(東大)、Lee教授(Yonsei大)によって発表された、中間子の質量変化に対する計算結果(Physical Review C46, R34(1992))。クォークとそれらの間の相互作用を記述する理論を量子色力学(QCD)と呼ぶ。初田、リーはロー中間子、オメガ中間子、ファイ中間子の質量が密度の変化に対してどのように変化するのかをQCDに基づいて計算し、ファイ中間子の質量が密度に比例して減少し、原子核内では1~4%減少することを予言した。
図1 実験の原理の概略
図2 観測が期待される質量分布のシミュレーション結果
図3 本研究の実験装置の概要
図4 実際に観測された質量分布
(※ 関連資料を参照してください。)
三井物産、ブラジルのサンパウロ地下鉄4号線建設・運営事業に参画
ブラジル/サンパウロ地下鉄4号線PPP事業への参画のこと
当社は、Campanhia de Concessaoes Rodoviarios(本社サンパウロ市、以下「CCR社」)が、サンパウロ州政府より受注したサンパウロ地下鉄4号線建設・運営事業に事業参画することを決定しました。
11月29日、CCR社が本事業を行うために設立した事業会社(以下、「事業会社」)とサンパウロ州政府との間で、本事業の事業契約が締結されました。当社は、これを踏まえ今後必要な諸手続きを経て事業会社の株式を取得し、事業参画する予定です。
サンパウロ州政府は、サンパウロ地下鉄(合計4路線60.2km。利用者数約2百万人/日)の新線4号線の建設を計画(サンパウロ市内Luz駅-Vila Sonia駅間12.8km、11駅)、現在世銀・JBICの支援を得てトンネル工事、駅舎、軌道、変電・通信システムなど合計約7億ドルのインフラ部分の建設を行っています。本事業は、サンパウロ州政府のPPP(官民パートナーシップ)に基づき、事業会社が合計約5億ドルの電車・信号システムを調達・保有し、4号線の運営・保守を30年間に亘り行なうものです。
地下鉄4号線は2008年末の開業を予定しております。開業後は約75万人/日の利用者が見込まれ、急成長を続ける南米最大の都市サンパウロ市の更なる経済発展に不可欠な交通インフラ整備また、深刻化するサンパウロ市の環境問題の改善にも大きく貢献するものと期待されています。また、本事業は、ブラジルPPP法に基づく初めてのPPP案件としてブラジル国内でも大きな注目を集めております。
当社は、今後北米・アジアなどでもPPP交通事業が拡大するとみており、電力を含む有望なインフラ事業分野の一つとして積極的に推進する方針としています。
サンパウロ地下鉄路線図
※添付資料を参照
ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。
● 関連リンク
キングレコード、3キャリア対応の音楽コンテンツ「すたちゃまにあ mobile」を開設
スターチャイルド・レーベル・コンテンツ配信
3キャリア対応携帯公式サイト「すたちゃまにあmobile」プレオープンのお知らせ
音楽/映像ソフト制作ディストリビューションの総合企業、キングレコード株式会社(本社:東京都文京区、小池 武久社長)は、スターチャイルド・レーベルとして保有する膨大なアニメーション・ミュージック・コンテンツの効率的な運用を目指し、NTTドコモ、KDDI/au、SoftBankの3キャリア対応携帯公式サイト「すたちゃまにあ mobile」を12月7日(木)にプレオープンします。
携帯サイト「すたちゃまにあmobile」はWebサイト「すたちゃまにあ」の携帯バージョンとして誕生した総合携帯コンテンツ・サービスです。「着うた(R)」「着うたフル」を中心としたコンテンツのダウンロード販売、および人気作品や楽曲に関する最新情報を提供する無料コンテンツの「アニメ作品情報」いう2つのサービスより構成されています。
ダウンロード販売メニューは「着うた(R)」「着うたフル」(1000曲前後を予定)をメインコンテンツに、「着ボイス」や「待ち受け画像」なども順次配信し、アニメファンの携帯を彩ります。また配信楽曲の作品情報なども充実していきます。各キャリア公式メニューには、「着うたアニメカテゴリ」、「着うたフルアニメカテゴリ」の2カテゴリに掲載、6サイトでの新規展開となります。
「アニメ作品情報」はスターチャイルド所属アーティストの新譜紹介やイベント・ツアー情報など、ファンの知りたい情報をアップします。さらにアーティストのブログやなども公開するほか、様々な特集企画など携帯向けコンテンツを充実していく計画です。
▼携帯公式サイト「すたちゃまにあmobile」の主なメニュー
●着うた:着うた(R)・着ボイス・着ムービーなどのダウンロード販売
●アーティスト/アニメ情報:所属アーティストの最新イベント・ツアー・新譜情報を配信
●特集:その時期一押しのアーティストをピックアップ
●ブログ:人気の堀江由衣、angelaのブログ他、Webmasterが最新情報をお届けする「突撃レポート」ブログも。
▼携帯キャリア公式サイト(着うた)
●NTTドコモ:iMenu→メニューリスト→着うた→キャラクター・アニメ・ゲーム→すたちゃまにあ mobile
●KDDI/au:トップメニュー→カテゴリで探す→着うた→アニメ・ゲーム→すたちゃまにあ mobile
●Soft Bank:メニューリスト→着うた・ビデオ・メロディ→着うた→映画・CM・アニメ→すたちゃまにあ mobile
▼携帯キャリア公式サイト(着うたフル)
●NTTドコモ:iMenu→メニューリスト→着うたフル→キャラクター・アニメ・ゲーム→すたちゃまにあ mobileフル
●KDDI/au:トップメニュー→カテゴリで探す→着うたフル→アニメ・ゲーム→すたちゃまにあ mobileフル
●Soft Bank:メニューリスト→着うたフル→映画・CM・アニメ→すたちゃまにあ mobileフル
アクサ生命とウインタートウル・スイス生命、アクサジャパンホールディング傘下で経営統合
アクサ生命とウインタートウル・スイス生命の持株会社下での経営統合について
~アクサ、日本における生命保険事業を拡大、資産規模が5兆2千億円に~
2006年6月14日に合意されたAXAによるウインタートウル・グループ買収(2006年12月末までに完了予定)に伴い、アクサ生命保険株式会社(本社:港区、代表取締役社長:ポール・サンプソン、以下「アクサ生命」)とウインタートウル・スイス生命保険株式会社(本社:新宿区、代表取締役社長:ウルリッヒ・ブランケン、以下「ウインタートウル・スイス生命」)は、アクサジャパンホールディング株式会社(以下「アクサジャパンホールディング」)傘下で経営統合を行ないます。これによってアクサの日本における生命保険事業は更に拡大し、総資産で約5兆2千億円となります。
この経営統合では、AXAのクレディ・スイス・グループからのウインタートウル・グループ株式の取得手続き完了を前提に、2007年3月末までにアクサジャパンホールディングがウインタートウル・スイス生命の全株式を取得し、同社を100%子会社化します。
さらに持株会社傘下において、アクサ生命とウインタートウル・スイス生命は顧客基点でビジネスモデルを再構築し、日本におけるAXAのプレゼンスの向上と事業基盤のさらなる発展を目指します。
新体制においては、専属営業社員、法人営業、代理店営業をアクサ生命に集約します。これによってアクサ生命の専属営業社員チャネルは総勢6,000人超の陣容となり、登録代理店数も3,300店と、特に大都市圏での営業体制が大幅に強化されます。
また、現ウインタートウル・スイス生命は「アクサフィナンシャル生命保険株式会社」(仮称)となり、今後も成長が見込まれる金融機関を通じた保険販売のビジネスモデルにフォーカスして、金融機関をパートナーにお客さまの豊かな資産形成をサポートしてまいります。
この再編は、当局の認可を前提としたもので、2007年中をめどに新体制での業務開始を目指します。
アクサ生命の代表取締役社長、ポール・サンプソンは、次のようにコメントしています。「アクサ生命とウインタトウル・スイス生命のビジネスモデルは、顧客基盤、販売チャネル、商品ラインなどの面で相互補完性が高い。今回の経営統合を通じて創出されるシナジーによって、我々の主要ターゲットであるリタイアメントマーケットや中小企業マーケットにおける浸透力を大幅に強化し、より収益性の高い成長を実現することができる。」さらに、「この統合を契機に、アクサは日本における生命保険事業の経営基盤をより強固にし、グループが世界で培った保険と資産運用のノウハウ・経験を活用して拡大するマーケットのビジネスチャンスを捉え、有機的成長を加速させていく。」と述べています。
なお、アクサ生命、ウインタートウル・スイス生命ともに、ご契約いただいているお客さまの契約条件等に一切変更はありません。
■統合スケジュール(予定)
2006年12月中:
クレディ・スイス・グループからAXAへのウインタートウル・グループの全株式譲渡。
2007年3月末まで(予定):
アクサジャパンホールディング、ウインタートウル・スイス生命を100%子会社化。
2007年中を目処に:
アクサジャパンホールディング傘下の生保2社の組織体制等を再編成。